糸島の牡蠣小屋「かきのますだ」で牡蠣三昧してきました

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こんにちは、つたちこです。
糸島の冬の風物詩的に有名なのが「牡蠣小屋」。
有名なのは知っていたのですが、実は一度も行ったことがありません。
本当は秋の開店時にでも行きたかったくらいだったのですが、なんとなく機会を逸していたというか……。

 

先日、東京からオットの元会社のYさんご夫妻(お二人とも福岡出身)が里帰りされるついでにお会いすることになりました。
「ではぜひ遊びましょう!」と外遊びを予定していたものの、当日はあいにくの雨予報。

天気が悪くても楽しめそうなものということで、一緒に牡蠣小屋に行ってみることにしました。

牡蠣小屋はたくさんあって選ぶのが大変

冬の糸島といえば牡蠣小屋、というくらいメジャーらしいのですが、実は歴史はそれほど古くないらしい。
とはいえ、名物になっているので、牡蠣小屋の数がたくさんあります。

漁協の牡蠣小屋一覧をみて地域別にわけると、こんな感じです。
車でないとちょっと行きにくい地域と、電車から徒歩でも行けるところがあります。

http://foitoshima.jf-net.ne.jp/kaki

  • 加布里漁港
  • 船越漁港
  • 岐志漁港
  • 福吉漁港 ※電車で徒歩可

など。

分類すると、漁協所属タイプと、一般のお店タイプに分けられます。
漁協タイプは、おそらくカキ養殖をされている方が、直営しているのではなかろうか。

 

あと分けるとしたら、
・炭火で焼くか、
・ガス火で焼くか、

それと
・持ち込みができるか、
・持ち込みができないか、
といったところでしょうか。

 

今回はせっかく久々にお会いする(私は初対面ですが)ので、みんなでお酒を飲みたい要望があり、まず電車で行けるところが必須条件。

その中で、ウェブサイトがわかりやすくて、持ち込みも生もの以外は割と自由な、福吉漁港の「かきのますだ」に行くことにしました。

http://kakinomasuda.com/

平日昼間でも結構な人出でした(ランチタイム)

いざ、13時前に最寄り駅のJR筑肥線「福吉駅」に到着。
改札を出たところに、牡蠣小屋の案内看板がありました。

ここから徒歩12分とのことで、唐津街道沿い、さらに住宅街のほうへてくてくと歩いていきます。
途中「ここ!?」というような路地、まるで人の家の軒先に入らせてもらっているような細い道を歩いたりしましたが、無事に到着しました。

糸島 牡蠣小屋 かきのますだ
かきのますだ!他にも数件牡蠣小屋があります。

 

糸島 牡蠣小屋 かきのますだ
ウェルカムボードにメニューがずらり。

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念のため予約をしておいたので、スムーズに入れました。
お昼過ぎということもありましたが、予想以上に人がいます。

あれ、今日、平日だよね……?

入るときに、ガス代を1テーブル当たり300円払います。
あと、早速牡蠣を3かご分買ってからテーブルに向かいます。
1かご1000円でした。

糸島 牡蠣小屋 かきのますだ
1かご1kgらしいです。1000円なり。

 

糸島 牡蠣小屋 かきのますだ
他にも海産物がずらり。
ホタテは今日は品切れでした。残念。

 

あと、ぜひ着るべきなのが、お店が貸してくれるジャンパー。
ますださんのは濃い青のジャンパーでしたが、みんなお揃いでちょっと恥ずかしい。
(でもこれは絶対着るべき、と、あとでよくわかりました。)

ジャンパーを着て、テーブルにガスを点けてもらって、いざ乾杯!!
※ますださんは、平日に電車で行くと、生ビールを1杯サービスしてくれるのです。うれしい。

早速、牡蠣を網にのせます。

糸島 牡蠣小屋 かきのますだ
ずらりと牡蠣!!

 

焼き方は、
1、平らな方を下に、1、2分。
2、ひっくり返して1、2分。
3、牡蠣が沸いてきたらできあがり。
だそうです。

言われる通りに、焼いていきます。
おお、確かに牡蠣が沸き立って口が開いてきました!

いただきます。

あつあつのところを、軍手と牡蠣ナイフ(貸してもらえます)で、殻をはずし、そのまま味つけしないで、つるんと一口。

糸島 牡蠣小屋 かきのますだ
うまく殻が外れました。

 

うわ、おいしい。

全然生臭みがなくて、ちゃんと火が入っているのにぱさかずにしっとり&ぷりぷり。
なんともおいしい。癖が全然ないのに旨みが強い。
海水の塩分も結構しっかりついているので、テーブルに置いてあるポン酢や醤油がなくても十分な塩気。
殻に残ったスープも、磯の香りがたっぷりで最高においしい。

これはやばい!

4人でどんどん、がつがつと食べていきます。

そうそう、持ち込み可と聞いたので、今回は日本酒5合瓶と、白ワインと、新玉ねぎのホイル焼き、サツマイモのホイル焼きなどを持ち込んでいました。
あと、糸島産の生レモンもね!
牡蠣にちょっと垂らして食べると、爽やかさが増しておいしかった。

そして牡蠣とお酒の相性は最高です。
日本酒も、白ワインもどっちもいいねー。ちゃんぽん。
わー、電車で来てよかった!!笑

3かご分の牡蠣も、あっという間になくなっていきます。

 

途中、牡蠣を焼いていると、突然、ばちん! と音がして、牡蠣殻が跳ねて飛んできたり、牡蠣の水分がビューッと飛んできたりします。
結構ビビります。そして汚れます……。
なるほど、これはジャンパー必須だわ……。

ジャンパーがあっても、履いていったジーンズに牡蠣の汁が飛んでしまいました。
うう、あとで洗わないとすごい匂いになりそう。
おしゃれしては行けないところですね。
膝にかけるバスタオルとか持っていくと、とても気が利いていたかもしれません。かさばるけど。

そんなアクシデントもちょいちょいありつつ、でもほんとに牡蠣がおいしい。
あとで分かったのですが、同行された女性の方は、普段あまり牡蠣を食べないんだそうです。でもここのはたくさん食べられた! とおっしゃってました。

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すみません、牡蠣が苦手とは知らず……。

 

ちなみに、牡蠣のサイズは大小バラバラです。
ものすごい大きいのもあれば、手のひらにチョコン、といったくらいのサイズのもあります。

そのほかに食べたのは、追加の牡蠣1かご、小さめのサザエ1かご、はまぐり、シシャモ、とうもろこし、などなど。
持ち込んだホイル焼きもじっくり火を通してトロトロになったところで食べました。
うまーい。

 

気が付けば、お客さんは私たちともう1組くらいになってました。
人が少ないと、ガス火を使っている箇所が少ないので、寒い……。(エアコンなどはありません)

4人で、ガスの火に手をかざして暖を取りつつ、だらだらと食べ続けてしまいました。

すっかりお酒もなくなるころ、17時閉店間際に退散しました。
ごちそうさまでした。

 

他のお客さんを見ていると、結構「さっときて、さっと食べて帰る」みたいな感じの印象。
あまり長居する感じじゃないのかもしれませんね。
(たしかに、座り心地などはあまりよくないので、お尻が痛くなりました)

 

でも(お客さんが少ないせいもあると思いますが)特に追い出されることもなく、だらだらとおしゃべりしながら食事させてもらえて、とても楽しかったです。
牡蠣がおいしいのはもちろんですが、焼きながら食べる(急にはねてビビることもありつつ)のは、エンタメ性が高くていいですね。
あ、子供とかが一緒の場合には、結構気を付けたほうがいいかもしれないですね。危険。

 

今回のますださんは、わりと「海産物をそのまま焼いて食べる」メニューがほとんどでしたが、お店によってサイドメニューなどが結構違うみたいです。
アヒージョとか、パスタとか、チャーハンとか。

またほかのお店も行ってみたい。
今度は「さっといって食べて帰る」を実践かな。

でも牡蠣小屋の営業が、だいたい3月末くらいまでみたい。(ますださんは3月21日までとのこと)
せめてもう一度いきたいなー!

 

かきのますだ

http://kakinomasuda.com/

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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