私の足の爪は人様に恥ずかしくて見せられません。
もともとまあ、あまりきれいな足ではありませんが、ジョギングを始めて数年、爪の内出血を繰り返していて、特に親指は「黒爪」率が高いです。
現在も、両足の親指が黒々しており、厚みのあるぼこぼこした爪をペディキュアで無理やりごまかしています…。
今年の夏は、サンダルははけませんでした…。悲しい。
「黒爪(爪下血腫)」はどうしてできる? 原因を調べてみた
対策方法を調べていて、ジョギングをする結構な人がやってしまう症状だということがわかりました。
そして正式には「爪下血腫」というのですね、これも初めて知りました。
私の場合、たいてい走っていて、指が「ぶつっ」と突然痛くなります。
あれ、痛くなった……やっちゃった……と思いつつ、でも激痛ではないので、そのまま走り続けられるんですが、あとから見ると、爪の根元が内出血を起こしてます。
治療という治療はしていません。
というより、爪の内部が出血しているので、「外側からなにか治療をする」という感じではありません。
仕方ないので放っておくのですが、数日たつと痛みもなくなります。
同時に徐々に爪の内出血が黒くなり、そのうち爪自体が少しずつ浮いてきて、ある日、下の爪が育ってきたころに上の爪はぽろりと取れる。
というのを繰り返しています。
古い爪が取れるまでには、大体半年~1年くらいの時間がかかります。
その間はひたすら黒爪とともに走るしかありません。
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私はレース中よりは練習中に起こることが多くて、「走れなくなった」というようなひどい痛みは今のところないんですが、まあでも、見た目も機能もいいことではないですよね。
さて、そんな「黒爪(爪下血腫)」の原因として考えられるのは、以下のようなものがありそうです。
- 靴のサイズが合ってない(小さくて爪が靴に当たる)
- 指同志が擦れてる
- 靴の履き方が悪い。きちんとシューレースが締まってない(足が前後に動いてしまうので爪が当たる)
- 靴の中で足の指を握ってしまって爪が靴に当たる
- 爪を伸ばしすぎ
そしてその対策方法としては、
- 1サイズ大きな靴を履く(爪が当たらなように)
- 5本指ソックスを履く
- 靴の履き方を改善する
などがセオリーっぽいです。
私は5本指ソックスを超愛用しているので、これはクリア。
靴のサイズも普段は「当たる」ような感じはなく、つま先にも余裕が若干あります。
私の場合、問題は「靴の履き方が悪くて足が前後に動いてしまう」のと「指を握ってしまう」な気がします。
シューレースから爪下血腫対策につながった
先日、シューレースについて調べたときに拝見したブログで、今まで考えたことなかったことが書かれてました。
親指側から小指側へ、
親指側から小指側へ、
親指側から小指側へ・・・・・・と、編みなおす事で
編み目のクロスが整いました。コレによって、ベロの角度が 親指側が高く、
シューレーシングの重要性(プロが教える小技)(若葉治療院)
小指側が低く傾きました。
足の甲の形にフィットします。
要は、ベロが接地する 足の甲の角度にフィットするように
シューレースの編み方(アンダーラップ)(若葉治療院)
親指側が高く 小指側が低くなる。 そんな感じです。
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これ見てから自分の紐を見直したら、左足が逆に組んでましたよ…。(小指が高く、親指が低くなってた)
※右と左と同じ向きに組んでました。
左右を鏡対象にしないといけないですよね。
「足の裏に米一粒ついても気持ち悪い」というたとえがあって、すごく納得感があります。
超ちっちゃい石が靴に入っても、すっごく気持ち悪いですよね。
たかが紐、されど紐。
私の場合、マラソンでは5時間くらい履き続けるわけですから、意識しない程度の小さな気になることでも徐々に与える影響が大きいはずです。
というわけで、シューレースを、上記の教えにそって締めなおして走ってみることにしました。
上の記事では「アンダーラップ」での例になっていますが、私は足の甲が薄くて困るタイプなので、おすすめにそって「オーバーラップ」に。
理屈は一緒だと思うので、親指側が高くなるように組んでから、それを抑えるように逆側を絞める。の、繰り返し。
ねじれなどもないように、ものすごく慎重に絞めてみました。
これで足が前後に動いてしまうことをできるだけ防げたらいいのですが。
シューレースを締め直して、実際に走ってみた
5km×3回ほど走ってみました。
意識したせいもあるかもしれませんが、結構今までよりきつめに締めたほうがいいみたいです。
紐を変えてみたことも影響あるのかも。
そしてかかと側でしっかり絞めているせいか、指先がフリーになっている気がします。
指先がフリー = 爪が靴に当たらない。
つまり、黒爪対策になるはず。
既に症状が起こっている爪先にも、これ以上負担かけずに済むかもしれません。
しばらくこれで続けてみようと思います。