【福岡赤坂】「小野の離れ」は正しく大人の隠れ家!おいしい和食三昧でした

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こんにちは、つたちこです。
福岡市の赤坂にある「小野の離れ」に行ってきました。
11月生まれのオットの誕生日ディナーです。

 

「小野の離れ」のうわさはあちこちから聞いており、「おいしい!」「たっぷり!」などなどいいことしか聞かない。
一度行ってみたい! と思っていたので、ようやく行けてうれしい。

小野の離れは「大人の隠れ家」すぎる

小野の離れがあるのは、地下鉄赤坂駅と天神駅の間くらい。
徒歩7分ほどでしょうか。
地図を見ながら行ったのですが、ぐるぐる探しても入口が見当たらない。

何度も地図を見直して「絶対この建物の2階のはず!」……の建物への入り方がわからない。

何度もぐるぐると歩きながらよく見ると、小さい路地、というか通路があります。

写真:福岡赤坂 小野の離れ 入口の路地

まさかね、と思いながらその通路を奥に入ると、ちいさな「小野の離れ」の看板がありました。しかも薄暗い。

写真:福岡赤坂 小野の離れ 看板

ここかーい!
隠れ家っていうか、隠れすぎ!

さらに、入口にはインターフォンがあり「お越しの方は鳴らしてください」とのこと。
そのまま入れない……!

写真:福岡赤坂 小野の離れ インターフォンを押して呼び出します

予約はしていったので、おそるおそるインターフォンを鳴らして名前を告げると、二階からわざわざ出迎えに来てくれました。
わー、これは知らずに来たらビビる。というかビビりました。

お店の中はフレンドリーで雰囲気もカジュアルでした

行く前はかなり敷居が高いイメージがあったので、お店の雰囲気もかしこまった感じを想像していました。
でも実際に行ってみたところ、とてもフレンドリー。

今回はカウンター席を用意してくれたのですが、合間合間に話しかけてくれるし、料理の説明のときにも気軽に質問できる雰囲気でした。
適度なざわざわ感も居心地がいいです。

写真:福岡赤坂 小野の離れ 店内の様子

好きなものをたくさん食べました

今回はオットの誕生日というわけで、彼のセレクトをメインに私の希望もプラスして! という感じでアラカルトで食べました。

 

まずはお通し的に蒸しナス? が出てきたのですが、そこにカボスだしを液体窒素でシャーベットにしたものをかけるそう。
カウンターの上で、カボスだしをボウルにいれると湯気、じゃないな、冷たい煙が!

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写真:福岡赤坂 小野の離れ ナスのカボス出汁シャーベット

しょっぱなからエンタメ感すごい!
ここで凍ったカボス出汁をナスの上にのせてくれました。

写真:福岡赤坂 小野の離れ ナスのカボス出汁シャーベットかけ、できあがり

あっという間に溶けてしまうので、急いで食べました。
お出しがしっかり染みてました。

 

このお店でたぶんほとんどの人が頼んでいるんじゃなかろうか、という刺身盛り合わせも頼みました。
1皿が1名分。
お刺身が一切れずつ、11種類のっているという。

出てきたのがこちら。
岩盤のおさらに色とりどり。

まず第一弾。
写真:福岡赤坂 小野の離れ 刺身盛り合わせの第一弾

お醤油がない? と思ったら、右わきにワサビと一緒に添えてある「特製とろろ昆布醤油」をつけてくださいとのこと。
これが、のりの佃煮のような甘さのある醤油で、これ単体でおいしい。

小さなお寿司が2貫、そしてしめ鯖、鰆、うになどなど。
いろんなお刺身がありましたが、一番印象に残っているのが、カンパチ。
お店で熟成させているそうです。
厚みもあって、ぶりぶりとした歯ごたえ。脂ののったカンパチ、とてもおいしい。

そして第2弾。
写真:福岡赤坂 小野の離れ 刺身盛り合わせ第2弾

こちらはアワビのしゃぶしゃぶやごまサバ、鱧など。

これあわせて1人前です。
お魚がおいしいお店だと聞いていましたが、期待以上!

 

続いて、ルッコラとスモークサーモンのサラダ。
てっきりもっとこじんまりとした感じで出てくるかと思いきや、どっさりと大皿にのったサラダでした。2人には多すぎるくらい。
写真:福岡赤坂 小野の離れ ルッコラとスモークサーモンのサラダ

ルッコラだけでなく、レタスも入ってました。
トロリとしたスモークサーモンもおいしい!

 

次に、里芋とシャケの唐揚げ。
鮭のから揚げってあまり聞かないですね。

写真:福岡赤坂 小野の離れ 里芋と鮭のから揚げ

どこの部位かわからないのですが、脂ののった部分で骨も多め。ひれが付いていたので、えらの後ろあたりなんでしょうか。

里芋はとてもやわらかく煮てありました。周りの衣のサクサクと対照的でうまうま。

 

このへんですでに結構おなか一杯になってきましたが、次に鯖のコンフィ。
コンフィというから、既に煮てあるものを想像していたら、出てきたものはコンフィというよりアヒージョっぽい。
鯖とレモンと椎茸とプチトマトがぐつぐつ煮立ってます。

写真:福岡赤坂 小野の離れ 鯖のコンフィ

鯖はしっとりと煮てあります。
プチトマトと椎茸も、うまーい。
オイルに浸してどうぞ! とパンもついてました。おいしくないわけがない!

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結構おなか一杯でしたが、もう一声!
たこと万願寺とうがらしのチーズフラットと、めかぶと明太子の卵おやきをオーダー。

写真:福岡赤坂 小野の離れ たこと万願寺唐辛子のチーズフリット

フリットは、タコがぷりぷりで噛み切れないほど。
万願寺唐辛子も揚げて甘みが強くなったジューシーさがサクサクの軽い衣とよく合います!

写真:福岡赤坂 小野の離れ 出汁巻き卵

めかぶと明太子の卵焼きは、上にどっさりと大根おろし付き。
めかぶの入った卵焼きははじめて食べました。
さっぱりとしておいしかったですが、個人的にはオーソドックスに明太子だけでもいいかな。

 

そうそう、お酒の種類も多かったです。
ビールやワイン、日本酒に焼酎。ウイスキーもいろいろ取り揃えているようでした。

今回は、天山ひやおろしと、古伊万里 前(さき)というお酒を飲みました。どちらも佐賀のお酒。
天山はあっさりめ。古伊万里 前は甘みが強めでしたが、どちらもおいしかったです。
すぐに銘柄を忘れてしまうので、メモしておきます。笑

 

もうおなかいっぱいだー! と思ってからもう3品くらい食べてしまった。
ものすごいおなか一杯になりました。
ごはんもの(炊き込みご飯とか)メニューも種類が多くて、すごーく気になったのですが、とてもたどり着けませんでした。残念。

どれも、1品あたりのボリューム感がかなり多めなので、2人だったらもう少し品数減らすべきだったか。いやでも全部食べたかったし!
アラカルトの一皿当たりのボリューム感は、3~4人でシェアすると、ちょうどいい気がします。
あるいは、コース料理をお願いするのもよいかも。

 

どれもおいしかったですが、やっぱり最初の刺身の盛り合わせのインパクトが大でした。
あれだけでおいしさ、ボリュームともに一気に引き込まれてしまいました。

 

ごちそうさまでした。
帰り際には、一階の外の通りまで見送ってくださって、さらにおみくじまでくれました。
おみくじは次回使えるサービス券になっているとのこと。
これはぜひ使いにまた来なくては。笑

満足&満腹の夜でした。
今度は、お得でおいしいと噂のランチにぜひ来てみたい!

 

小野の離れ
福岡県福岡市中央区舞鶴1-3-11 2F

小野の離れ 炉端(公式サイト)

小野の離れ [食べログ]

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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