こんにちは、つたちこです。
2019年7月27日に小倉で開催された「ユーザーの感情に寄り添い検索エンジンからも評価される『ドリルライティング』実践講座3.0」に行ってきました。
講師はウェブライダーの代表 松尾茂起さん。
今回、具体的な内容の公開はなしで、主に感想を。
松尾さんのセミナーは何度か受けています。
以前受けたのは、見ている人の気持ちに寄り添うライティングや、行動経済学に基づく話の講義でした。
https://tsutachi.co/blog/2017/11/important5s/
今回のセミナー、私はてっきり「ライティング」文章術寄りの話かと思っていたのですが、そうではありませんでした。
文章術以前の『何をもってコンテンツを考えるべきか』の、もっと根本的・本質的な内容でした。
小手先のテクニックではなく、どんな思想をもってコンテンツを作るべきか、ですね。
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今のSEOの中心はGoogle。
自然検索で多くの人に見てもらうには、検索された時に記事が上位にあること。
まあ、そのための工夫が「SEO」と呼ばれるんですが、Googleのアルゴリズムは日々どんどんアップデートされます。
アップデートするものの、Googleの理念は一貫して変わっていません。
ものすごくざっくりいうと、ユーザーの利便性に勝るものはなし。コンテンツはすべて見る人のためのもの(見せたい人のためのものではない)。
見る人が安心安全に思えて、役に立つものがよいコンテンツと認められる。
Google 検索がなにを理念としているかは、以前受けた「Webmaster Conference Fukuoka」でも聞いていました。
じゃあ、どうしたら「安心安全」で「役に立って」「問題解決する」よいコンテンツであるかがGoogleに伝わるか。
何を考えて作れば、そういうコンテンツになるか。
その考え方などを惜しみなく講義してくれました。
松尾さんの作った実績から得られた、力強いルールたち。
Google検索のアルゴリズムに変更があっても、根本の理念をきちんと理解したうえで用意したものは、揺るがないのではなかろうか。
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ウェブライダーさんの作ったコンテンツは、どれも非常に力の入ったものばかりで、「時間もコストもどれだけかけているんだ!?」と、まったく手の届かないところにあるように感じます。
でも同じようなコストはかけられなくても、今の私のできる範囲でも全然できてないことがある、やれることも多い、と痛感しました。
個人的には、ちょうどいま進めているプロジェクトにドンピシャな話題で、聞いてきたことを100%はできないにしても、可能な限り試してみたい気持ち。
講義中のワークショップや、帰りの新幹線の中で考えたことを、帰ってから速攻でチームのメンツに「これを試してみたい!」と伝えました。
3時間があっという間で、とても濃厚でした。
後から気づいたのですが、松尾さんの「安心安全」「役に立つ」「問題解決する」ためのコンテンツの作りかたは、今回の講義の構成にもいかされているように思いました。
人に何をか伝える時に、それがリアルであろうとネットであろうと応用がきく考え方なんだな、と改めて感心。
松尾さん、主催の皆様、ありがとうございました!
活かして作るぞー!!!
松尾さんの著書「沈黙のWebライティング」、うちにもあります!