こちらも番外ランチログの福岡編です。
だいぶ前から「福岡に行くならうどんを食べたい」と思っていました。
福岡の人にとっては、ラーメンよりむしろうどんのほうがソウルフード。
しかもほかの地域のうどんとちがって、腰がないのが特色、と聞いていたので、ぜひ一度食べてみたかったのです。
その食べられるチャンスがやってきました…!
福岡での二日目、車を借りて糸島をドライブしたのですが、その途中、まさにうわさに聞いていた「牧のうどん」があるではありませんか。
「行きたい!!行こう!!入ろう!!」
「お昼にはちょっと早くない?海鮮も食べたいしな…」というオットさんを、「この時間だし、おやつみたいなもんだと思って!海鮮も食べるから!」と説得、車を駐車場に入れてもらいました。
時間は10時半くらい。
ランチには早いですが…小腹がすいているので食べられるはず。
逆にランチ時には並ぶと聞いているので、今がチャンスではないか。
入ると、すでにお客さんも数組。
カウンターと、テーブルと、お座敷がありました。
今回はテーブルに座ります。
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調理場ではほわほわとあったかそうな湯気がでています。
うう。期待が高まります。
テーブルに座ると、伝票が置いてあります。
どうやら自分で書き込む…のかな。ルールがわからない。
うどんは、素うどんから、全部入りっぽいスペシャルまで多数あり。
私はゴボウうどん、オットさんはエビ天うどん。
さらに麺のゆで加減らしき「軟めん、中めん、硬めん」の文字。
この辺はラーメンのゆで加減を指定するのと同じ文化なのかな。
ただでさえ腰がない、と聞いているのに軟めんはやばいのでは…と普通っぽい「中めん」でお願いします。
あっという間にゆであがってきました。
あれ、普通のうどんだ…。
角も立ってるし、すごくしっかりした見た目です。
噂と違う?
つゆは出汁の効いた薄い色。
関西風と同じ系統ですね。
うどんもつるつる、とてもおいしい。
ゴボウ天は斜め切りにしたゴボウに少し厚手の衣がついています。
つゆを吸ってふわふわした衣に、ゴボウの歯ごたえがおいしい。
ところが…。
気が付くと、あんなに角の立っていたうどんの角が、見る影もなくなくなっています。
あれ、なんか、麺の輪郭がぼんやりしてきたよ…。
これが「腰のない状態(ふわふわ)」か!!!
テーブルには麺が出汁を吸ってしまってなくなってしまった対策に、やかんに入っただし汁が置いてあるのです。
これの出番はこういうことか…。
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食べても食べてもなくならない、と聞いていたので、急ぎ気味で食べます。
でも、「ふわふわ」うどんは、これはこれでとてもおいしい。
なんともおなかに優しそうな感じ。
無事に完食。
出汁を吸っているので、あとでのどが渇きそうですが、とてもいいです。
また食べたい味です。
ところで会計しようとしたところ、厨房の中で大きなローラーが回っているのに気が付きました。
「あれ、これはもしや、麺をここで打っている…!!!」
てっきりどこか別の場所にある製麺所で打っているのだと思い込んでいたのです。
(何店舗か支店があるお店なので)
お店の人に聞くと、「そうですよ-、ここで打った麺です!」とのこと。
なんと。勘違い失礼しました。
打ちたての麺だったのですね。
お持ち帰りもできますよ!とのこと。
魅かれますが、ちょっと東京までは持ち帰れないかな…。
ごちそうさまでした!
絶対また食べたいうどんです。
福岡やばいなあ。