こんにちは、つたちこです。
いきなりですが、我が家で「食器洗い乾燥機」熱が上がってきています。
もともと二人暮らしで、山盛りの食器を使うわけではありません。
だからそれほど「食洗機が欲しい」と思っていませんでした。
遡れば、東京在住時代、中古マンションをリフォームしたときに、キッチンを大幅に変えました。
その時にも「食洗機を入れるか問題」があがりました。
システムキッチンに合わせた、ビルトインの食洗機ですね。
当時、ビルトイン食洗機を入れるか入れないかで、15万円くらい予算が変わりました。
少しでも出費を削りたかったこともあり、「洗い物は手洗いでいい」と判断したのでした。
以来、オットとわたしと、手が空いていたり、料理をしなかったほうが洗い物をする、という暗黙ルールができておりました。
先にも言いましたが、それほど毎回の食器の量は多くありません。
洗い物に費やす時間は、毎回10分弱というところ。
少ないときは5分で終わっちゃいます。
大勢の来客、なんていうこともめったにありませんし。
なのになんでまた、食洗機熱が上がってきたか。
主にこの熱は、オットからスタートしているのですが。
3食を家で食べるようになったので、食器洗い回数が東京に比べて3倍。(東京時代は、平日は夜ごはんしか食べてなかった)
1回の対応時間は少ないながらも、積み重なったら結構な時間になる。(1日10分×3回×30日=900分、つまり1か月で15時間!)
それを機械化できたら、また生活がいろいろ変わるんじゃないか。
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などなど。
なるほど、一理あります。
フリーランスになり、さらに福岡に来てから、だいぶ食生活(家での食事率)が変わりましたからね。
私はどちらかというと「よいところがあるのもわかる、とはいえ、1回10分で終わるんだから、それくらいいいんじゃないの」という立ち位置。
大反対でもないですが、諸手を挙げて賛成する感じでもなく。
なんだろう、大きなマシンがこれ以上家に増えるのに、ちょっと抵抗があるというか……。
とりあえず、実物を見に行ってみた
いろいろ話をしていましたが、まあとりあえず実物がどんなもんか、役に立ちそうか、観に行ってみたらどうよ、という話になりました。
大型電気店にレッツゴー。
調理家電コーナーの端っこに、食洗機コーナーがありました。
私この時初めて知ったのですが、いま食洗機ってパナソニックしか作ってないんですね!!
1社独占!
(※据え置きタイプの場合。ビルトインタイプはほかのメーカーもあるようです)
前っていろいろなメーカーから出てなかったっけ……。
技術的に難しいからなのか、売れないと判断してほかのメーカーは撤退したのか。
それにしても大きい。
予想以上におおきいです。
メイン機種は、デザインはすごくすっきりしていて、巨大な真四角の箱みたいです。
2枚に分かれた扉の開き方が面白い。
以前のものは、2枚が上下に分かれて開いていたようですが、最新機種では2枚とも下に下がるようになっています。
よく考えられてるなあ。
うちは二人なので、もし買うとしても「プチ」サイズでいいのでは、と思っていました。
たしかにメイン機種よりは小さいけれど、当たり前ですが、小さい分、庫内が狭い。
普段よく使う大皿が入らないことがわかりました。
まあ、入らない分は手洗いすればいいんじゃない? という意見もありつつ。
値段も結構しますね……。
でも以前ビルトインで検討したときの15万には及びません。
メインで7万台。プチで4万台でした。
もし買うなら、水道の分水栓とかも買わねばなりません。
+1万~2万(置く台とかも必要)というところでしょうか。
ひとしきりドアを開けたり締めたり、皿型の紙を入れたり出したり、裏側を見たり。
そのあと、カタログをもらって退散しました。
家でサイズ感をシミュレーションしてみる
とにかく「巨大」な箱であることが分かった食洗器。
うちのキッチンにおけるかどうか、そもそもその問題があります。
もらってきたカタログを見て、サイズ感の近い段ボール箱を用意してみました。
奥行きは、段ボールより狭いので、マスキングテープでマークしてみた。
うわ、これは存在感がありすぎる。
ちょっとここに置くのは抵抗があるなあ……。
などと置けそうなところにいろいろ置いてみます。
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そして、カタログをよく読んでいたところ、食洗機を設置した場合をシミュレーションできる、AR(拡張現実)アプリがあるとの情報がありました。
え、なにそれすごい。面白い。
早速アプリをダウンロードしてみました。
カタログの該当ページをアプリのカメラで写すと、食洗機が表示されました!
わ、すごい!
さっきの段ボール箱シミュレーションよりも、はるかに雰囲気がわかりやすい。笑
写真の保存が「写真」に入らないとか、一回写真撮るとまたカタログを写すところからやり直すとか、いまいちなUIが気になるところもありましたが。
でも、これはよくできてるなー。
置いてみた感じをみるのに、とても便利。
気が付けば心情が「買う前提」に大幅に変更している…
いろいろ試したりしている中で気が付いたことがあります。
当初「買うか、買わないか」は保留のままで「とりあえず見るだけ」だったはず。
なのに気が付けば「どの機種にするか/どこに置くか/どうやって置いたら使いやすいか」という視点に変わっているのです。
「買おう」とオットと合意形成をしたことは、まだありません。
は、と気が付くと、もう買う前提で二人で話をしているのでした。
これも一つの「行動経済」的な動きな気がします。
「保有効果」ってやつでしょうか。
洋服とかも、買わないつもりでいても、試着すると「(買う前提で)サイズが合うかどうか」に気持ちが変わると聞いたことがあります。
家で食洗機シミュレーションしているうちに、「うちに食洗機が来る前提」になってしまったようです。
そういう意味では、あのアプリはめちゃくちゃ「試着」効果が高かったな……。
あのアプリを作って、パナソニックは大正解だと思います。
(もっとカタログ表紙とか、店頭とかでアピールすればいいのに!)
悩ましいが、買いそうな雰囲気です
自分のことなのに他人事みたいですが、「たぶんこれは近々買うな……」という方向に流れています。
既にうちには、ロボット掃除機ルンバと、同じく拭き掃除機のブラーバがあります。
どちらも日々、結構な活躍をしていて、時間はかかるものの、その間にほかのことが同時進行できるという点において、欠かせない存在となってます。
食洗機もそういう存在になるのかしら。
また進捗あったらレポートします。笑