こんにちは、つたちこです。
久しぶりに新メニューに挑戦です。
ネットで見かけたレシピ「春菊とせりの春巻き」です。
レシピはこちら。
寿木けいさんのレシピです。エッセイも素敵。
第23回 北の春 | 寿木けい「土を編む日々」 | よみタイ
冬の春菊と春のセリ!
早春のレシピって感じ。「春の食材を巻く、春巻き」です。
まさに、今食べるべき。
夕方のスーパーにセリがあるかしら、と思ったらうまい具合に1束残っていました。
春巻きは、レシピに書いてある小さめのサイズがなくて普通サイズで対応しました。
作るのは、ちょっとだけ手間がかかりますが難しくはありません。
詳しいレシピは、上記ページをみていただければ。エッセイの後に、レシピがあります。
サッとゆでた春菊とセリをザクザク切って、しっかり水気を絞ります。
しょうががなかったので、今回はおろししょうがチューブで代用。
春巻きの皮にセリと春菊とおろししょうがを適当にのせて、ぎゅっとなりすぎないようにふんわり巻きました。
今回は大き目の皮だったから、できあがりは6本。残った皮は明日何かを巻くことにしよう。
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さて、火を入れます。
私の場合は、少な目の油で「揚げ焼き」にしました。
小さめのフライパンに5mm程度のオイルを入れて、温度があがったら3本ずつ入れて揚げていきます。
春巻きは油もはねにくいし、粉やパン粉も使わないし、揚げ物類の中では気が楽に作れることを発見。
オイルの量が少ないので、側面は春巻き同士を立てかけて揚げます。
入れ替わって第2弾の3本も揚げます。
温度が高くなっているせいか、2弾めのほうが早く色づきますが、中身はゆでてあってそのまま食べても問題ない具なので、それほど気を使わなくても大丈夫なはず。
こんがり、「柴犬色」になったら出来上がり。
このレシピの「柴犬色」っていいですね。キツネじゃなくて柴犬かー、とふふっとなりました。
油をきって、食卓へもっていきます。
できました!
巻き方が下手で、サイズがばらけてますが、カリカリにあがってます。
さっそくいただきます。
アツアツのうちに食べねば。
中身には味付けしていないので、食べるときに、塩とレモンを少々。
ざくっという音とともに、口の中に春巻きの皮がぱらぱらっとほぐれます。
中のセリと春菊は、ほとんど癖がなく、でもセリの香りがほんわりと。
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おいしい。
揚げ焼きとはいえ油っけはたっぷりですが、中があっさりさっぱりでバランスがいいかも。
塩とレモンという味付けも、シンプルな具材によく合います。
一方ショウガはあまり効いてませんでした。
やっぱちゃんと千切りで入れたほうがいいかも?
春巻きって、「面倒」なイメージがとにかく大きくて、いわゆる正統派中華春巻きは一度も作ったことがありません。
いろんな具を炒めて味付けて濃厚なあんかけにして、冷やして、巻く。考えただけでも腰が引けます。
でも、この「おひたし」レベルの野菜をそのまま入れて作る春巻きなら、全然作りやすい。
春巻きに対する「面倒さ」のレベルがものすごく下がりました。
しかも、おいしい!
これがなによりです。
カリカリサクサクの衣とあっさり葉物の対比、嚙んだ瞬間の香り。
ちょっと手間かかっても、この揚げたてのおいしさは、お惣菜では得られない!
ちなみに、全部揚げ終わったら、油は少量しか残らなかったので、後処理も楽でした。
(ということは、あの油の量が春巻きにしみ込んで、食べているのか……と考えると、ちょっと無言になりますね。おいしさ=カロリー!)
今日はサワラのたたきも買っていたので、日本酒に合わせて食べましたが、塩味の春巻きが甘めの日本酒によく合ってました。
呑兵衛の夕食。
でも、これはビールでも絶対おいしい。
また食べたい!