こんにちは、つたちこです。
プリン3回目の制作です。
前回のプリン作りで、自分好みのプリンに近づいた感じがありました。
また配合を変えようかな、と思ったのですが、その前に変えてみたい点がありました。
工程を変えるその1。湯煎の高さ変更
いろんなプリンレシピや、作ったブログなどをチェックしています。
気になるのはやはり、湯煎の量です。
お湯の量を
「プリン液と同じ高さに」
「カップの半分くらいまで」
と書いてあるのが多いです。
ゆっくり熱を伝えるのに、そこがやはり肝なのか?
でも道具ないし……と思っていたのですが、ひらめきました。
ある。
うちにもあるぞ、耐熱で底が平らな深さのあるものが!
長く使っている野田琺瑯の大小3つのタッパー。
あれが使えるのでは?
琺瑯製のタッパーならオーブンもOKですよね。
ためしてみると、大きなほうに2つ、小さなほうに1つずつ入ることがわかりました。ちょうど4つ入った。
高さもベストでは……!!
工程を変えるその2。裏ごしを丁寧にする
もう一つは裏ごしです。
過去2回は、普通のざるの目を通すことで「裏ごし」としていました。からざなんかはしっかりとれる。
が、しょせん「ざる」であります。目が粗い。
「茶こしでやる」
「不織布のキッチンペーパーを敷いて裏ごしする」
「さらしで裏ごしする」
等を見かけました。
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「丁寧に濾すと全然違います」というコメントも見かけ、見過ごせません。
不織布のキッチンペーパーも清潔なさらしも手元になかったので、茶こしで使うことにしました。
目がものすごく細かいので、先にざるに2回通して大きなものは取り除いた後、茶こしに通します。
最初は調子よかったですが、徐々に目が詰まってきて全然通らなくなりました。
ゴムベラでなでたりこすったりしましたが、もう一ミリも通らない感じ。
仕方なく、2回ほど途中で茶こしを水洗いして目詰まりを取り、なんとか全量の「茶こしde裏ごし」完了。
出来上がったプリン液、たしかに今までと違うきめの細かさがある。なめらか。
これは期待。
今回の材料
基本的に2回目の材料を踏襲していますが、砂糖の量だけ少し(10%)減らしました。
- 全卵 3個
- 牛乳 200cc
- 生クリーム(脂肪分35%) 100cc
- 砂糖 45g
- みりん 小さじ1
- カラメルタブレット(ビター) 8個
作ります
これはほとんど前回と一緒なので、そちらを参考に。
濾す工程が、ざる×2回、茶こし×1回に変更しています。
当初「茶こし2回」にしようかと思ってましたが、前述のとおり大変だったので1回でくじけました。
全部終わったら、プリンカップにタブレット、プリン液を入れ、琺瑯タッパーに配置。
(今回は、ほとんど泡がありませんでした。さすが茶こし)
琺瑯タッパーを天板に置き、沸かしたお湯をプリン液と同じくらいの高さまでタッパーにいれ、オーブンに入れます。
140度30分焼いたら、完成。
取り出して常温まで冷ましてから、蓋をして冷蔵庫で冷やします。
完成!見た目は変わらない!
カップに薄いナイフを差し込んで、空気を入れて皿に取り出します。
側面に、「す」が発生している。
うーん。
ここが! つるんと! してほしかった!!
たっぷり湯煎作戦、だめだったか。
それともそもそも30分が焼きすぎなのかな。
期待しただけに、残念。
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しかし!
食べてみると、「す」の存在はどこかに消え、前回との違いを感じました。
すごく口当たりがなめらか!
そして、「くどさ」がなくなっている。
実は前回、生クリーム100ccは、ちょっと入れすぎたかもなあ、と思っていたのです。
コクがあっておいしいけど、こってりしているというか、ちょっと1個全部食べるとキツイな、と。
もうちょい生クリーム比率減らしたほうがよいかも、と思いつつ、今回は(生クリームの残りが100ccあったという理由で)前回そのままの配分で進めたのでした。
ところが今回は、ほぼ同じ材料にもかかわらず、そのくどさが感じられません。
不思議!!
私だけかと思って、オットにも聞きましたが、同じ印象を持ってました。
「てっきり生クリーム減らしたのかと思った」
と言われました。
これが、減らしてないんですよ!!
湯煎効果なのか、茶こし効果なのか、どっちだろう? 茶こしかな?
でも、なんでこういう効果が出たのかな。
口当たりがなめらかになったことで、くどさが気にならなくなったのかも?
いずれにしてもいいほうに転んだみたいです。よしよし!
次回への申し送り
今回の改善点はオールOK!
というわけで、次回も同じ感じでやります。茶こしは面倒だけど、がんばる。
次に改善したい点は、焼き時間の変更でしょうか。
3回とも「す」が入っているので、それをなくしたい。つるんつるんのルックスを目指したい。
20分から25分あたりに焼き時間を短くしたらいいかな。
あるいは焼き温度を低くするか……。
レシピによっては120度で40~60分焼く、みたいなのもありました。
どっちにするかちょっと悩みつつ、次は焼き方で改善してみる予定。
ABテストみたい。実験感覚でとても楽しいプリン制作改善です。
これまでのプリン制作チャレンジはこちら。
耐熱ガラス製プリンカップの汎用性、めちゃ高い。普通に保存タッパーとしても活用中。
カラメルタブレットは、プリン作りのハードルをものすごく下げる素敵アイテム。