こんにちは、つたちこです。
福岡では、そばよりうどんが断然優勢です。
ですが、糸島においしいお蕎麦屋さんがあると聞いてやってきました。
「そば処 山崎」。
古民家を改装したお店です。
おそばやさん、久しぶり。
山崎があるのは、糸島の中でも山側です。
県道49号線から折れて、細い道を進んだ先にあります。
お店は、もともと農家のおうちとかだったのでしょうか。
平屋の建物が2棟連なっています。
車は6、7台は停められそうな広い駐車場でした。
引き戸を開けると、玄関がそのまま使われています。
靴を脱いで、お邪魔します。
中に入ると、さらにガラスの引き戸があります。
開けてはいると、手前にお座敷、奥にテーブル席が並んでいます。
「どこでもどうぞ!」と言われたので、隅のテーブル席に座らせてもらいました。
日差しがあたたかでのんびりした雰囲気。
今回、平日の13時頃にお邪魔したのですが、先客が4組ほど。
私たちの後にも3組ほどやってきました。
この場所でこのタイミングにこのお客さんの入り。人気のお店なのでは。
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さて、メニューを拝見。
ベースの手打ちのお蕎麦は一緒で、トッピングがいろいろだったり、暖かかったり冷たかったり、というバラエティです。
お値段はどれも1000円越え。結構いいお値段だ。
悩みましたが、私は季節限定の鶏肉ときのこのつけそば(1500円)。
オットはあたたかいみぞれそば(1200円)をお願いします。
しばらく待つと、「前菜です」とお皿がやってきました。
おお? 前菜がつくのですね。書いてあったかな?
お皿の上に、様々なお惣菜が並びます。
厚揚げの煮物、卯の花、サツマイモの煮物、レンコンの煮物、煮豆、叩きキュウリ、ちくわとモロッコインゲン(たぶん)とナスの天ぷら。そしてみかん。
天ぷらは揚げたてでした!
あつあつサクサクのちくわの天ぷら(カレー風味)おいしい。
煮物類もしっかり味がしみしみで、とてもおいしい。
一つ一つ丁寧に作られていそうな味がします。
前菜を食べ終わってしばらく経って、お蕎麦がやってきました。
キノコと鶏肉のつけそばです。
おつゆはあっつあつでした。冷たいそばとあったかいおつゆの組み合わせ、好きなんです。
ではいただきます。
そばはコシがあっておいしい。
そしておつゆは関東風の辛口でした。色も濃くて、こういうおつゆを外食で食べるの、久しぶりだ。
キノコはしめじに椎茸にえのきが入っていて、出汁においしい味がしみだしてます。
鶏肉は少な目でしたが、柔らかくておいしい。
途中で添えてある柚子胡椒を入れると、さらにピリッと味が引き締まります。
オットの頼んだ「みぞれそば」はこちら。
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少し味見させてもらいましたが、こちらのおつゆはうどん風の色の浅いおつゆでした。
あったかいそばには、やっぱりこのおつゆなのかな。
関東風の黒いおつゆ(あったかいバージョン)は受け入れにくそう……。
たっぷりの大根おろしでさっぱり食べられてこちらもおいしい。
胃に優しそうな味がします。
食後には「そば湯」も出してくれました。
そば湯も、そういえばうどんやさんでは見ないので、ひさしぶり。
あったかいつけ汁を最後までおいしくいただけました。
ごちそうさまでした。
丁寧に作られたおいしいおそばを楽しめました。
お店の方が、常連さんだと思われる方に名前で呼びかけていたり、「お待たせしました!」とはきはきと声をかけたりと、ホスピタリティ高い接客なのが印象に残りました。
そして、13時半には打ったお蕎麦がなくなり、閉店!
店舗情報では16時までとなっていましたが、まさかこの早い時間になくなってしまうとは。
早めに来てよかったです……。
春には「一本桜」が咲くのが有名なんだそうですよ。
そば処 山崎
福岡県糸島市二丈松国102