青島太平洋マラソン、無事完走。楽しみました!

※本ブログの一部のページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

こんにちは、つたちこです。
12月11日に開催された、青島太平洋マラソンに参加してきました。
無事完走できましたー!!

サブ4はお預け、だけど楽しめました!

記録は、4時間13分でした(ネットタイム)。

写真;青島太平洋マラソン2022 ゴールシーン
無事ゴールしました

最初2kmは大混雑でなかなか走れなかったものの、その後バイパスに出てからは割とスムーズに走れました。

この日は晴れて、予想最高気温は19度。
とにかく脱水がこわかった。
水分不足にならないように、すべての給水所でアクエリアスや水を多めにとりました。

たくさんの応援の声を受けながら大通りを走り、27kmくらいまでは結構調子よく、予定通りでいけてたんです。
痛みや疲れなどもそんなになくて大丈夫でした。

写真;今回のペース配分表
今回のペース配分予定でした(撮ったのは終わったあと)

ここまで気持ちよく走れてたから、
「もしかして、サブ4いけちゃうのでは……!?」
などと思いましたが、そんなうまく行かない。
27km過ぎたあたりでがくりとスピードが落ちました。
これがいわゆる30kmの壁(30手前だったけど)なのか。

スピードは落ちたものの走れてはいたので、30km超えたところで音楽を聞くことにしました。
イヤホン温存作戦、決行です。
音楽パワーを発揮して、脚のリズムを取り戻して気持ちも少し立て直しました。

写真;青島太平洋マラソン2022
イヤホンスイッチオンのついでに走りながら写真を取りました。南国感。

が、今度は37kmあたりから脚がつりそうな気配がばしばししてきました。
以前、「しゃくなげ湖ハーフマラソン」であったのと同じタイプの気配です。

これ、止まったら絶対攣るやつ……!!
って思って、死ぬ気で止まりませんでした。
走っているうちに気配が消えたときもありましたが、何度も気配が現れてそのたびにビビりました。

今本格的に攣ったら、そこで試合終了になっちゃう。

歩くのさえも怖くて、ものすごくきつかったですが、のろのろと必死で走り続けました。
このとき1kmあたり6分半くらいのペース。

あと1kmくらいになっても攣りそうでスパートをかけることもできず、ただ攣らないことだけを祈りつつ、のろのろ走り続けました。
そして無事ゴール。

<スポンサーリンク>

でもここで脚を止めたら攣り死する、と思って、ゴールしたあともひたすら脚を動かし続けました。

まずはもらった水を即全部飲んで水分補給。
そして荷物を預けた武道館までの道のりを、ゆっくりだけどしっかり脚を上げて歩きました。
無理やりフル稼働してたエンジンをゆっくりアイドリングしていくイメージ。

さらに、武道館についたあともぐるぐると15分くらい歩き続け、ようやく脚が落ち着いてきたのを確認。

武道館は土足厳禁。
靴を脱ぐのも大変でした。
荷物を受け取り、攣らないことを第一に、立ったまま着替え。

なんと、一度も攣りませんでした!!

自分的には、大勝利気分です。
その後の回復も、全然楽でした。
痛みで脚を引きずることもなく、ロボットみたいにもならず、車の運転も問題なし。

脚が攣らないって、なんて楽なの!!

写真;青島太平洋マラソン フィニッシャータオル
フィニッシャータオルはやっぱり嬉しい

一方、脚を攣らないことに必死になってたせいか、スポーツウォッチのGAMINの操作をあやまったようです。
つまり、GAMINの今回の記録が残っていませんでした。ショッキング。
(終わったあとうっかり削除した? のか記憶がないのです)

かなりショックです。
レース終わったあとで、1km単位での記録や心拍数の変化を見返したりするのが楽しいのに……!

駐車場満車からのスタートギリギリ到着

今回、自家用車で会場近くの無料臨時駐車場に行き、シャトルバスで会場まで移動しました。

最初に行った空港そばの駐車場は、到着時に満車といわれて、別の臨時駐車場に慌てて移動。
宮崎大学の臨時駐車場に無事止めることができましたし、シャトルバスにもスムーズに乗れましたが、時間的にはかなりぎりぎりの到着になってしまいました。

急いで最終準備をして、荷物を預けに行きました。
私は有料の荷物置きをお願いしていたのですが、その置き場が武道館。

武道館は土足厳禁。
預けるのに、靴を脱いで室内に荷物を持っていく必要がありました。

靴の脱ぎ履きで時間がかかる!
せっかく締めた靴紐も結び直し!

その後トイレも行きたかったのですが、整列時間の締め切り間近になってしまい、慌ててジョギングでスタート地点に向かうことになりました。
思わぬところでウォーミングアップ……(ぎりぎり間に合いました)。

駐車場満車は、現地到着前に告知が欲しかった(ウェブでとか、道案内している人に早めに「満車」ボードを持ってもらうとか)し、荷物預けに靴脱がないといけないのは書いておいてほしかった……。

写真;青島太平洋マラソン 荷物置き場の武道館の中庭
武道館が素敵で思わず写真を撮る(これは中庭です)

コースは予想よりアップダウン多い

青島太平洋マラソンを申し込んだときにコースを確認したときは、「割と平坦なコースかな」と思ってました。

コース|青島太平洋マラソン2022 よりお借りしました

<スポンサーリンク>

最大でも高低差15mくらいだし、距離も長く上り下りしているから、福岡マラソンとかに比べたら全然楽よね、と。きつい傾斜は12kmと21kmあたりの「橘橋」くらいかな、と思ってました。

でも実際に走ると、特にバイパス部分のゆるく長い坂(特に後半22〜25kmあたり)が、地味に脚に来るタイプのコースでした。

歩くほどじゃないけど、じわじわ効いてくる感じ。
坂は峠走で訓練していたので、割とスピード落とさずに登れたと思いますが、とにかく長く感じました。

今気づきましたが、これで脚が売り切れてしまったのかもしれません。

高校生ボランティアの応援パワーがすごい!!

噂で「青島太平洋マラソンは、ボランティアの高校生がすごい」というのは聞いていたのですが、本当にすごかった!

生き生きとした動き、テキパキと働く姿、そして何より声援。

仕事中の高校生も声をかけてくれるし、仕事が終わったと思われる高校生もガンガン沿道で応援してくれる。

無差別に元気な応援をしてくれるので、とてもありがたくて、こちらが手を振ればめっちゃ振り返してくれるし、声もかけてくれる。

この応援こそが大会の醍醐味だよな!!
一人で走っているのでは得られない喜びでした。

辛いときほど、彼らに手を降って応援してもらい、顔を無理やり笑顔にしてみせることで元気を出すことができました。
若さパワーを分けてもらえて、本当にありがたかったです。
あの若者たちがいなかったら、あんなに頑張れなかったんじゃないかな……。

ゴール後に荷物を取りに行ったときも、ものすごいスピードで持ってきてくれて、しかもみんな通りかかるたびに「お疲れさまでした!」と声をかけてくれるし、その働きっぷりに頭が下がりました。
本当に素晴らしかった。

すごく楽しい大会でした!

自分の記録は満足できる結果ではなかったですが、とても楽しんで走れました。
脚がきつくてもうサブ4とか無理、と思ってからはもう「これを楽しまなくてどうする!」と開き直って、給食もしっかりもらって食べて飲んで、応援にもガンガン手を振り、ニコニコしながら走りました。

コース終盤は狭いし、路面が固くて辛かった(海沿いの遊歩道部分)ですが、それ以外は本当に楽しかったです。

脚も攣らずに済みましたしね。
終わったあとに、こんなに脚が辛くないのは初めてかも。笑

宮崎は遠い(糸島から車で4時間以上)んですが、コースの様子もわかったし、また出てみたいなあ。
そして久しぶりのフルマラソン大会はやっぱり楽しい! 次も頑張ろうと思えました。

  • ブックマーク

この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
ブログ「tsutachi.co」は毎日更新中です。