こんにちは、つたちこです。
「宝石の国」、3周目を読んでいます。鬱漫画として有名ですが、それで終わらない希望も持っていると思う。
今から遠い未来、僕らは「宝石」になった。
宝石の国|アフタヌーン公式サイト – 講談社の青年漫画誌
彼ら28人は、襲い掛かる月人に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。 月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれる。
漫画界で最も美しい才能が描く、戦う宝石たちの物語。
「宝石の国」が完結したのは2024年4月。
途中から連載に追いついてしまい、連載を追いかけながら読んでました。
何を書いてもネタバレになってしまいそうですが、あまりネタバレしない方向のメモです。
1周目
間にながい休載が入ったりしたこともあり、追いかけていたものの正直ちゃんと読み込んでいませんでした。
1万年、待ってる間にわたしの記憶もどこかにいってしまった。
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ラストまで読んだものの、「なんでこうなった」感がすごかった。
2周目
1周目は間をあけながら読んでたせいだ、と思って頭から読み直し。
やっと全体を通してのつながりを把握したと思う。ちゃんと読め。
フォスの扱いの残酷さに、今更ながら心が痛む。
そして全部で108話で終わっているところにも、「宝石の国」というタイトルが示す意味にも、唸らされました。やばい。
3周目
全体を把握したうえで、これはもう一度読むべき、と思ってスタート。
まだ途中(半分くらい)なんですが、比較的ほのぼのパートに見える冒頭部分から
「こんなところから伏線が!」
「ここから関係あったの!?」
「これも!?」
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みたいなことがぼろぼろと発見され、知ってる話なのに見方が全然変わりました。
12年前の連載の当初から、すべて組み立てられていたのだった。
説明の組み入れ方がほんとに絶妙にうまい……。
さらっと流してしまいそうな形で書かれていることが、後ですごい意味を持っていたりする。
どこまでが計略でどこが偶然なんだろう、とか、これが全部仕組まれていたことなのか? とか、いろいろ考えたり、前は全く考えなかったところで絶望感を抱いたりしてます。
1つの話でこんなに何度も「すごい」ってなるの、すごいな。
結末は知っているけど、3周目が全部読み終わったところでどういう感想を抱くのか。楽しみです。