「鶏卵せんべい」は懐かしさいっぱいの素朴お菓子

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こんにちは、つたちこです。
毎日、午後のコーヒータイムのお供に、おやつを食べています。
「コーヒーにあうもの」基準で選ぶので、洋菓子系やチョコレートなどを選びがち。

先日、珍しく「懐かし系お菓子」、おばあちゃんちでこういうの食べたよね(イメージ) みたいなお菓子が集まった棚を通りかかったのですが、そこでオットが「ピーナッツの入ったせんべいみたいなの食べたい」と言い出しました。

ピーナッツの入ったせんべい、というと南部せんべい? と聞いたところ、そうではないらしい。
もう少し甘くて、ザクザクした感じの……と、棚の前をうろうろ。
これかな、と選んだのが「鶏卵せんべい」でした。

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福岡久留米のお菓子です。
めちゃくちゃ九州ローカルなお菓子なので、東京にも売っていたのかわからないですが、なんだか懐かしいかんじ、わかる気がする。

写真:鶏卵落花生せんべい

というわけで、買ってきました。
帰ってからよくよく見ると、パッケージの下部に「第19回全国菓子大博覧会通商産業大臣賞受領」とあります。
「1977年」。
45年前……!!
通商産業省という役所自体、いつの時代なんだ、と思いましたが、45年前の受賞を今でも高らかに歌っているところがほほえましい。

写真:鶏卵せんべいは第19回全国菓子大博覧会通商産業大臣賞受賞
金色で誇らしげです

ほほえましいといえば、このパッケージに書いてあるコピー、これもまたいい味です。
「卵たっぷり豊かな栄養」に、昭和を感じさせます。栄養が大事だった。
保存料なども入ってないので、子供にも安心のおやつですね。

写真:鶏卵せんべいのキャッチコピー

裏面にはこんなポエムも。
声に出して読みたい日本語。
もしかして音楽がついて歌になっていたりするんだろうか。

写真:鶏卵せんべいの裏面のポエム
「さくさくさく」って言いたい

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楽しい。
パッケージだけで十分楽しめましたが、いざ、コーヒーのお供に頂きます。
2枚組で個包装になっているので、湿気を気にしなくていいのがうれしい。

写真:鶏卵せんべい
にわとり、かわいいな。

食べてみると、一見ちょっと硬めに見えますが、口に入れるとさくっと砕けて、ほんのり甘い味が広がります。
小麦粉と砂糖とたまご……そんな感じ。この素朴さ、たまらんですね。
クッキーより油気がなくあっさりしていて、この優しい甘さがいい。
とてもおいしいです。さくさくさく。

さすが、長年愛されてるお菓子は違いますね。
6袋入っていたので、数日のコーヒータイムに楽しめます。
たまには普段見ない棚を覗いてみるものですね。
おばあちゃんお菓子シリーズ(イメージ)、他にも掘り出し物がありそうです。

調べたら楽天に公式のお店もありました。楽天ランキング入賞とあって、大人気みたいです。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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