北九州マラソン2024の女性参加率アップ策が微妙

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こんにちは、つたちこです。
7月に入り、冬のマラソン大会の詳細がいろいろ出揃ってきました。

私の好きな北九州マラソンも、開催日が正式に発表されました。
そして流れてきたニュースがこちら。

◆女性限定の20キロマラソン新設
また、ランナー全体の14%ほどにとどまる女性の参加率を上げるため、女性限定の20キロマラソンを新たに設けるほか、2人1組のリレー形式でフルマラソンを走る種目の定員を100組増やします。

第11回「北九州マラソン」は来年2月18日に開催~女性限定の20キロマラソン新設 – RKBオンライン

公式サイトは、まだこのあたりの話は更新されてないようです。

しかし「女性参加率を上げるため」の策で女性限定の20kmレースを追加するっていうのは、どうなんだ。
女性でも半分以下の距離なら参加するでしょ、みたいな?

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私が出たことのあるハーフマラソン大会はどれも、圧倒的に男性率のほうが高かったです。九州に限らず東京近郊の大会でもそう。
そもそも市民ランナー人口は圧倒的に男性比率が高いのだと思う。
「14%」っていうのが全国の市民ランナー人口の男女比率とどのくらい差があるのかが気になります。同じくらいの比率なら、仕方ない気もします。

「女性限定」コースを作って無理やり参加者の女性比率増を目指すのも、なんだか男女差別のような気もします。
男性だって20kmなら出たい、ってひともいそう。

名古屋ウイメンズマラソンという女性だけが参加可能なフルマラソン大会があります。
すごく人気があって、例年抽選で当たった人たちが走る、3万人規模の大会です。
女性だけのフルマラソン大会の参加人数の多さで、ギネスに登録されてたはず。

つまり、日本全体の女性ランナー比が低くても、女性100%で大規模フルマラソン大会が成り立つのだ。
「女性はフルマラソンだと出にくいだろうから、20kmのコースを用意しよう」
っていう考えだとしたら、ちょっとズレてる感じがします。フルマラソン走りたい女性はたくさんいる。

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私は名古屋ウイメンズマラソンには出たことがないので、他の男女混合大会との細かい違いがわからないのですが、名古屋ウイメンズマラソンは、ゴール後にティファニーの大会オリジナルペンダントをタキシード着た男性から手渡ししてもらえる、という完走ご褒美があります。それを楽しみに目指す人も多いようです。

私はあまりそこには惹かれないのですが、それ以外に運用上で女性が参加しやすい工夫とかがあるのかもしれません。
女性の参加率を増やしたいなら、そういうところ(があれば)参考にして取り入れて行くのが王道な気がします。

私は女性として北九州マラソンに何度か参加しましたが、女性だから参加しにくいと思ったことはないです。
しいて言うなら、スタート前のトイレは男女分けてほしいとか、そういうのはあるかも。
まあでも男性のほうが多いことで不快な思いをしたとか、そういうクリティカルな問題ではないので、女性にだけなにか優遇してもらうのも違う気もする。

なんかもっと、別の策はなかったのかなあ。
どうしても無理やり増やしたいなら、例年行われる抽選に「女性優先枠」を作って落選する女性を減らせばよいのでは。
それだと参加できる男性人数が減るからだめなのかな。

あ、いつも北九州マラソンの参加賞Tシャツは妙にダサい(個人の感想です…)ので、それをちゃんとデザイナーに作ってもらうとか! かわいいゆるキャラ作ってそれで広報展開するとか! ゴール後の更衣スペースに鏡をたくさん置くとか!(身支度整えるのにチェックできて助かる)
どうでしょう?(うーんいまいちかな)

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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