こんにちは、つたちこです。
先日いつもの伊都菜彩(産直市場)に行ったところ、謎の野菜を発見。
その名は「大根のさや実」。
初めて見ました。
枝豆のようでもあり、インゲンのようでもあり、でも小ぶり。
POPには「ゆでてマヨネーズでおいしく食べられます」と書いてありました。
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手軽に食べられそうだったのと、一袋110円だったので、試しに買ってきてみました。
あとから調べたところ、「さやだいこん」ともいうようです。
大根の花の後にできる「種」の若い状態らしいので、ある意味「豆」的な印象であってるんですね。
大根は通常肥大した根の部分を食べる野菜ですが、アブラナ科の一種で、収穫せずにそのまま育てると、やがてトウが立ち菜の花を咲かせます。さや大根はその花が終わった後に出来る実の部分で、中の種が出来始め、さやが若くまだ柔らかいうちに収穫したものです。
http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/sayadaikon.htm
家に帰って、早速茹でてみました。
時間がわかりませんでしたが、ほとんどの実は2-3cmほどと小さいので、それほどかからないだろう、と1分ほど。
茹でてから、マヨネーズをかけて食べてみました。
かじると、ちょっと繊維質。
その後、大根の味と辛味が感じられます!
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あ、これ、ほんとに大根だ!
見た目は全然違うのに、たしかに大根の味がします。面白い。
ちょっとしっかりした歯ごたえだったので、もうちょっと長めに茹でてもよかったのかな。
でもおいしくいただきました。
ただ、次にもう一度見かけたときにも買ってみたのですが、そちらは長めに茹でたにもかかわらず、かなり繊維質がきつくて、口の中に残りまくり。ちょっと食べにくくてリタイヤ……。
この「さや」が熟すと大根の種になるそうなので、ちょっと熟してしまったやつだったのかもしれません。
残念。
この「大根のさや実」、普通のスーパーではほとんど出回らないそうです。
「伊都菜彩」でも出荷量は超少なくて、端っこのほうにそっと存在していました。
スナップエンドウと間違えて、危うく見落とすところだったし……。
実は炒めてもおいしいらしいです。
この時期だけの貴重品みたいなので、見かけたらまた試してみようと思います。