こんにちは、つたちこです。
先日ひとりでぷらぷらとランチに行きました。
「あそこに行ってみよう」と狙ったお店があったのですが、見つけ損ね、そのままの流れで「無添くら寿司」にたどり着きました。
初・くら寿司であります。
というか、回転ずし自体に行ったのが、何年振りだろう。
……と書くと、まるで回らない鮨やさんにいつも行ってるみたいですが、そもそも寿司やさんにも行ってない。
寿司は、スーパーや産直市場のパックのお寿司で十分おいしいからであります。
というわけで、数年ぶりの回転ずし。
若干緊張しつつ入店。
時間は14時ごろだったので、お店は空いていました。
長いカウンター席とボックス席が、鮨レーンを挟んで向かい合わせ。
でも、向こうの様子は壁に隠れて見えません。
なるほど、向こう側の視線を気にしなくていいのは、おひとり様には気楽でいいですね。
1人だと告げると、カウンター席に案内されました。
久しぶりの回転寿しなので、最新のやり方をいろいろと観察してしまう。
席の前には、レーンが上下に2つ。
常時回るレーンと、自分のオーダー分が届く直行レーン。
さらに上には、お寿司を注文できる液晶画面が、一人に1つずつ。
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そして、オーダー時にシャリの量が選べる。
普通のと、「糖質オフ/シャリ❤プチ」と称して、半分くらいのサイズのシャリが選べます。
「ご飯だけ残す」みたいな話も聞くので、残されることも少なくできるし、提供側の料金は変わらないので、単純に1皿当たりの原価も少なくなる。
そして自分の胃袋と相談できるので便利。「糖質オフ」という言葉に、客も喜ぶ。
なるほどー。
常時レーンには、ほとんどお寿司は回ってなくて、「おすすめ紹介」みたいな告知エリアになってます。
混雑時にはお寿司も回っているのかもですが、この閑散とした時間では、全廃棄につながりかねないので、注文ごとに作ったほうが効率的ですね。
お茶は、抹茶をうつわにいれてお湯を入れる。
これは以前行ったときと変わってない。よかった、やり方もわかります。
あと、くら寿司だけなのか今の主流なのかわかりませんが、ワサビはすべて抜き。
手元にワサビが置いてあって「つけたてのおいしさをお楽しみください!」みたいな(正確じゃないかもしれないですが)キャッチコピーが付いてました。
つけたてのおいしさってなんだ、そもそも握りたてが来るならつけたてじゃん……
とツッコミを入れたくなりましたが、これも、作る側はいちいち判断しないでいいので、効率的です。
食べたお皿をレーンの下に流す仕組みも、数をカウントした後はすぐに洗って次に回せるので、席にためておくより効率的。
お客側も皿を目の前に並べないことで「こんなに食べた」という実感がわきにくくなりそう。
よりたくさん食べてしまうかも。
つまり客単価が上がるんじゃなかろうか。
あと、醤油皿の廃止もレジ横のボードと、口頭でアナウンスされてました。
わざわざアナウンスしているということは、最近の施策なのかな。
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テーブルに置いてある醤油さしが1滴単位で出るので、直接寿司にかけても不具合ない。
醤油皿を洗ったり、補給したりする必要もなくなるので、これまた効率化。
などなど、いろいろ仕組みに感心しながら、お寿司を食べてまいりました。
今どきの回転ずしでは当たり前のことばかりかもしれませんが、なんというか、この徹底した効率化にちょっと感動しました。
ちなみに、画面から注文すると、あっという間に到着していたので、レーンの壁の向こう側も、相当効率的な仕組みになっているんだろうなあ。
肝心なお寿司の味ですが、まあ、1皿100円だしな! と。
なにしろ、ネタが薄いのです。
ぶっちゃけ、スーパー・産直のお寿司のほうがおいしいかな……。
でも生臭みみたいなのは、どれもなかったです。
シャリ半分タイプで食べると、バランスが良い気がしました。
あまり面白いネタには挑戦しませんでしたが、個人的に一番おいしかったのは「鰹の漬け」でした。
これは、結構おいしい。
普段行かない業態のお店に行くと、いろいろ発見できて面白いですね。
牛丼やさんとかも、前とはいろいろ変わっているんだろうか。
無添 くら寿司 周船寺店
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400203/40019368/