こんにちは、つたちこです。
ネットで見かけたレシピを試します。
フライパンひとつでできる、いわゆる「ワンパンレシピ」。
土井善晴先生の「そうめんイタリアン」です。
レシピはこちら。
いきなり余談ですが、私はそうめん創作料理にちょっとトラウマがあります。20年くらい前のことです。
釜揚げ状態のうどんに生卵とめんつゆ少しをかけて混ぜて、カルボナーラ風のうどんを作ったらおいしかったことがありました。
なので、「これをそうめんでやってもおいしいのでは!?」と思いつき、実際にやったのです。
そうしたら、温かいそうめんを卵で和えたところで卵が予熱でかたまり、細い麺がみっしりと塊になってしまいました。
予想したのは、とろとろ滑らかなカルボそうめんでしたが、できあがりはひどいもので。
味は成功したカルボうどんと同じ系統のはずなのに、こんなに不味くなる?! ってくらいおいしくなくて、がっくり。食べきれませんでした。
同じ小麦粉麺でも、麺の細さの違いでこんなに致命的に違うとは。
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それ以来、特に温かいそうめん創作料理は、ちょっとビビりがちです。
閑話休題。
今回の創作そうめんですが、なにしろ土井善晴先生のレシピです。
間違いあるまい。しかも簡単そう。
ちょうどトマトが安くて、メガ盛りを買ってきたところでした。これはやるしかない。
作るのはかんたんでした。
先ほどのレシピ通りですが、私は少し深さのあるフライパンで作りました。
野菜を切ったりの準備は必要ですが、火にかけたらあっという間に完成までたどり着きました。
レシピに調味料が書いてないでしょう。いらないんですよ。
卵が絡んでいるので、余計ビビりつつ、いただきます。
箸かフォークかで悩ましい。今回はフォークで食べてみます。
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おお。これはおいしい!
卵が入っているので(過去の経緯的に)ビビってましたが、うまーい。
にんにく・オリーブオイル・トマトで、完全にパスタ的な味になってます。
これ、味付けは「そうめんの塩気のみ」なのですが、かなり強い塩みを感じます。
そうめんて、めちゃくちゃしょっぱいんだな。
ふだんの茹でて水で洗って、だとわからない塩分の強さ。
トマトは大きめに切って、さっと両面炒めてから熱湯を入れたのですが、少し固めでした。
もう少し小さく切って、更にもう少し炒めてからのほうが、もっと麺とのからみがよかったかも。今回のもおいしかったけど、とろっとしたトマトでも食べてみたい。
そうめんを入れてからはあっという間なので、その前にとろっとさせておく必要がありますね。
出来上がったとき、けっこう水気が残っているなあ、と思いましたが、それがあるからこそ滑らかに食べられる。なるほどなー。
自分の作った失敗カルボそうめんを思い出しつつ、おいしくいただきました。ごちそうさまでした。
かんたんなのに、とてもおいしかったです。
材料もシンプルだし、そうめんだからあっという間に茹だって時間もかからない。仕事中のランチ自炊に最適です。
これは、また作ります。バジルがあったらパセリのかわりに入れてもいいかもなあ。
ただ、そうめんではありますが、できあがりはあつあつとろとろなので、この時期はエアコン必須です。
汗ダラダラになってしまった……。