時間がおいしくするほかほか鶏大根。肌寒い日の夜に食べたい

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こんにちは、つたちこです。
そろそろ大根が出始めました。
スーパーでずっしりと瑞々しい大根が売っていたので、さっそく1本買いましたよ。
冬が近いですねえ。

大根といえばおでんがおいしいけど、ちょっと面倒。
でも染み染み大根が食べたい。

そんな時に作るのが、ブリ大根ならぬ「鶏大根」です。
我が家で愛用中の鋳物鍋、バーミキュラにお任せするとめちゃ簡単に作れます。
下ゆでも不要。

先生ー! 出番でーす!

鶏大根の材料

材料はシンプルです。
味付けもめんつゆのみ。

  • 大根 1本弱(鍋に並ぶ分だけ)
  • 鶏手羽先 8~16本(すきなだけ)
  • 濃縮めんつゆ

以上です。

大根と手羽先の量は鍋のサイズに合わせてください。

めんつゆは、「かけうどんつゆ」より若干濃いくらいの濃度にします。
めんつゆの種類によって、希釈を変えてください。
薄めためんつゆが、材料の半分くらい浸る量を用意します。

まあ、ぶっちゃけ適当でも。
濃すぎないほうがいいです。薄いのは後から何とかなります。

鶏大根の作り方

作るのは簡単なのですが、後半の『放置時間』が大事なので、夜食べるなら昼ごはんと一緒に仕込みます。
バーミキュラがなければ、できるだけ厚手の鍋で、冷めにくい鍋を使うのがよいと思います。

 

大根を2cm厚さの輪切りにして、皮を剥いてから4つ割りします。
※4つ割りするのは、早く染み染みにしたいためです。

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バーミキュラに、大根を出来るだけ平らに並べます。

手羽先の関節部分を包丁で切り落としてから、身の部分の骨に沿って包丁で切れ目を入れておきます。
身と、切り落とした先の両方とも大根の上に並べます。
※先部分は出汁の役割です。

「かけうどんつゆ」より若干濃いくらいの濃度にしためんつゆを、バーミキュラに入れます。
めんつゆは、材料の半分くらいの高さで大丈夫です。
※大根からも水が出ます。

蓋をして、最初に3分中火、その後25分弱火で煮ます。

大根に串を刺してすっと通れば、ふたをしたまま3~5時間くらい放置します。
この間に味が染みます。

食べる前に温めなおします。
※手羽先の「先部分」は、このタイミングで処分します。

この時、温めながらツユの味見をして、薄いようならめんつゆ原液を若干追加。
大根から結構水気が出るので、味が薄まりがちです。

あつあつに温まれば完成です。

鶏だしが染み染みの大根&ほろほろ手羽先

完成品がこちら!

写真:鶏大根完成品

 

大根はやわらかく、芯まで出汁がしみしみです。
めんつゆのだしと、鶏から出る出汁の両方が染みわたってます。
辛子をちょっとつけて食べるのが最高。

鶏手羽も、しっとりと煮上がりました。
肉も柔らかく骨離れもよくなります。

 

バーミキュラの場合は、最初に材料を切って入れて、弱火で煮込み始めたらあとは放置でOKなのがラクチン。
さすがに火にかけたままで外出はできませんが、タイマーをかけておけば別室で仕事ができます。
今流行りのホットクックなどの電器鍋も気になりますが、バーミキュラもいい仕事しまっせ!

あと、やってませんが、たぶん圧力鍋で作っても、短時間でおいしく炊ける気がします。

 

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そして、やはり大事なのは、最初に煮あがった後の放置時間です。
火を止めた直後は、大根もまだ白っぽいのです。
その後、しばらーく経つと、しっかり色がついているので、やはり放置しつつじわじわと冷ますのが大事なのを実感します。

幸い、私は昼にも調理できる環境なので、夕食のためにお昼の準備と一緒に作ってしまいます。
昼に煮て放置しておけば、あとは温めなおすだけで夜メインが完成している、というのも嬉しい。
「昼の自分よ、ありがとう」と夜の私が感謝します。

 

ちなみに、私は一度にたくさん作って数日かけて食べるのですが、タッパーに入れて冷蔵庫に保存すると、翌日にはかためのゼリー状に固まります。
にこごりですね。

写真:鶏大根を入れたタッパー

 

ゼリー状のまま器に盛り、ラップしてレンチンすれば元の液状+アツアツ大根になります。

写真:鶏大根 にこごりの状態

 

ゼリー状になるほど、つゆは鶏コラーゲンたっぷり。
大根や鶏と一緒に飲めば、お肌つやつやになるかもしれません!

 

それにしてもバーミキュラ先生がいなかったら、いまの我が家の食卓はだいぶ変わっていたに違いない……。
(もう一個小ぶりなの、欲しい……ライスポットも気になる……)

ホットクックも気になる存在ですが、置き場がなあ……。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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