こんにちは、つたちこです。
7月に思い切って買った、GAMIN(ガーミン)のランニングウォッチ。
GPSと心拍数計測機能のついた、ForeAthlete® 735XT Jです。
かなり本気仕様のスポーツウォッチを買ってしまいました。
1か月半ほど活用してみた印象です(レビューというにはおこがましい……)。
Contents
ただのGPSウォッチじゃない、これはもうスマートウォッチ
最初のうちは、GAMINを1日中腕につけていました。
なぜかというと「心拍数」の計測をしてみたかったから。
これがやりたくて買ったようなものです。
1日中つけていると、日常的な心拍数の変化と同時に、細かな歩数、そして睡眠まで記録されました。
まさにライフログ。
スマホアプリ「GAMIN Connect」と連携することで、通知が表示されたり、天気予報が見られたりといった機能も使えました。
通知は、スマホ側の通知機能がそのまま連携されます。
具体的には、SNSのメッセンジャーや「いいね!」などのお知らせ、アプリからのお知らせなど、スマホ上で自分の設定した通知内容が、GAMIN側にも同様に表示されます。
AppleWatchなどとは違い、その場で通知の詳細がみられたり返信できたりはできませんが、手元にiPhoneがなくても、震えと音で「なんかきた」というのがわかります。
しばらくそのままでいましたが、SNSやアプリの通知がちょこちょこ表示されるのがうっとおしくなって、最終的には通知を切ってしまいました。
私の場合、そこまで緊急性の高い通知はほとんどないので……。
緊急メール対応などが必要な人などは、見落としがなくてよいのではないかと思います。
ライフログという点については、自分の平常時や寝ている時の心拍数を初めてちゃんと知りました。
(病院で血圧を測るときの心拍数は、どこかちょっと上がり気味な気がする)
これで練習の負荷チェックに活用できます。
さすがに24時間(風呂以外)つけっぱなしはちょっと慣れなかったので、しばらくしてからは、走るときだけつけるように変わりました。
デスクワーク中も机にごつごつあたってしまう。
やっぱりフェイスがちょっと大きいし、厚みが気になるのでした。
室内・屋外でも問題なく計測
GAMINをつけて走るのは、屋外はもちろん、室内トレーニングのトレッドミルでもつけています。
というか、一番最初につけて走ったのが、室内トレッドミルでした。
GAMINには「ラン室内」モードがあるので、それを使用。
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いきなり初めての使用が「ラン室内」の場合、どうやって距離測るんだろう……(歩幅も入力してないし)と思っていたのですが、とりあえず心拍数目当てで計測してみたところ、多少のずれはあったものの、結構あってる!
(距離計測はトレッドミル側の距離表示と比較)
差は300mくらいでした。
GAMIN側が少なく計測されました。
クチコミでは結構「室内だと全然だめ」みたいなことも書かれていましたが、「300mもずれてる!」というよりはむしろ、「よくそれぐらいの誤差で済んだね、すごい!」といいたくなりました。
技術ってすごい。
その後、屋外でももちろん使用してます。
屋外では普通の「ラン」モードです。
GPSの捕捉がとても早い。
スタート直前にスタンバイしても、すぐに捕捉します。
「みちびき対応」という日本版独自機能がついていて、日本上空にいる衛星「みちびき」のおかげかもしれません。
これまではiPhoneのランニングアプリ「Runkeeper」で計測していたので、信号で止まったりするのは自動計測に任せていました。
いちいち止めるためにベルトから出すのが面倒なので……。
一応勝手に計測を止める仕様にはなっていましたが、やはり多少のずれは発生します。
今は手動で「自分が止まるときに計測を止める」ことが手軽にできるので、より正確に計測できるようになりました。
心拍数計測を活用中
今回GAMINを買おうと思った一番の理由は、心拍数計測してそれを練習に活用したい! と思ったから。
最初のころに1日中つけていたのも、普段の心拍数を知って、そこから負荷をかけたときの心拍数を計算するためです。
特にトレッドミルで走るときには、距離や時間はトレッドミルで見えるので、主に心拍数をみながら負荷をチェックするようにしています。
楽に気持ちよく走れるな、というと130台前半。
「ちょっとつらいな」と思うと140台になっていたりする。
めちゃくちゃキツイときは160~170。
呼吸の粗さも心拍数に比例します。
わかりやすい。
130台だとだいぶ楽なので、ずっと130台で走り続けられるようにするには、足もだけど心肺機能を鍛えないといかんのかも。
なんていうこともちょっと考えるようになりました。
心拍鍛えるには、やっぱりきつい練習しないとダメですね……。うう。
ガーミン ランニングダイナミクスポッド(RDP)を使ってみた
今回買った時に、あえて「ランニングダイナミクスポッド(RPD)」がセットになっているものを買いました。
このRPDはこんな製品。
ランニングダイナミクスポッドは、心拍ベルトを装着することなく、ダイナミクスデータを測定できます。互換性のあるデバイスとペアリングしたら、ウエストバンドに取り付けるだけですぐにトレーニングが始められます。
ピッチ、ストライド幅、地面接地時間と接地時間バランス、上下動、上下動比など、重要なデータを分析します。これらの生体力学的測定値は、自身のランニングフォームの改善や理解に役立ちます。
ランニングダイナミクスポッドには加速度計が内蔵されており、胴体の動きを測定して6つのトレーニング中のデータを計算します。ガーミン公式より引用 https://store.garmin.co.jp/shop/ProductDetail.aspx?sku=010-12520-10
走っている時の姿勢やバランス、歩幅、上下運動などをチェックしてくれます。
自分のフォームを客観的に見るのはものすごく難しいので、こうして数値化して見せてくれるのもやってみたかったのです。
実際に何度かつけて走ったところ、思わぬ結果が出ました。
「左右バランスが結構崩れているのでは」と思っていたのですが意外とそうでもない。
上下運動もそんなに激しくない。
あれ、思ったより走り方としては悪くないのかも?
室内、屋外どちらで測ってもほぼ同じ結果になりました。
走り始めはバランスが崩れていても、2kmくらい走って体が慣れてくるとバランスが整うこととか。
(上のグラフは、室内ランの時の記録です)
今までなんとなくで感じていたことが数値化、グラフ化されることで、「そうそう、そうよね」という感じの納得感が出ます。
本は読むものの、直接フォームの指導などはほとんど受けていない自己流なので、客観的な数値でみられるのも嬉しい。
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毎回はつけていません。
これから距離を延ばす練習をするときなんかに、距離が伸びて疲労が出てくるとバランスがどう変化するか、なんかをチェックしてみたいと思います。
iPhoneを持ち歩かなくなった(デメリットもあり)
今まで走るときには、iPhoneをフリップベルトに入れて必ず持ち歩いていたのですが、今は時計しか持っていきません。
なんという身軽さ!
iPhoneだけでなく、それを入れるためのフリップベルトもいらないので、ビックリするくらい身軽です。
真夏には、走り終わるとベルトが汗びっしょりになっていたので、それがなくなったのも嬉しい。
一方iPhoneを持ち歩かなくなったデメリットもあります。
まず、写真が撮れないのが残念。
走っている最中に、きれいな風景に出会うことは結構あります。
そうすると、ちょっと立ち止まって1枚、なんてことも以前はよくやっていました。
わ、きれいだな、と思った時には目に焼き付けるしかなくなりました。
それがちょっと残念ポイント。
それから、買い物メモもみられなくなってしまいました。
ジョギング帰りの買い物で、買いたいものを「メモ帳」にメモしていたのです。
しかたないので、頭で覚えていく必要があります
うっかり忘れがち。
紙メモを持ち歩けばいいのかもしれませんが……。
汗でしっとりしちゃいそうなので、まだやっていません。
頭の体操だ!
あとは音楽が聴けないこと。
1時間以上くらいかかる距離のときには、やっぱり音楽欲しい……。
走っていてキツイときも、音楽で元気でたりするので!
フルマラソンのレースや、練習でも長距離の時には、GPS計測とは別にiPhoneを今までのようにベルトに入れて持って走る予定。
まとめ:総じて満足! 買ってよかった!
というわけで、1か月半利用してみた感想でした。
基本的にはとても満足度が高くて、もっと早く買ってもよかったなあ、と思っています。
真夏の汗だくの中使っていても、もちろん調子が悪くなったりもしていません(スイムでも使える防水!)。
これからのジョギングシーズンに向けて、ますます活用していきたい!
GAMINを手に入れた直後のレビューはこちら。
https://tsutachi.co/blog/2018/07/gamin-735xtj/