「話の聞き方」で信頼度が大きく変わるのを実感した

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こんにちは、つたちこです。
福岡に移り住んだあとも、東京の元居た会社とやりとりすることがあり、そんな時は遠隔ミーティングで参加します。
最近は、Googleハングアウトを使うことが多いです。

いやー、便利な世の中。
こういうのない時代だったら、フリーランスになろうと思わなかったろうな。

そんなGoogleハングアウトで東京での打ち合わせに参加するとき、多くの場合、先方は複数人数が同席していることが多いです。
本当は、全員が個別にGoogleハングアウトで参加して、イヤホン&マイクで話をするのがありがたいんですが、そうもいかず、多人数:1(私)になることが多いです。
向こうのやりとりを必死で聞き取ります。

 

先日も、そんな「多人数:1」の打ち合わせに参加しました。
私はその会議では、「会議の状況把握するために参加」というスタンスだったので、ほぼ発言の機会はありませんでした。
なので、ビデオ参加しているものの、基本黙ってミーティングの参加者の様子を見ていました。

10人ほどが参加した打ち合わせだったこともあり、「活発に意見交換する会議」というよりは、「中心となっている発言者の話を聞き、たまにほかの人が意見や質問をする」というシーンが多かったのですが、なんとも盛り上がらない感があります。
聞いているほうのメンバーが、とても他人ごとに見えるというか……。

なんだろうか、この感じは……。
と思いつつ、みんなの様子を見ておりました。

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そんな中、別件の打ち合わせで外出していた参加者Eさんが、10分ほど遅れて参加してきました。
Eさんが座ったのは、私から見て正面。

Eさんが参加したとたんに、なんだか雰囲気が変わりました。
なんだろう? と思ってよく観察してみると、Eさんは、話を聞きながらうなづく人だったのです。

これだ。
ほかの参加者になかったのは、これですよ。

ほかのメンバーは、話者を見ずに、パソコンを見ていたり、目線を下に落としたままだったり。
Eさんは、ちゃんと顔をあげて話者を見ている。そして話を聞いてうなづいて理解を示している。

それだけで、面白いほど会議の印象が積極的な感じに変わります。

 

Eさんがしていて、ほかのメンバーがしていなかったこと。

  • 話し手を見る
  • 話にうなづく

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このたった2つ。

人の話を聞くときに当たり前のことのように思いますが、するとしないとで、こんなにも印象が変わるものなのか。

この「傾聴の姿勢」ができていないのは、とても致命的な感じがしました。
この時は社内ミーティングでしたが、万一クライアントとの打ち合わせでもこんな様子だとしたら、最悪です。
お客さんからすると「ちゃんと聞いてんの?」「わかってんの?」って言いたくなると思う。

「クライアントのときはちゃんとやるよ」っていうかもしれません。
でも社内ミーティングだからといって、態度がおかしくてもいい、ということはない。
社内だろうとクライアントだろうと、話をきちんと聞いて場を作るのは同じですよ。

本気で改めないといかん、と思いました。

 

そして、人の振り見て我が振りなおせ、です。

私はちゃんと「傾聴」できているだろうか。
場に参加して、ちゃんと理解していることを示せてるかしら、と改めて強く意識しました。
特に遠隔ミーティング参加の場合、どうしてもみんなの話していることを聞き取るのに必死になってしまい、あんまりうなづいたりしていないな。
うう、気をつけよう。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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