ワクチン接種の予約確保、難易度の地域格差を実感します

※本ブログの一部のページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

こんにちは、つたちこです。
東京渋谷の若者向けワクチン接種会場のニュース、話題になっていますね。
「予約不要」は便利ですが、先着にしろ抽選にしろ、多くの人が現地に集まってほとんどの人が打てないという、なんて悲しい施策なんだ。

少しでも早く、ネット予約制に改善したらいいのに、と思うけど、「予約は面倒くさい」という層も一定いるらしいので、このまま継続するんだろうか。
(面倒でも、行って打てないよりは予約のほうがよいのでは、と思うんだけど……)

と思っていたら、今日、オンライン抽選方式に変更するニュースがあったようです。
「早ければ9月上旬の接種分から」だそうですが。

参考:新型コロナ: 東京都、オンライン抽選に変更へ 渋谷の若者接種会場: 日本経済新聞

現在のワクチン接種率を見ると、東京は全国平均と同じくらいに見えますが、2回接種完了した人は「東京都は41.6%で37番目(8月29日現在)」だそうです。
また、12〜64歳の接種状況は、2回接種完了した人が「27.1%」。他の自治体と比べても結構高いように見えます。
ちなみに福岡は23.6%でした。
比率で比較するとそこそこに見えますが、人口が他府県と比べて桁違いに多いから、人数でみたら接種できていない人がまだまだたくさんいますね。

<スポンサーリンク>

参考:チャートで見る日本の接種状況 コロナワクチン:日本経済新聞

私の東京の知り合い(65歳以下)やTwitterのタイムラインに現れる人たちは、7月くらいからワクチン接種し始めた人が多かったです。
かかりつけのクリニックで打ってもらったり、自治体の大規模接種に行ったり、企業や団体の職域接種を利用したりしている人が多そうでした。

なので、私はてっきりそういう人が大多数だと思い込んでいたのです。
「東京は、色々手厚いな……」と羨んでいました。
自衛隊の大規模接種会場とか、1日1万人規模とか言ってませんでしたっけ?
行ける距離なら絶対行くのに! と思ってました。

なぜなら、糸島のワクチン接種がなかなか始まらなかったから。
こういう非常時対応は、地方自治体はやっぱり弱いんだな、と思っていました。

たしかに予約開始は遅かったと思う。
ワクチン配布数が減らされる、というニュースもあり、やきもきしてました。

<スポンサーリンク>

でも、いざ予約が始まったら、予想していたより全然スムーズに予約がとれた。

Twitterで見かけたような「予約サイトでX時間待ちって表示された」「何度アクセスしても表示されない」みたいなことはなく、一発で予約画面にたどり着けました。

私が予約したのは糸島市の集団接種会場です。
対象者の数が、都心とは桁違いに少ないのだと思いますが、ものすごく意気込んで予約時間ぴったりに予約サイトに向かったので、スムーズすぎて拍子抜けするほどでした。
(それでもあっという間に予約枠は埋まってたので、意気込んだのは正解だったんですが)
予約ができたことにとてもほっとしたし、これで万一感染してしまったとしても重症化リスクが減らせる、と思えたことが、ありがたかったです。いや、リスク減らせるのは、接種完了後2週間後なわけですが!

東京は医者も病院も多いし、集団接種会場もいろんなところにあって接種できる機会がふんだんにあるように見え、うらやましいと思っていました。
だけど、私が思っていたよりも、ものすごく大変なのかもしれない。
渋谷の会場に「朝3時から並びました」みたいなインタビューを見かけて、愕然としました。
マジでなんとかしてほしい。

あと、テレビやネットニュースは、「ここでもできます」情報をもっとガンガン流してほしい。
渋谷以外にもいろいろ接種できるところがあるそうじゃないですか。
「行列やばい」だけじゃなくて「こっちでもできますから」と案内すべき。メディアの役割とは。

なんで私の知り合いやタイムラインの人たちはみんな早くてスムーズだったんだ……? と思いましたが、私の周りがたまたまスムーズだっただけか。
あとは、私が「そういう人たちばっかり目に入れていた」のかもしれません。
見たいものしか目に入らない、ネット情報収集のダメな点ですね。反省。

  • ブックマーク

この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
ブログ「tsutachi.co」は毎日更新中です。