こんにちは、つたちこです。
仕事話。テレワークが常駐化した今、今更感がありますが、雑談って大事ね! と実感しました。
今、新しい仕事でウェブサイトのリニューアルに取り掛かっていて、最近知り合ったお客様の業務についていろいろ勉強中。
旧サイトにはほとんど情報がなく、周辺の類似サイトや、聞き及んだキーワードから調べたりして、ウェブサイトに落とし込みます。
先日、その調べたものベースで作った構成案をもとに、先方と打ち合わせしていました。
直接企画内容とは関係なかったのですが
「私が依頼するとしたら」
という話を雑談でしてました。
「私がやる場合、〇〇の条件がだめって書いてあるから、それが気になるんですよねー」
と話をしたら、その「なぜその条件がNGなのか」の説明をすごく詳しくしてくれました。
その説明内容が、今まで見てきた類似サイトたちにはどこにも載ってない情報でした。
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え、そうなんだ! と目からうろこ。
もっと単純な理由でNGなんだと思ったら、そうではなかった。
正しい理屈を説明してもらうと、「なるほど、それはたしかにそうなるわ」となる情報でした。
「その話、いろいろ見た中のどこにも書いてなかったんで、知らなかったです」
「絶対、新しいサイトに書いたほうがいいです」
「私と同じ理由で躊躇する人の、納得材料ですよ」
という話をしたら
「そんな出すべき情報だと思ってなかった……」
「今まで依頼された中で、その理由でやめた人も結構いたけど、それはもう仕方ないと思ってた」
とのことでした。
本人は気づいてない価値ある情報。あるあるです。
例えば、これが打ち合わせではなく、資料添付&テキストベースで
「この内容があってるか確認してください」
「追加箇所、NG箇所を指摘してください」
というチャットやメールのやり取りだったら、絶対出てこなかった。
本人が重要だと思ってない以上、私に知らされることはなかったと思います。
一見本題に関係ないようでも、いろんなことををしゃべっているときに、見知らぬネタが出てきたり、貴重なことをぽろりと教えてもらえたりするものです。
雑談は無駄話ではないのだな。
そして、こういう情報がでてくると、ものすごくうれしい。
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こういうのが、打ち合わせ&雑談ならではよね……としみじみと思いました。
特に今回の場合、知り合ってまだそれほど時間がたっていない方なので、最初はお互い緊張感もあり、zoomでのミーティングでも必要最低限の話をするのが第一だったのです。
打ち合わせも3回目、4回目になってきて、じわじわと打ち解けて話もしやすくなってきたところでした。
こういうのも考えると、「打ち合わせは初回のみ」っていうのも、やっぱり危険だ。
何度も顔を合わせて話すことで、出てくる話って絶対ある。
もちろん上手な人は、最初からそういう相手の持つ情報を引き出す術を持っているのかもしれません。
私の場合は、こうやって徐々に間合いを詰めつつ、いろんな話を聞かせてもらって煮詰めていくのが性に合ってるのだな。
時間はかかるけど、自分でもそのほうが面白い。
相手はその道のプロなので、いろんな話を聞くと勉強になります。
今回の打ち合わせでいったん基本方針は決定しました。
しかし、毎回打ち合わせのたびに「そうなの?!」っていう話が出てくるので、これ、まだいろいろ話をしたらほかにも出てくるのでは……? という気がしなくもない。
まあそのときは、なんとかしよう。調整できる範囲の情報でありますように。笑
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