長崎でサッカー観戦記(天皇杯3回戦)。応援にも棲み分けが欲しい…

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こんにちは、つたちこです。
久しぶりの生サッカー観戦してきました。

今回の対戦は、北海道コンサドーレ札幌 VS V・ファーレン長崎。
天皇杯の3回戦です。

会場は長崎県諫早市のトランスコスモススタジアム。
3年ぶりの長崎での観戦です。
アウェイ会場だけど「札幌のホーム扱い」だそうで、ゴールの位置がいつもと逆で変な気持でした。

当日は雨が降ったりやんだりの高温度高湿度。
この蒸し暑さの中、選手のみなさんは2時間弱走り回るわけで、本当に大変です。

写真:今回のスタグルは暑さに耐えきれずかき氷。
暑さに耐えきれず、かき氷で体を冷やす作戦。

天皇杯は、J1の試合より観客者が少ない気がします。
今回も2500人強とのこと。
私は会場のバックスタンド3階で見ていたのですが、まわりはガラガラでした。

こういうガラガラの席で見ている人たちは、だいたいがのんびり試合を楽しむ人たちが多く、応援スタイルも割と地味です。
ゴールした時や、いいプレイをしたときに拍手するなどはありますが、それ以上の応援はしていない人がほとんど。

今回も集合写真撮影にばっちり映りこみました。手を振ってます。(見えない)

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ですが、今回はその中に一人だけ、非常に熱心な応援者がいました。

このご時世なので、声出し応援や指笛、立っての応援などはNG。
やっていいのは、拍手、座ったままの太鼓などの鳴り物、フラッグやチームタオルを掲げることなど。

その熱心な方が使っていたのは「ハリセン」でした。
コンパクトなサイズのハリセンで、自分の太ももをばんばん叩きます。

ゲーム開始直後から、ゴール裏で鳴る長崎サイドの応援太鼓に合わせ、ハリセンをたたきまくり。
耳を突き刺すような、破裂音が続きます。

写真:長崎トランスコスモススタジアムで天皇杯

試合開始当初、ものすごい音にギョッとしました。
最初はハリセンだと思わず、すごい手拍子だな!? でもこんな大きな音はすぐ手が痛くなってやめるかも? と期待していたら、そのままずっと破裂音が続きます。

音源を見て納得。
なるほど、太もも&ハリセンだから、手を叩くより耐性があるのでしょう。

しかし近くにいたこちらは、あまりの音に耳がおかしくなりそう。
声や手拍子と違って、耳への刺激がものすごく強い。

試合も落ち着いて見ていられず、開始して数分で「もう無理だ!」と席を移動し、自主避難しました……。
本当は席移動はNGなんですけど、許してほしい。耐えきれなかった。
(自由席なんですが、感染症対策で席を動くな、とありました。すみません……)

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その人から2ブロックくらい離れたので、前よりはマシでしたが、それでもそのハリセンの音は響きまくりでした。

試合終了までハリセン応援は絶え間なく続き、途中からは手でハリセン方面の片耳をふさぎながら観戦してました。
つらい。

いや、許されているなかで工夫された応援だし、彼がチームを熱く応援する気持ちも尊重したい。
でもそんなに熱心に叩くなら、そういう人がいっぱいいるエリア(ゴール裏とかその近辺とか)で叩いたらどうだろう。

オット曰く「『使命』を感じて、あえて、応援手拍子が少ないエリアでやってる気がする」。
「このエリアは応援手拍子が少ない! 自分がハリセンの大きな音で隅々まで応援の音をいきわたらせる!」
みたいな?

というわけで、今回の試合は、ハリセン音に気を取られ、試合にあまり集中できませんでした(私が)。
結果は2-1でV・ファーレン長崎の勝利。
前半始まった早々2点取られ、ずっと追いかけて後半1点返したけどそこで終了、でした。

コンサドーレ側は、なんだかばらばらというか、集中や連携ができていないというか、試合内容は今一つだったように思いました。
(ハリセンのせいではないですが)

天皇杯はトーナメント式なので、北海道コンサドーレ札幌はこれで天皇杯敗退です。残念。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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