こんにちは、つたちこです。
今更ですが、年末の紅白歌合戦の雑感を書きます。
一応、頭から最後まですべて見ました。
全体
私は楽しめました。
バラエティに飛んでたし、知らない曲は知らない曲で「こういうのが今は流行ってんのねえ」と感心します。
知っている曲が生で聞けたらそれはもちろん嬉しい。
やっぱり、私の年の瀬には欠かせないものだな、と思ってます。
司会者
有吉が2年連続は意外でした。去年そんなによかったっけ。
だけど、さすがに紅白の司会は「カネオくん」とは違って真面目だな。
伊藤沙莉ちゃんは初々しかった。でもかんでもちゃんとフォローしていたし、問題なし、私は沙莉ちゃんが好きなのだ。
そして着ていたドレスがどれも素敵だった〜!
黄色いセットアップも黒の上下(ワンピ?)もふわふわブラウスも、よくお似合いでした。
橋本環奈さんは、なんというか、貫禄の司会者ぶりでした。なんだろうあの落ち着き。去年も思ったけど、司会者陣の中で一番落ち着いている。
年末の「プロフェッショナル」もみていたのだけど、「人生何周目」っていわれるのわかる気がする。
環奈さんもドレスが本当に素敵!
あのすらりとした長い首から肩の滑らかなライン、なんなん! リアルバービーのようです。体のラインが美しすぎない?
これ↓を見るとまた別の楽しみがあります!(毎年恒例)
前半
知ってる曲もちょいちょいありましたが、ほぼ知らない。
特に男女ともに複数人数グループの方たちに関しては、ほぼ情報なし。
結果として、みんな似て見えるし違いがわからない。まあ、ここ最近は毎年のことですが。
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これが中年になるということよ……。
自分が10代だったころ、親や祖父母が私の好きな若者歌手たちの区別がつかない、といっていましたよ。それそれ。当時ここまで大人数のグループはなかったけどね。
言葉遊びのような早口の韻を踏んだものが多いので、なんかこう、耳を通り抜けて何も残らない感じなのよね。ダンスはかっこいいと思うし、みんなスタイルいいので眼福なのだけど。
そんな中でもこっちのけんと「はいよろこんで」、Omoinotake「幾億光年」、郷ひろみ「2億4千万の瞳」なんかは楽しめました。
言葉がちゃんと聞き取れる歌でないと、中年は受け付けにくくなっているのかもしれんな。
あと、ドミノは「(けん玉についで)またいらないものを恒例化し始めたな」と思ってます……。歌が耳に入らない。
水森さんはスカート長くしてればいいじゃんね。なんでいつも別の芸を取り入れさせようとするんだろう……イリュージョンとかもいらんぞ……。
後半
後半は昭和生まれに嬉しいラインナップ。聴き応えのある歌がたくさんあって、満足度が高かった。
印象に残ったもの、つらつら。(長くなった!)
坂本冬美「能登はいらんかいね」。
最初から最後まで、一人ひとりと目を合わせて、握手して、手を振っていた坂本冬美。
あの場にいた人たちは、めちゃくちゃ嬉しかったろうなあ。
Vaundy「踊り子」。
以前紅白に出たときから気になっているVaundy。やっぱりよかった。好き。
椎名林檎ともも「ほぼ水の泡」。
なんて安定感のあるハモリ。かつらまでお揃い(色違い)でかわいい。
椎名林檎はソロよりもこういう「誰かと」で出ることが多いのだろうか(宮本浩次もそうだった)。
星野源「ばらばら」。
最初の長い沈黙に、見ている方が放送事故か? と焦ってしまった。
最後まで笑顔のない星野源、初めてでは。事前にあったばたばたがそうさせたのかな。
歌はとても素敵でした。しっとりと静かな弾き語り。歌を聞くってこういうのよ。
Superfly「Beautiful」。
安定の美声。このあたりはずっと聴き応えがある曲が続いてとてもよかった。
Superflyも紅白で歌う楽曲が大体決まってるよね。
B’z「イルミネーション」「LOVE PHANTOM」「ultra soul」
このサプライズはマジですごかった。「おむすび」関係なくなってるが。
たぶん「イルミネーション」だけじゃ(まったり系だし)、そこまで盛り上がらないのがわかっていたのだろうなあ……。紅白で生演奏を聞けるとは。
私はそこまでB’zに思い入れないのですが、夫はかなり初期にファンクラブに入って長年過ごした人なので、演奏中は彼の集中を切らさないように可能な限り黙ってました笑。
しかし3曲は特別扱いすぎでは? と思いつつも、これで大トリでよかったのでは。
めっちゃ盛り上がって紅白終わりそう。(来年はそうはいかないか)(でも出演実績できたし)
藤井風「満ちていく」。
1本の映画のようだった。抑えた色合いも美しい。
ライブで、1曲を1カットで、あの絶妙なタイミング。うす暗い部屋の中から朝日の反射するニューヨークの高層ビルの見える屋上まで。天気や光までが演出された通りに輝いているかのよう。
息を呑む素晴らしさでした。
何度も見ちゃってます。↓
B’zのライブの直後だったので、動と静のバキバキの対比だったのもよかった。
むしろB’zのあとに持ってこれるアーティストがほかにいるか? というと疑問。並のステージでは対処できなそう。(いっそディズニーかキッズショーを持ってくるくらいか)
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南こうせつ「神田川」イルカ「なごり雪」。
昭和名曲、だけど、今聞いてもしみじみよい。お二人のハモリも美しい。
イルカのミニスカートはちょっとびっくりしたけど!
氷川きよし「白雲の城」。
復活、氷川きよし。最初の緊張あふれる硬い表情から、力強い歌声。やっぱうまいなあ、としみじみ思いました。
白い着物に黒い袴のシンプルの極み、THE演歌な世界観。絞り出されるような真摯な声がものすごい迫力でした。氷川きよしがトリでもよかったな。復活でトリ、いいじゃんね。
THE ALFEE「星空のディスタンス」。
なっつかしい! そして3人の変わらなさがすごい! いい声!
高見沢さんのギター運ぶの大変そう!
米津玄師「さよーならまたいつか!」。
寅ちゃんたちとの共演、というまさかの展開でした。
ドラマがあるとは聞いていたけど、ドラマはドラマ、歌は歌、だとばかり思ってました。
ドラマも大好きだけど、やっぱりこの歌も大好きだ。こちらは生じゃなかったけど、でも録画なぶん、豪華メンバーでのダンスつき。
石川さゆり「能登半島」。
この曲で、さゆりがトリでもよかったのでは!?
玉置浩二「悲しみにさよなら」。
玉置さんは紅白のときはオーケストラバージョン確定なの? いやでも相変わらずの素晴らしい歌声。
実際のトリのお二人はノーコメントで。最近いつもこの二人な気がするな。
毎年思うが、紅白わけと対戦の意味とは
「歌合戦」というタイトルにのっとり、今年も勝敗が決められました。
が、それマジで必要ある?? と毎年思っている。
今年は紅白が交互でもなく、対決する体もまったくなく、「紅組の〜」「白組の〜」という紹介も殆どなかった気がする。
なので、どっちが優位、とか聞かれても全然わからない。
「投票してね!」と言われても……みたいな。
タイトルは残しても、点数とかやめればいいのに〜と毎年思う。
今回のようにじわじわ混ぜてうやむやな感じにして、近いうちに止めるための布石にしてるんだろうか。
あと、もう一個、歌以外の企画はマジでやめてほしい。
具体的にはドミノとけん玉。どうしても企画のほうが目に入って歌が耳に入らない。
歌手にめっちゃ失礼な企画だと毎年思うのでした。それともけん玉やらないと三山さんは出られないとかあるんか?
さて、来年、じゃないや、もう「今年の紅白」ですね。2025年の紅白も楽しみです。
次回は出場発表されたあとに、楽曲を予習するとよいかもですね。少しは知らない方たちの曲を興味持って見られるかも。
そういうのを見かけて参考になりました!