北九州マラソン直前!下半身中心にスポーツマッサージを体験してきました

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こんにちは、つたちこです。
北九州マラソンまであと2日。
今回初めて、大会前にスポーツマッサージを受けてみました。

今回の大会に向けてずっと練習してきた「限界突破マラソン練習帳」にも、「マッサージでケアする手もあります」とありました。
従ってみましょう。

施術してもらったのは、最近毎週のように肩の痛みでお世話になっている整骨院。
こちらの先生は、前職でスポーツ選手のサポートもやっていたそうで、待合室には選手のサインや一緒に写った写真などが飾られています。

プロ選手のトレーナーをやっていた先生なら、この脚のだるさを何とかしてくれるんじゃなかろうか。
という期待のもと、通常の肩の治療とは別に足のメンテナンスを依頼しました。
マッサージは自由診療扱いで、30分4000円なり。

とはいえ、初めてのことなので、本番直前にやって何か不具合が出たら怖い。
少し日程に余裕をもって、早めにやってもらうことにしました。

いざ、整骨院へ。
どんな施術をするかは当日相談のうえ、となっていました。

先生に質問されるまま、日曜にフルマラソンを走ること、普段の走る距離や最大距離数、からだで気になっていること(脚全体がだるい、左足の膝が走り始めにちょっと違和感等)を伝え、脚を中心に診てもらうことにしました。

まず触って言われたのが
「ふくらはぎがかなり張ってるね」。
太ももより、ふくらはぎのほうが重症みたいです。

こちらの整体院で背中を見てもらっている時にいつも言われるのですが、
「筋膜が固まっているのをほぐします」
という言葉。

いわゆる「筋膜リリース」というやつです。
筋膜については、こちらをご参照ください。

筋膜とは筋肉を包んでいる膜で、身体全体にはりめぐらされています。筋繊維や器官、神経などとも連結していて三次元的に全身を覆っており、第二の骨格1)とも呼ばれています。

(中略)

筋膜は全身につながっているので、ほかの筋肉や筋繊維にまで動きの悪さが波及し、痛みや筋力の低下、柔軟性の低下、運動パフォーマンスの低下、日常生活活動の低下がみられるようになります。
 筋膜のよじれやねじれを解消して、正しい筋と筋膜の伸長性と筋肉の動きの回復を促すのが筋膜リリースです。

筋膜リリースの効果と方法 | 健康長寿ネットより引用

というわけで、まずはふくらはぎから施術開始。

その際に「カッピングも併用してほぐしますね」とのこと。
カッピング? と私が聞き返すと、見せますねー、といったん奥に。

「カッピングは、こういう道具のことなんですよー」と手にのせて見せてくれたのは、プラスチック? ガラス? の透明の不思議な形の小さなコップ。
こんな感じでした。

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ああ! 見たことがあります。
背中とかに丸いコップみたいなのを並べて貼り付けて、中が真空状態で皮膚が引っ張られて膨らむやつ!

あれをふくらはぎに使うのか、なるほど。と理解してうつぶせになります。

ふくらはぎの部分をめくられ、ジェルのようなひんやりしたものが塗られた……と思ったら、「カッピング」されました。

が、予想と全然違う。

かぽっとはまったな、と思ったら、それを膝とかかとの間をぐりぐりと素早く移動させたのです!
思わぬ攻撃(?)にビビるわたし。何より痛い!!!

「はあああ!?」
「いたーーー、いたい! です!」

皮膚を引っ張った状態でぐりぐりと動かすものだから、ものすごく痛いのです。

「あ、痛い? ちょっとサイズ小さくしましょうか」
と、その「カップ」のサイズを小さいものに変更して、再開。

容赦なくふくらはぎをぐりぐりと移動するカップ。
何往復も繰り返します。

うう、我慢できなくはないけど、でも痛い!!!
脚が暴れそうなのを必死でがまん。

片足終わった段階で「大丈夫?」と聞かれました。
今聞くのか。

痛いけど何とか我慢できます……というと、引き続きもう一本のふくらはぎも同じくぐりぐりとカッピングされました。

うう、つらい……!

カッピングが終わったところで、ひざ、太ももへと場所が移り、いつもの手での施術に戻ったので、ようやく一息付けました。

「カッピングって、同じ場所にしばらく置いておくんだと思ってました……」
というと、
「スライドカッピング、っていって、動かすやり方もあるんだよねー」
だそうです。

先に言ってよ。
心の準備ってものがあるんですよ。

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このカップで皮膚を吸い上げて筋肉と筋膜の間にスペースを作ることで、「筋膜リリース」が劇的に素早くできるんだそうです。

そのあとの施術の印象がほぼ残らないほど、衝撃的でした。
いたい……。

ふくらはぎ、ひざ、太ももで合計30分やってもらいました。
終わった後に「歩いてみて!」と促されて院内を歩いたのですが、ふくらはぎが痛い。

「ふくらはぎが痛いです……」と正直にいうと「しばらく落ち着いたら軽く感じると思うよ!」とのこと。
ほんとか!?

今回と同様の施術を、実業団長距離選手にも行っているのだそうです。
それくらい本格的な奴をやってくれた、ということなんでしょう。

もっとも、こんなに痛いのは、私の普段の手入れが悪いせいなのかもしれませんね……。

その後、脚が軽くなることを期待していましたが。

マッサージ翌日に10kmほど走った後に、ふくらはぎの痛みが発生。
走れないほどではないですが……。

さらに2日ほどたって、歩くのには支障がないですが、まだ微妙にふくらはぎに違和感が。
お風呂に入った時に揉んでみると、わずかに痛いです。

うーん、早めに受けておいてよかった、というべきか。
ぎりぎりに受けていたら、当日にも影響が出てたかもですね……。

これで当日足が軽いなら、その前に多少痛かろうが問題ないので、あとは当日まで様子を見よう。
はたして吉と出るか凶と出るか……。

本番まであと2日!

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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