「Itoshima Heart Nuts Factory(いとナッツ)」のできたてピーナッツバター!香りとコクがすごいし、万能だった

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こんにちは、つたちこです。
ずっと行ってみたかったお店に、ようやくいけました。
Itoshima Heart Nuts Factoryいとナッツ)」です。

いとナッツで売っているのは、その場で作られるピーナッツバター。
ピーナッツバター専門店、というのは珍しい。しかも出来立て。
以前オープンしたての頃に情報を見かけて気になっていたものの、開店日時が結構限定的で、なかなか行けずにいました。

昨年11月に移転され、おいしいタイ料理やさん「ドゥワンチャン」と同じ敷地内に小さなお店ができてました。
通りかかったことが何度かあったのですが、その時も開店タイミングが合わず……。
今回とうとう買えて、嬉しい。

Itoshima Heart Nuts Factory 外観
海沿いにあるお店です

到着したのは平日12時頃。
入り口に名前を書くボードがあったのですが、他にお客さんがいなかったのでそのまま入れてもらえました。
お店の中は1組ずつの対応で、混雑時には順番に呼んでもらえるみたいです。

ガラス張りの明るいお店に、ピーナッツの入ったマシンが2台。
初めてです、と伝えると、お店の方が詳しく説明してくれました。

写真:福岡糸島 Itoshima Heart Nuts Factory 店内の様子

落花生は、九州産・沖縄産にこだわって選んでいるそうです。
国産落花生といえば、千葉が有名どころ。
九州・沖縄でも少量ながら作っている農家さんがいますが、落花生は作るのが大変で、そもそもの生産量が少ないとのこと。

その中から品質の良いものを厳選して、お店に出しているそうです。

写真:福岡糸島 Itoshima Heart Nuts Factory 沖縄伊江島産のピーナッツ
ピーナッツの産地は日替わりだそうです

この日は、沖縄伊江島産の落花生100%のものと、ベルギー産ビターチョコとアーモンドのミックスタイプの2種類が選べました。

写真:福岡糸島 Itoshima Heart Nuts Factory チョコとアーモンドバターのマシン
残り少ないチョコ&アーモンドバター…気になる

どちらにも、砂糖や塩、その他添加物はなにも入っていません。

チョコ&アーモンドもめちゃくちゃ気になりますが、初めてだし、ここはやはりピーナッツバターでしょう。
伊江島産のものをお願いします。お値段は1gあたり8円。
ケースの中に、炒った落花生本体と一緒に薄皮が入っていますが、栄養価が高いのであえて一緒に砕いているのだそうです。薄皮に栄養があるなんて知らなかった。

いれものは、瓶やタッパーの持参推奨だそうですが、私はうっかりなにも持って行かなかったのでお店の瓶を譲ってもらいました。
瓶は130円で、好きなサイズの煮沸消毒済みの瓶を選べます。

写真:福岡糸島 Itoshima Heart Nuts Factory 店内の様子
瓶は4種類から選べました

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おいしいと評判ではありますが、初めてだし、2番目に小さめの瓶を選びました。ひかえめ。
量り売りなので、大き目の瓶で途中まで入れる、などでもOKだそうです。

さて、作り方をレクチャーしてもらいました。
空き瓶は右手にもち、マシンの出口付近に瓶の口を寄せます。
左手で、緑色のスイッチを押すと、マシンが動き出し、ピーナッツバターがにょろにょろと出てくる。
おー! と思わず声がでてしまう。感動。
赤いボタンを押すと、止まる。

これで好きな量を詰めればOK。
マシンの横には量りが置いてあり、自分の好きな量を計りながら詰めることができます。

途中溢れそうになったら一度止め、瓶の底を手のひらにトントンと打ち付けると、瓶の中にピーナッツバターがきれいにおさまります。なるほど。

この「自分で詰める」のが、楽しい。ボタン押すだけですけど、出てくるときの緊張感。詰めた時の満足感。
つまり、もっとやりたい人は、たくさん買うといいのだな? まさにモノだけじゃなく、体験を買ってる感があります。

今回、私の詰めた分は、瓶代を入れて1000円ほどでした。

お会計の後、いろいろお話を伺えました。

特に参考になったのは、ピーナッツバターの使い方です。
市販のピーナッツバターは甘いものが多いから、パンに塗るイメージが強いですが、こちらのピーナッツバターは素材そのもの。
だから、普通のお料理にも使えるそうです。練りごま的に使うといいとのこと。

おすすめされたのは、白和え。
そして鍋のつゆとしてポン酢に溶かすのが絶品だそう。
ああ、私、ポン酢とごまだれを混ぜるの好きなのです……。なので、この提案はすごく魅力的でした。
ごま油も少し入れるとドレッシングにもなるそうです。

あとは、パンにピーナッバターとバナナを一緒にのせてもおいしい、甘みが欲しければはちみつを混ぜるとよい、などなど、丁寧に教えていただきました。
ありがたい。

保存は、常温OKだそうです。
市販品だと、「開封後は冷蔵庫」が多いですが、いとナッツのビーナッツバターは冷蔵庫だと固く締まってしまうので、常温保存がおすすめとのこと。しかも3か月くらいは常温でOKだそうです。
保存料入ってないのに!
賞味期限1週間です、とか言われたら頑張って食べないと……と思ってたので、とても意外でした。

そして今後は、軽食や飲み物などの展開も考えられているそうです。
お店の屋上を開放する予定だそうで、それは海の絶景を眺めながらおいしいものが食べられるということかな……? と期待しかありません。

写真:Itoshima Heart Nuts Factory ピーナッツバター
私が詰めた、ピーナッツバターです!

さて、自宅に戻り、さっそく食べてみたい。
この日の夜は、豆腐があったので、おすすめされた白和えを作ってみました。

持ち帰ったピーナッツバターの蓋を開けると、ふわっと落花生のいい匂いが!!
これは、市販品ではあまり感じたことがない香り。出来立てならではですね。

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そのままを少し味見。
しっかりこってりとした舌触り。甘みというよりは、コク。
ほんの少し食べただけなのに、ぐわっと濃いピーナッツ成分が口いっぱいに広がります。
「自分、ナッツそのものです!!」の主張がものすごく強い。これはすごい。

水切りした豆腐に、ピーナッツバターと白だしと砂糖少々をフードプロセッサーで混ぜて、ゆでたほうれん草を和えました。

写真:福岡糸島 Itoshima Heart Nuts Factory ピーナッツバターで作った白和え
ほうれん草が見えにくいですが、ほうれん草の白和えですよ

ちょっと衣が多くなってしまいましたが、なめらかな豆腐の和え衣から、ふわんとピーナッツの香りが漂う。
ああ、ピーナッツバターの白和えってこう来るか!
自分で作ってなんですが、おいしい!

翌朝は、トーストにピーナッツバター。おすすめのバナナのせです。
バナナがちょっと若かったので甘みは強くないですが、こちらはピーナッツそのものの味がストレートにわかる。
次の一口は、ピーナッツバターにはちみつをかけてみました。うーん、これは高級ピーナッツバタートーストだ。

写真:福岡糸島 Itoshima Heart Nuts Factory ピーナッツバターとバナナをトーストにのせる
かじる分だけのせてみます

こんなの、一度食べたらもう、市販品には戻れない……。

さらに、夜のおかずで、豚とキャベツのみそ炒めにも、仕上げにピーナッツバターをひと匙加えてみました。あんまり熱を入れずに香りが飛ばないように。
いつものみそ炒めにナッツのコクをプラス。
なるほど、これはいい。

写真:福岡糸島 Itoshima Heart Nuts Factory ピーナッツバター入り豚肉みそ炒め
みそ炒めが一味違う!

ピーナッツバターというと、パンに塗る概念が強かったんですが、練りごま的に使える、と言われて考えたらいくらでも用途が広がりますね。
バンバンジーとか、担々麺とか。
ああでも、担々麺はスープに溶かしちゃうのはもったいないから、汁なし担々麺でひき肉炒めに入れるとよいかも?

あと、おススメされた鍋のつけだれもぜひやってみたい。
温かくなってきたけど、まだまだ鍋やるぞ。

色々とお話をうかがえて楽しかったです。お仕事中にありがとうございました!
話の流れで、インスタはあまりやってないけどブログをやっている、と名前を伝えたら、このブログを読んだことがあるとおっしゃるではないですか。
非常に驚きつつ、とてもうれしかったです。そんなことあるのね……!
あまりのびっくり展開に、てんぱって大汗かいてしまい、失礼しました。
また二丈方面に行くときに、ちゃんと開店している日を狙ってお邪魔したいです。

Itoshima Heart Nuts Factory(いとナッツ)
福岡県糸島市二丈深江2129−18
開店日情報はInstagramに載っているので、次回はちゃんとチェックして行きます!

Itoshima Heart Nuts Factory(@itonuts) • Instagram写真と動画

通販もやってらっしゃいます。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
ブログ「tsutachi.co」は毎日更新中です。