断捨離日記:古い仏事のものを処分する

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こんにちは、つたちこです。
断捨離をぽつぽつと進めています。

私のものもまだまだありますが、夫の管理物もそこそこあります。
お互いの管理物には、基本手を出しません。
頼まれれば対応しますが、勝手に処分はしません。

最近夫がすごくやる気があって、これまでちらりと眺めては見送ってきた物たちを精力的にチェックしています。
すごいなー、と感心してそれを伝えたところ、私が『踊る大捜査線』のDVDセットを手放したのがきっかけだったそうです。
「まさか『踊る〜』を手放すとは! これは本気だ……!」
これは自分も真剣に取り組まねば、と思ったそう。

私自身はそんなにシリアスではなくて「もういいかな」というタイミングが来たのだと思っていたのですが、そんなふうに「断捨離への本気度」として伝わっていたとは知りませんでした。

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さて、夫管理のものは結構ありまして。
その中でも「これ、どうしたらいいのかわからん」と長らく放置されていたのが、亡義父の葬儀に関するものたち。
弔電や香典袋などが山盛りでダンボールに入っていました。(もちろん香典の中身は入っていませんよ)
たしかに、とても処分しづらいアイテムです。自分自身で「使う」ことはないけど「処分していいの?」と悩みそう。

そこで夫から依頼が来ました。

もう相当経つし今まで一度も必要になったことがないから処分して問題ないと思うけど、念の為、誰からいただいたかの記録を残したいので、その入力をしてほしい。

おお、そういうのはわりと得意分野です。おまかせあれ。
弔電か香典か、どこの誰から、いくらいただいた、など、今あるものから読み取れる文字情報をすべてGoogleスプレッドシートに打ち込んでいきます。

弔電本体は薄い紙1枚ですが、だいたい「押し花」「刺繍」などの分厚い台紙に差し込まれています。
自分も弔電送るときには、こういう台紙を選んでますね。
中から本紙を抜きだして、入力。
全部入力したら、もう一度見直してダブルチェックで終了。

義父は結構若くして亡くなったからか送っていただいた弔電も多く、定型文ではない本当に親しくお付き合いのあった方なんだな、と思われる文章には、入力しながらちょっとぐっと来ました。
(私が結婚したのは亡くなったあとなので、義父にはお会いしたことがないのでした)

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印字されてる弔電は調子よく入力を進められたのですが、手書きがほとんどの香典袋は少々難航。
癖字、強すぎるだろう! という方がたまにいらっしゃる。読めない。

まず一人で悩み、その後夫に見せて知ってる人か聞き、夫も知らない場合は形や線の流れ(?)から推測するしかないっていう。住所なら前後から調べて推測も可能ですが、お名前の場合は本当に行き詰まる。

あくまで「念の為の記録」で入力しているから読み違えてても大きな問題にはならないはずですが、これ、当時のお返しなどのために名簿を作るとかだったら、ものすごく大変だったろうな……。
名前が読めないのはさすがにごく一部ですが、住所や関係性が書かれていないことも多いし、当時はどうやって対応したのだろう。

などと考えながら、今後自分がどなたかの葬儀に参列することがあったら、きっちり楷書で名前と住所と故人との関係性を書こう、と心に刻みました。
親戚ならともかく、仕事や友人関係だと、残された家族から見たら「誰?」ってなりがちですもんね。
受け取られた方や周りの方が、少しでも事務作業がスムーズになりますように。

一連の作業が終わり、お気持ちとリストは残して、弔電と香典袋が手放せることになりました。
押入れに余白が生まれました。すばらしい。
引き続き、ちびちびと進めます。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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