こんにちは、つたちこです。
「富士しゃくなげ湖ハーフマラソン2022」に参加してきました!
しゃくなげ湖ハーフは2019年以来3年ぶりの開催。
私がこういったマラソン大会に出るのは、2020年頭以来なので、2年10か月ぶり!
前日から緊張してしまいました。
雨予報だったのが、前日に曇りに切り替わり、当日は晴れ!
走ると暑いくらいで、汗だくになりました(伏線)。
顔や手が塩でじゃりじゃりでした。
Contents
ワインディングロードのアップダウン激ハードコース
富士しゃくなげ湖ハーフマラソンに出るのは、3年ぶり3回目。
これまで、2017年と2019年に出ました。
なので、どんなコースなのかは把握済み。
とにかくアップダウンが多くて、きっついコースです。
今回は最初からタイム狙いというよりは、「限界突破マラソン練習帳」の「峠走」のつもりで参加しました。
ずっと上ってから下って、じゃないので、起伏走になるかな。
自分ひとりだと、峠走はいつも心がくじけて歩いてしまうのですが、レースという場であればテンションあがって走り切れるのでは? という算段。
ゆったりスタート→アップダウン→最後の6kmは絞り切る
ハーフマラソンとジョギングの2部構成で、参加者は870名ほどだったそうです。
思ったより多い!
スタート前の緊張感も久しぶりです。
いざスタート。
周りの勢いに飲まれないように、マイペース。
5分50/kmくらいでゆったりスタート。
どんどん抜かれますが気にしない。
しゃくなげ湖ハーフのコースは、湖の真ん中でまず1周、その後途中まで同じコースをたどり、さらに湖の奥までもう1周、という感じの変形周回コース。
すぐにアップダウンが始まります。最初は若干緩やかな坂道。
1週目はわりと落ち着いてクリア。順調に走れているし、心拍もそんなに激しくなってません。
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2周目に入り、じわじわきつくなってきます。
2周目独自コースに入ると、長くてキツイ坂道が続きます。
ここで耐え切れず、上り坂で3回ほど歩いてしまいました。
11~12kmあたりです。やってしまった。
前回もここで歩いてしまったのだった……。
気を取り直してさらに進むと、トンネルがあり、そこを抜けるとダム?の上を走ります。
湖が見えて、気持ちいい!
ここから先は、割とフラットなゆるい下り坂が6kmくらい続きます。
連続激坂が終わったこともあり、気持ちも体も割と元気だったので、切り替えてずんずん行きます。
5分40~30くらいを目標に、ひたすら進みます。
最近ずっと意識している「真下着地」のフォームも気にしながら、なるべく効率のよい走りを目指します。
このあたりになると、歩いてる人も増えてくるので、ごんごん抜いていくのが結構気持ちがいい。疲れていますがテンションあがります。
沿道の方やボランティアの皆さんが応援してくれて、ありがたいです。手を振ってこたえてこちらのモチベーションも上げていきます。
ところが17kmすぎくらいの最後の給水のあと、急に足がきつくなります。
まだ3km以上あるのに……!
さらに19kmを超えたくらいで、両足に攣りそうな雰囲気が漂い始めます。
なんか、びきびき音を立ててる気がする。
ふくらはぎも、腿も、足の裏も、全部ヤな感じ。
「あとちょっと、もってくれー」
と心の中で祈りつつ走り続け、なんとかゴールにたどり着きました。
結果は2時間3分。
うーん、2時間は切れなかった。
ていうか、前回とあまり記録が変わらない。
前回2019年は「全然練習してない」といって2時間5分で走ってたのです。
今年は練習もしてるし、最後は結構調子よく走れたと思うのに、全然練習してない過去の自分と2分しか変わらないとは。
まあでも、とりあえず自分コースレコードは更新しました。
次こそは2時間切りたい……。
ゴール後の激烈脚攣りde悶絶。
無事ゴールし、先にゴールしてたオットと合流。
(4分くらい先にゴールしてました)
ラッキー賞のくじを引いたら、「花苗」があたりました。やった!
移動して、完走証を発行してもらいました。
最近はPDF発行のところが多いようなので、紙でもらえるのはやっぱりうれしいな。
で、あたった花苗を受け取り、そのまま車に向かいました。
ここらへんから、走ってる時から予兆のあった脚がびきびきと痛み始めます。
痛くてうまく歩けない。
オットの手を借りつつ歩きますが、途中で脚攣りが爆発しました。
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両足の足の裏、ふくらはぎ、膝の裏、脛、全部が一斉に反乱を起こしたような同時多発脚攣り発生。
激痛。
激痛過ぎて、歩くことはもちろん、しゃがんだりのばしたりすることもできない。
普通のこむら返りの痛さの10倍くらい辛い。あっちもこっちも痛い。
走った後に足を攣ることはよくありますが、こんなにひどい状態になったのは初めてかもしれません。
泣きたいほど痛いのですが、私にも他の人にも何もできず、ただ足の痛いのを耐えるしかないっていう。
ひたすら「いたいーいたいーよーーーー」「いたたたたた」とつぶやくしかできない。
オットは「サッカー選手みたいに脚のばしてあげようか」と言ってくれましたが、足が動けなくて移動もその場に座ることもできません。
そして「私の悶絶ポーズが前衛アートっぽい」とちょっと笑ってましたが、ツッコミを入れる余裕もなし。
会場のすみっこでうずくまって痛いのをひたすら耐えていたら、近くにいた応援の方(たぶん)が「大丈夫ですか? 脚攣ってる?」と声をかけてくれました。
「攣ってます……でもどうにもできないので、大丈夫です、やり過ごします」的な返事をしたら
「水分不足だと脚攣りますよ! 一度治っても3m歩いたらまた攣るから、水分取ったほうがいいです、あそこに売ってるから待ってて!」
と、自販機でアクエリアスを1本買ってきてくれました。
「これ飲んで! 少なくとも 半分以上は今のんでください!」
と、私が飲むのを見守ってくれました。
走った直後だったので、私もオットも手持ちの現金がなく「すみません、いま手持ちがなくて飲み物のお代がお支払いできない……車に行かないと……」といったら「そんなのいいですから、のんでください!」と、見ず知らずの方におごってもらってしまいました。
本当に本当にありがたかったです。
泣きそうになりました。
脚が痛すぎて、まともなお礼も言えてなかった気がします。
あの時の女性の方に、本当にお礼を言いたいです。
そして、この受けた親切は、私もどこかでほかの人に返したい……。
その後、水分をいただいたおかげか、なんとか立ち上がってよろよろ動けるくらいになったので、車まで移動。
車に乗り込む動作でまた脚攣り再開。悶絶再び。
その後、車に乗ってからも、何度も発作のように脚攣りを繰り返し、そっちで疲弊しました……。つらかった。
(その後日帰り温泉に入り、ようやく完全復活しました)
参加賞もおしどり賞もラッキー賞もいただきました
富士しゃくなげ湖ハーフマラソンの参加賞は、例年と同じ、富士町産のお米1.5kgとタオル!
そして、ラッキー賞でもらった花苗です。ビオラかな、かわいい。
ポットだったので、植木鉢を買ってこないと……。
夫婦で参加したので、おしどり賞もいただきました。
こちらもお米で3kgでした。ずっしり重かった。
しばらくはお米に困らないです。最近お米たくさん食べるので、ありがたい。
しかし、大会内容や結果よりも、史上最強脚攣りが記憶に強く残るレースになってしまいました。とほほ。
今はもうまともに動くようになってるので、大丈夫です(たぶん)。