こんにちは、つたちこです。
週末に大分に行ってきました。
目的の一つはサッカー観戦、もう一つが「MANGA都市TOKYO」展です。
「MANGA都市TOKYO」展は8月から11月にかけて東京でやっていた展覧会です。
10月に上京したとき行きたかったのですが、ちょうど休館日で行けなかったのでした。
そしたら、大分で巡回展をやるというではないですか。
なんで大分で!? ってなりましたが、ちょうどいいタイミングでサッカーの試合があったので、一緒に行くことにしました。
大分県は福岡の東側の隣県ですが、大分市はうち(糸島は福岡最西部)から車で高速使って3時間くらいかかるので、さくっと行くにはちょっと勇気がいる距離なのですよ。
やっていたのは大分県立美術館。「OPAM」という愛称(略称)があります。
建物がきれいでかっこいい!
入館時に体温チェックと緊急連絡先の記入があります。
こちらが「MANGA都市TOKYO」展。
土曜日の午前に行ったのですが、かなりすいていて見やすかったです。
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詳しくは公式サイトを。
TOSテレビ大分開局50周年・大分県立美術館開館5周年記念事業 MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮 2020 | 展覧会 | 大分県立美術館(OPAM)
撮影OKな箇所があったので、いくつか。
まずイントロダクション。
東京都内の地図とともに、アニメやゲーム、特撮の映像が流れるエリアです。
その映像にかかわる場所が示されて、東京のどこで起こった出来事(架空の、ですが)なのかを伝えるコンテンツです。
実はこれを一番楽しみにしていました。
東京の展示では、《1/1000巨大東京都市模型》として、巨大な都市模型が展示されていたのです。
参考:展示紹介 | MANGA都市TOKYO
ですが、大分では普通の地図になっていました……!!!
展示場所が狭かったからでしょうか。人がそんなに来ないからでしょうか。
巨大模型が、見たかった……。がくり。
(たしかに大分の展示案内のほうには、一言も「巨大模型」とは書いていない)
それでも、大きな東京の地図にスクリーンに映るゲームやアニメのコンテンツの場所が示されると、「ああ、あの辺の話なのか」と東京を舞台にしたものだと分かる仕組みで、面白かったです。
以後の展示のコンセプトがここでわかるようになっているのです。
以後は基本撮影NGです。
東京(江戸)を舞台にした漫画やアニメ、ゲーム作品を、場所の紹介とともに展示してありました。
個人的にはマンガの原画(複製原画もありましたが)がいろいろ見られたのが楽しかったです。
知らないまんがでも原画を見るのは楽しい。生の筆跡ってすごいです。
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特に手塚治虫と羽海野チカの原画が見られたのはうれしかった。
直筆の零ちゃん! 背景が切りばりされているのが新鮮でした。(「3月のライオン」は、東京・佃が舞台です)
あとは、シティハンターの原画もめちゃくちゃきれいでした。夜景背景が美しい。(夜景は新宿ですね)
アナログ原稿は、デジタル全盛の今となっては本当に貴重品ですね。
展示の最後のほうにあったのは、電車の実物大模型のインスタレーション。
東京を走る電車になっていて、中央線やりんかい線、ゆりかもめの風景が、窓の外に映像で流れていました。東京にいるアリバイ工作になるか?
生身の人間とキャラクターが共存する街〈東京〉を現しているそうです。
(ラブライブの中づりだらけで、そういうラッピング電車が実際にあったのを再現しているようです)
知らないコンテンツもたくさんあったのですが、そういう出会い含めて楽しい展示でした。
今まで知らなかったのですが、松本大洋の原画が味わい深くて素敵だった。
すいていることもあって、原画も間近でじっくり見られます。
全体は、2時間くらいかけてみました。満足!!
展示は2021年1月17日までなので、あと1か月ほど。
九州近辺の方はぜひぜひ。
MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮 2020
大分県立美術館 大分市寿町2番1号
TOSテレビ大分開局50周年・大分県立美術館開館5周年記念事業 MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮 2020 | 展覧会 | 大分県立美術館(OPAM)