こんにちは、つたちこです。
2018年は年始から結構頑張って走っていますよ。
最近よく走るのが、坂道付きのコース。
ダラダラ登りの後に、急な登りが1km続き、そのあと緩めの下りが長く続くコースを往復します。
つまり、帰り道は、緩めの登り、急な下り、ダラダラ下り、です。
行きの急な登りは相当きつくて、いつも、ぜいはあと息も絶え絶えになってしまいます。
脚が止まらないようにするのに精いっぱい。
そして帰り道の、長く続く登り。
これはこれで、行きで体力消耗した後なので、かなりきつい。
つまり、往復とも、かなりきついコースです。
キツイ → 姿勢崩れ → 余計キツイ の悪循環
そうなってくると、どうしても姿勢が崩れてきます。
具体的には、顎が上がってくる。
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先日の箱根駅伝でも、選手が疲れてくると「顎が上がってますねえ」なんて解説が出てきたりしていました。
あのレベルの一流選手でも、疲れると顎が上がっちゃう。
たぶん、酸素(息)をたくさん取り入れるために、自然と気道確保しようとするのかなあと推測しているんですが。
ただ、顎が上がると、体全体の姿勢が崩れてしまいます。
顎が上がると頭が後ろに下がるので、てっぺんの重心が後ろになり、その頭を支えるために、背骨が丸くなり、肩は前に丸まり、骨盤も後傾してしまう。
つまり、よけい走りにくいし、体力消耗してしまうと思うのです。
特に上り坂では、息があがって顎があがりがちです。
視線が登り坂の上のほうを見てしまうことが多くて、それも顎が上がる一因になっている気もします。
上り坂の先、たぶん50m~100m位先を見ている気がします。
どうしても「あとどのくらいこのツライ坂が続くのか」が気になって、先を見てしまう……。
そういえば、以前一時教わっていたマラソンの個人コーチ先生が「走るときは、5、6m先を見る」って言っていたなあ、と思い出しました。
あまり遠くを見すぎると、顎が上がってしまいがちだからです。
おっしゃる通り……。
辛い時こそ、客観的に自分を見なおす!
なので、最近走っている最中に「疲れて顎が上がってる!」と自分で気づくと、苦しくても顎を引いて遠くを見ず、姿勢を正しくし直すようにしています。
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「正しい姿勢」は、金先生の教えを守り、この3つを気を付けてます。
- 丹田に力が入っていること
- 肩甲骨を寄せること
- 骨盤を前傾にすること
こちらの記事でも姿勢のことは書いていますが
https://tsutachi.co/blog/2017/11/jogging-posture/
特に「丹田」は、ここを意識することで、おなかから体全体を支えて、上方向に重心が伸びるような気持ちになります。
体幹、と呼ばれる部分なのではないかな。
ちゃんとした姿勢が取れた状態で重心が上にあると、推進力の一部になります。
疲れている時に、この姿勢をキープするのはいつも以上に大変。
ですが、きついときこそ筋トレにもなるはず。
徐々に筋肉が付けば、多少は楽になるのではなかろうか。
それが本番(フルマラソン)を頑張れる力になるに違いない。
辛いときに必死に走っている時は、とにかく足を前に出すのに気をとられて、姿勢が崩れてもなかなか気がつきません。
でもその姿勢の崩れで、よけい走るのが大変になるのはもっとつらい。
個人で走っている限り、客観的に見てアドバイスをくれる人はいません。
誰も注意してくれないから、きつくて必死な時こそ、自分自身のことを意識してみるようにしたいところです。