MRI検査を受けてきた。閉所&爆音攻撃に耐えるのだ。

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IMG_8144婦人科系の病気持ちなんですが、今回初めてMRI検査を受けてきました。

MRIは初めて受ける検査です。
よくテレビとかでは見かけますが、自分の輪切りのお腹が見られるの楽しみなような怖いような。

当日は朝一に予約して行きました。
検査着に着替えて、金属類を全く身に着けていないことを念入りに確認されました。
ネックレスはもちろん、ピアスとかもつけてないですね?ボディピアスもないですね?!と何度も聞かれました。
まあ、へそピアスとか、まずいよね…。
(結構付けたままでやってしまう人がいるそうです)

検査室に入ると、最初から部屋の中は一定の「とんとんとんとんとんとん…」という大きめの音が響いていました。
指示されたベッドに寝ころび、おなか以外の胸と足に重いカバーをのせられます。
おそらく放射線等を防ぐ鉛が入ってるのかな…。
その後「音がうるさいので耳栓替わりに」とヘッドフォンを渡されました。無音です。

それから緊急用のボタンをもたされました。
気分が悪くなったりしたらこれを押せ、とのこと。

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不安が高まることをいうなあ。

検査開始。思った以上に狭いの怖い!

「ぶれやすいので動かないでくださいね」と念を押されてとうとうスタート。
狭いトンネル状の空間に吸い込まれていきます。

最初、閉鎖的空間にビビりました。
思った以上に穴の天井が近くて、目の前にクリーム色のドーム状の壁が迫ります。
つるっとして色が変わらない壁を見ていると、だんだんどこを見ているのか距離感や壁の質感がつかめなくなってくるのです。

以前、視野検査をした時も、白いドーム状の壁を見つめているうちに、自分の見えているものが本当のものか不安になる気持ちになったのですが、それにちょっと似ています。

今まで、それほど閉所恐怖症だと思ったことはないのですが、何とも言えない圧迫感に緊張が高まります。
これは狭いの苦手な人はきっつい検査ですね。
頭の検査とかだったら、頭からここに入っていくんですよね。それは結構恐怖かも。
緊急ボタンを押したくなる気持ちがわからんでもない…。

さらに、予告通りですが音がすごい。

検査開始後、ベースの音のほかに、 一定のリズムで大きな音が鳴り続けるんですが、いろんな音の種類があって、順番に鳴り響きます。

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どどどどどどどど
ぴーぴーぴーぴーぴー
きんきんきんきんきんきん
どこどこどこどこどこどこ

それらが単独だけではなく、二重奏やら三重奏やら四重奏やらに重なったりするのです。

ヘッドフォンをしていても響き渡る轟音。

工事現場かライブハウスか。
これ、ヘッドフォンなかったらどんだけうるさいんだ?と試しに外してみたい好奇心もでましたが、「じっとしてろ」という話を思い出してがまんしました。
音の変化や重なりで音楽みたいに聞こえてきてだんだん面白くなってきたりもしましたが、いつ終わるかわからないこともあって、長い時間聞いているうちにだんだん眠気が……。

(やばい、このままでは寝てしまう…寝てもいいのかな……)
と、思った頃に、検査が終わりました。

MRI検査終了。おわりはあっさり…。

検査機からベッドが引き出され、体にのせられたおもりがなくなってようやくホッとしました。
あとからトンネル部分を見ると、結構大きく開いています。
あれ??あんなに広くなかったよね?
そうか、人のサイズによって高さもぎりぎりのところに調整しているんですね。なるほどー。
ってことはつまり、どんな人にもあの閉塞感、圧迫感はあるってことですね。

結果は1週間後以降に、とのことでした。
体は痛くもかゆくもなく、寝ているだけなので楽といえば楽ですが、精神的に辛い検査ですねえ。

パニック起こしたりする人もいそうです。
事前にもうちょい調べておけばよかったなあ、と反省こめてメモを残しておきます。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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