冴えない日も、まわりのおかげで「あがる日」になる

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こんにちは、つたちこです。
買い出しは、仕事がひと段落着いた後の日暮れ後に、散歩を兼ねてオットと行くことが多いです。
このくらいの時間だと、スーパーもだいぶ空いています。

一家そろっての買い出しはNGですよね、すみません。
重いものをまとめて買うときに運び手が必要なのです……。

写真:スーパーでの買い物イメージ

 

昨日も徒歩10分ほどのスーパーまで歩いていきました。
散歩兼、相談&雑談タイム。

スーパーでは、なるべくコンパクトに動いて買いたい物をかごに入れ、いざ会計。
空いていたので、「イケボの人」とあだ名をつけている素敵な声の若者のレジに向かいました。

で、財布を出そうとして、頭から血の気が引きました。

 

さいふがない。

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いつも小さいポシェットに財布とマイバックを入れていくのですが、マイバックはあるけど財布がない。
え!? なんで財布がないの!?

頭がカーっとなりながら家を出る前の自分の行動を思い出したけど、よーく考えたら財布を入れた覚えがない。
落としたわけではない。財布は家だ。

あああ、「今日は妙にポシェットが軽い」と頭のどこかで思ってたわ!!
なんでそう思った時に確認しなかったか、わたし!!!

他に持ってるのはスマホ。
でもこのスーパーは電子マネー対応していません。
オットも手ぶらです。
つんだ。

 

あわてて商品をレジに通す前に「イケボの人」に、
「すみません! 財布、家に忘れてしまったんです、ごめんなさい!」
と告げると、
「ご自宅は近くですか?」
「戻られるなら、このままレジで預かりますよ」
と非常ににこやかに対応してくれました。

イケボの人、イケボだけじゃなくて、やさしくて親切!!

「ごめんなさい! 超!急いで持ってきます!」
ありがたく申し出をうけて、あわてて店を出ました。

 

速足で自宅に戻りながら、オットに
「まったく気付かなくて、ほんとにごめんよー」
とあやまると、
「今日は2往復でたくさん散歩ができたってことでいいんじゃない?」
「財布は任せてたから、自分も全然確認しなかったし」

前向き発言だ。

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こういう時に「ちゃんと持ってきなよ」と不機嫌に責めないところがすごい。
これは自慢ですが、ほんとに夫氏は穏やかな人だなーと感心します。

 

家に帰り今度こそ財布をにぎりしめ、速攻で店にとんぼ返り。
レジを閉めて後輩の研修をしていたっぽいイケボの人のところに行き、
「さっき財布を忘れたものです!!」
と告げると、
「あ、ちょっと待ってくださいねー」
と駆け足でバックヤードへ。

なんと、私のかごの中から冷蔵保存の製品をとりわけて、バックヤードの冷蔵庫に入れておいてくれたのです。
わざわざ!
なんて気が利くんだー!!

「お仕事増やしてごめんなさい」
とあやまると、全然大丈夫ですよ、と笑顔。
イケボ、めっちゃかっこいいな!!!
お礼をいって無事に買って帰りました。

 

「イケボの人」の名前を控えるのをうっかりしましたが、すっかりファンになりました。
たぶん大学生のバイトだと思うんですが、すばらしい接客。素敵です。
もしかしてマニュアル通りだったのかもしれないけど、彼の笑顔&笑声&優しさあふれる対応で私はすくわれたのだった。
スーパーの投書コーナーにお手紙出そうかしら。時給上げてあげてください。

そしてオット氏も、私のミスを笑って許してくれてありがとう。

というわけで、自分自身はさえない日でしたが、まわりのフォローがキレッキレだったおかげで、なんだかとてもありがたい日になりました。
散歩もいつもの2倍で、よく歩きました。笑

 

Photo by Martijn Baudoin on Unsplash

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
ブログ「tsutachi.co」は毎日更新中です。