歯医者日記:再びの親知らず問題

※本ブログの一部のページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

こんにちは、つたちこです。
2か月ぶりの歯のメンテナンスに行ってきました。

基本的には、クリーニングして歯石とって様子に変わったところがないかを見る、というお気楽受診です。
痛くもないし、きれいにしてもらうだけなので、むしろ楽しみに行きます。

写真:歯医者さんイメージ

 

今回もいつものクリーニングを済ませ、このまま解散かな、というタイミングで歯科衛生士さんの動きに変化がありました。

診療椅子の目の前にあるモニターに、以前撮影した私の歯のレントゲン写真が表示されました。

ん?
今日やることはもうおしまいでは?

 

「つたさん(仮)、11月くらいに親知らずを抜くことをお勧めしたんですけど、その後検討されましたか?」

 

わ。
まさかのその話か!

前回1月のメンテナンスに来た時に、一度も親知らずの話に触れられなかったので、もうその話はしなくなったのかと思い込んでいました。

<スポンサーリンク>

 

わたしには、右の下親知らずと、左の上下の親知らずと、計3本の親知らずが残っています。
そして、現在の歯医者さんに通うようになってから、親知らず抜くべき、といわれ続けているのです。

ちなみに、右下の親知らずは真横をむいて奥深くに埋まっており、一度は大学病院で手術して抜歯してもらう話もありましたが、リスクが高くて中止しています。

 

親知らず抜歯の検討。

していますとも。
毎回歯医者に来るたびに、そして毎日歯磨きをするたびに「本当に抜いたほうがいいのかな」と悩んでます。

たしかに毎日の歯磨きで親知らずは磨きにくいので、なかったら楽だなーと思うものの、現状何事も起こっていない健康な歯の一つである親知らず。
抜くのを決心するのに勇気がいります。

 

「踏ん切りがつかないんですよねー」と苦笑いすると、歯科衛生士さんも「まあわかりますけどね!」と笑ってくれました。

 

そして歯科衛生士さんの、何度目かの親知らず抜歯をすべき理由を語ってくれます。

今はいいんだけど、将来的にどうしても虫歯になりやすい(磨きにくいから)。
→ 親知らずが虫歯になると、隣の奥歯を巻き込む可能性が高い。
→ 抜く本数が増える。
→ さらに年を取るほど傷が治りにくいし体力も衰えるので、若いうちのほうがよい。

そんなに若くはない私ですが、今後の人生では今が一番若いのであります。
今後の人生に向けた予防治療として、有効な手段ってことですよね。

 

抜歯してどうなるかを聞いてみると
「左の上下親知らずはまっすぐ映えているから、さっと抜けます。一緒に抜いてもよい」
「抜歯後の痛みもそんなにひどくないはず。早い人は翌日、長くても1週間で痛みは引く」
「抜歯すると、1か月くらいは歯茎に穴があいてるので、ご飯粒とか入りがち」

などのアナウンスがありました。
以前にも聞いた話もあるし、もう私はだいたい抜歯情報を理解しているのを再確認。

<スポンサーリンク>

 

正直、もう喉元まで
「じゃあ、抜いちゃうかな……!」
と出かかったのですが、むぐむぐとためらっていると
「今じゃなくても、電話でも大丈夫なので、決心されたら連絡ください!」
とあっさり終了になりました。

いつまでも決断しない患者に付き合うほど、暇ではないのだ。

ほっとしたような拍子抜けしたような。
次のメンテナンスの予約をして、会計して帰宅しました。

 

そのあとも考えております。

というか、たぶんもう「抜いちゃおうかな」という気持ちがかなり高いんです。
毎回聞かれて、早いほうがいいと言われ、今後の歯磨き生活も楽になる。

でも自らの身を痛める行為を「お願いします!」というのに勇気が出ない。
だってどうしたって痛いじゃないですか。はえてる歯を抜くんですよ?

これがもう「抜かざるを得ない状況」ならこんなに悩まないし、先方も「抜きますよ!」と強く出るでしょう。
問題ないのに「自分に痛いの、やってください!」と申し出るのがハードル高いんだなあ。

 

という話をオットにしたら「僕が歯医者さんに『妻が歯を抜きます』って電話してあげようか?」とニヤニヤされました。強制力の間違った使い方!

もう腹をくくるしかないのか、と今日も1日が終わっていきます。
結局次のメンテナンス日まで悶々としそうです。

 

Photo by Quang Tri NGUYEN on Unsplash

  • ブックマーク

この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
ブログ「tsutachi.co」は毎日更新中です。