「作らない提案」が通りました。

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こんにちは、つたちこです。
珍しく仕事の話。

これまでいろいろお仕事を依頼してくれているクライアントがいます。
ありがたいことに信頼してくださってて、ウェブやデザインがらみの仕事があると、何度も声をかけてもらってます。

その方から連絡がきました。
「突然だけど、新しい店舗を作ることになったよ! 12月頭にオープンするよ! で、その店のウェブサイト作ってほしいよ!」

直観で動いてほとんど失敗しなくてすごい、という方なんですが、それにしても突貫工事すぎないか。
3週間しかないぞ。

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とりあえず事前にわかる範囲の情報をもらい、翌日にオンラインで打ち合わせをしました。

写真:ウェブサイトデザインのイメージ
Photo by Igor Miske on Unsplash

開店のきっかけから目指すもの、現在の状況など、いろいろ話を聞きました。予想した以上にすごい怒涛の展開でした。
広報面では、インスタもやるし、ホットペッパーにも出すそう。
で、ウェブサイトは「とりあえず」最低限の情報がのったものが欲しい、ちゃんとしたのはそのあとでいいから! とのことでした。

確かに3週間しかないなら、とりあえず版かなあ、とは思っていましたが、そうか、ホットペッパーやSNSがすでに準備済みなのか。

であれば。
突貫工事も可能だけど、最低限の情報だけでいいなら、ホットペッパーでよいのでは。
簡易版のウェブサイトを作る必要なくない?
予約はホットペッパーで取るとのことだったので、むしろ簡易版ウェブサイトでないほうがお客さんからしたらスムーズ。
店舗がしっかりできあがって、内装もきっちりイメージ通りできて、写真もしっかりとって、そのお店のコンセプトとか伝えたいこととかそういうのが固まって、ホットペッパー以上に情報やブランドをしっかり伝えたいときにウェブサイト作るで問題ないと思うんですが、どうでしょう。

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と伝えたところ、「なるほど、そんな手があったか」と納得された様子。
店舗を作る=とにかくウェブサイト用意しないと! と思われていたようです。

簡易版とはいえウェブサイト作るとお金かかるし、その原稿用意やらチェックやらでクライアントさん側の手間もかかるし、開店準備でてんてこまいのようだったので、1つでもタスクが減れば楽になるはず。

そのかわり、落ち着いてから作るときはしっかり作りましょう! ということで話がまとまりました。

こちらとしては直近の仕事が1件なくなってしまいましたが、今後にはつながるはず。つながらなかったときはまあ、そのくらいの価値だったのだと。
さらに突貫工事もなくなったので、こちらの気力・体力を夜中に使うこともなくなりました。
話をもらったときには、
「久しぶりのこのあわただしい感じ……若干の懐かしさもあるが……」
と冷や汗が出てたので、ちょっとほっとしたのも確かです。

さて、損して得取れになるとよいのですが。
素敵なお店ができたら、直接行ってみたいなあ(状況確認&上京チャンス)。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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