こんにちは、つたちこです。
先日も書きましたが、現在「ゴールデンカムイ」全話無料公開中です。
ようやく最新話までたどり着きました。
これはすごい。やばいです。
「最新話まで見せるから、ここから先、最後までついてきて！」というこのキャンペーン。
太っ腹ではありますが、そこまでで十分満足してしまう可能性も多いにあります。
なにしろ285話。
コミックスにして28巻分くらいあるんじゃないかな。
私は最新刊の26巻までは読んでいたのですが、まさかこんな展開が！！ 待っていたとは！！！
という興奮が抑えられません……。こんなの無料で読ませちゃっていいのか。
以下、ネタバレがありますので、まだ読んでいない方は、ぜひ！
先ほどのリンクから全部読んで！！
※スマホで読むより、PCで読むと見開きで読めるのでお勧めです。というか、見開きで読むべきシーンがたくさんあります！
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先ほども書いたように、26巻までは読んでいました。
でもどうせだから、と1話から全部読み通しました。
読んでよかった。
「この伏線、ここから張ってあったのか！！」
とか
「この人、ここからいるー！！」
とか
「このシーンがここにつながってたとは……！」
みたいなことが山ほどあって、感心しまくりました。
ゴールデンカムイ、なんで入れ墨の囚人たちはみんな変態なのか、と思っていましたが、極悪犯ばかりが収容されている網走刑務所（当時）に行くほどの人は、なんらかものすごい突き抜けた人しかいなかったのかもしれません。
（一番最初に出てくる囚人は、そういう意味ではとても普通に見える）
で、既読の26巻分以降。
あまりのシリアス展開と、マンガの見せ方に、声が出そうになりました。
今までと別の漫画みたいだ。
特に2点。
270話のウイルクの顔をした鶴見中将。
271話の鶴見中将のタイトルコール。
（どっちも鶴見中将だな）
マンガ読んでて、ここまで「うおっ！！」って鳥肌が立つような体験は久しぶりでした。
タイトルコールに至っては、非常に感動してしまった。
「ゴールデンカムイ」ってタイトルが、こんなに効いてくると思わなかったよ……。
どちらも、いわゆる「決めゴマ」ですが、まんまとその「決め」にやられました。
すごい。
そして、鶴見さん、ソフィア、アシリパさんで語る過去編。
重い。
ゴールデンカムイでこんなにシリアスパートが続くとか、あるんだね……。
でもそれがすべての始まりの物語であり、今に続く騒動のすべてでもあるわけで。
ロシア大使館のシーンは「ここ！？ そこもつながってるの？！」って声が出てしまった。
（これも1話から読み返したからすぐピンと来たんだと思います。鯉登少尉誘拐シーンがこうつながるとは。そこにウィルクがいたなんて……）
ただ、鶴見さんがどこまで本当のことを言っているのかな？ とは思いますが……。
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その後も、杉元の過去が初めて明確になって、「そういえば主人公なのに、あんまり過去出てなかったな」と。
そこでのつながりが、第7師団にもつながってた。勇作さんと杉元につながりがあったから、尾形が執着してんのかな。
そしていよいよ函館へ。
ここまで明らかになったら、あとは2手に分かれて戦争？ ってなりますけど、きっと単純なそれにはならないんだろうな。
かなり謎解きをしてしまっていて、そこまで無料で見せてからも
「この先、最終章を楽しみにしてね！」
と言えるの、本当にすごい。
どんでん返しのどんでん返しや、この先いくつの伏線回収があったうえで最後に至るのか、楽しみで仕方ないです。
出てくるみんなの思いがちゃんと帰結するラストになるんだろうか。なるんだろうな、たぶん。
というか、この先の単行本が出るまで、結構長いこと待つのか……と思うと非常につらい。
リアルタイムでドキドキを共有したい。
本誌派になりたくなる。
それがこのキャンペーンの狙いだと思いますが！！
まんまとその気持ちになってます！
何度も書きますが、9月17日まで1か月以上無料で読める期間があります。
未読の方は、ぜひぜひぜひ、この面白さを楽しんでください。
私も、もう一度記憶なくして最初から読みたい！笑（繰り返して読むのも新たな発見があって、面白いですけどね）
余談ですが、私、先日包丁で指先を切りまして。
そんな小さな傷でも痛くて不自由している私。
ゴールデンカムイではみんな怪我がすごくて、銃剣が顔の皮一枚を貫くとか、羆の爪が顔を割くとか、ほほを串刺しとか、挙句の果てに自分で自分の皮をはぐとか、よくそれでそんなに動けるわね、と、いちいち痛い気持ちになります。
