こんにちは、つたちこです。
福岡が柿の産地だと知ったのは、引っ越してきた2017年のことです。
毎年柿がおいしくて、東京にいたころと比べ物にならないくらい柿を食べてます。おいしい。
ご近所でも、柿の木を植えている家が結構あってうらやましく見ています。
生の柿もおいしいですが、干し柿も好きです。
でも、買うと結構高いんですよね。
干し柿を作っているおうちを見かけたこともあって「福岡でも作れるのか!」と思っていたものの、失敗が怖くてやったことはありませんでした。
その3年ほど寝かせていた「干し柿やってみたい欲」が今年は爆発。
失敗してもいい! 一度はやってみたい!
いろんな「干し柿の作り方」を見て回って、やり方を事前学習しました。
【極上の保存食】家庭で作る干し柿の作り方【誰でもできる】 | ソライロノヲト
【しっとりやわらか】お家でできるおいしい干し柿の作り方♪|LIMIA (リミア)
特別な道具必要なし、干し柿の作り方 by 榎本 美沙 | レシピサイト Nadia | ナディア – プロの料理家のおいしいレシピ
作るのはそれほどハードル高くないですが、一番気を付けるべきは、カビ!
清潔にすることが大事そうです。
もう一つ、時期的な問題があります。
11月ごろに一瞬寒くなって、その後また温かくなって(夏日がありました)、干し柿を作るのに最適な「低温&乾燥」になかなかならない。
「温かいとカビてしまうのでは」と心配で手が出せませんでしたが、ここ最近ようやく寒さが安定してきた気がします。
これ以上待つと、柿自体が販売終了してしまうのでは! といよいよ決行することにしました。
買ってきたのは、袋に入った渋柿。
残念ながら地元の柿ではなく、愛媛県産でした。
<スポンサーリンク>
福岡産のはもう旬が終わってしまったのかもしれません。
産直でも柿はもう見かけなくなってしまいました。
8個入りでしたが、かなりずっしりとした、1個が大きな柿です。
初心者なので、少な目にチャレンジすることにしました。
出来上がったら、8個なんてペロリな気がしますが……。
いざ。事前調査済みなので、準備は万端です。
用意したのはこちら。
- 柿
- 紐(適当な長さのもの4本)
- 包丁・ピーラー
- ざる
- 大きめの鍋(お湯を沸かしておく)
- キッチン用アルコール消毒
- ビニール手袋
まず、包丁・ピーラー・ざるをアルコール消毒。
念を入れておきます。
自分の手もきれいに洗ってからビニール手袋を装着。
柿に触れるものはできるだけ清潔に保つ心がけです。
柿は、へたの周りのがくがぱりぱりだったので、短く折ってから、ぐるりと包丁で皮をむきます。
その後、ピーラーで縦方向にむくと楽にできました。
この柿、色もきれいでよく熟していてみずみずしい。
とてもおいしそうに見えます。
試しに、柿の表面を薄くむいたものを舌にのせてみました。
おおー、舌がびりびりする……。
やっぱりちゃんと渋柿でした。あたりまえですが!
全部皮をむき終わりました。
全部むけたら、紐を装着。
今回は数も少ないので、アメリカンクラッカー型に紐の両端に柿の枝を結んでいきます。
ちゃんと干し柿用には「枝」がT字型に残してあるのですね。感心します。
全部で4セット。
準備ができたら、2個1セットで沸騰したお湯に10秒つけて表面を煮沸消毒。
煮すぎないように、10秒カウントしたらすぐに取り出して、そのままベランダに干します。
煮沸消毒後、どこにも柿が触れないように、雑菌がつかないように!
<スポンサーリンク>
これを4回繰り返したら、この日の作業は完成。
ベランダの物干しざおに、4セットぶら下がりました。紐の長さがバラバラですが、気にしない。
柿同志がくっつかないように、ずらすのも忘れなく。
夕日のあたる柿がとてもきれい。
「うちのベランダに干し柿がぶら下がっている」っていうのが、たまらなくうれしいです。
とうとうやってやったぞ。
ぶら下がった柿をうっとりと見てしまいます。
これでこの日の作業は終了。
ですが、干し柿づくりはここからがスタートなのだ。
毎日様子を見て、かびてないかのチェック。
かびてたら焼酎などで消毒などをしていくそうです。
数日たったら、優しくもみほぐす作業で中まで渋が抜けるようにする、などなど。
楽しみです。
あー、しばらくずっとお天気だといいなあ。
1週間後の経過レポートです。
https://tsutachi.co/blog/2020/12/make-dry-persimmon-2/