「えびの京町温泉マラソン」初夏レースは暑いけど気持ちいい!

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こんにちは、つたちこです。
5月21日に開催された「えびの京町温泉マラソン」に出てきました。
宮崎県えびの市での開催です。

初めての初夏レース(ハーフ)

私はいつも2月のフルマラソン出場が終わるとがっくりと練習量が少なくなって、あとは秋まで軽めジョギングを続けるのが例年でした。
思い切って初夏にハーフを入れてみたらどうよ? 多少は緊張感が出るのでは? と試してみることにしたのでした。

記録は狙わないけど、強制的に長い距離を走ることになるって寸法です。
晴れて暑くて大変でしたけど楽しかったです。記録より、いのち大事作戦で走りました。

レース当日の会場

近隣のホテルに前泊しました。
宮崎県えびの市、我が家から4時間くらいかかるのです。

近隣といっても朝は5時おき。
買っておいたコンビニごはんを食べ、支度してホテルを7時過ぎに出発。
車で1時間ほど移動して、指定された駐車場へ。
今回は永山運動公園駐車場を指定されました。会場から約1kmのところにありましたがシャトルバスもあったので楽に移動できました。

当日は快晴。最高気温27℃予想。
朝から暑いくらいの天気でした。

会場はコカ・コーラの工場敷地内。
コカ・コーラ社製の飲み物以外は持ち込まないでね! と注意書きがありました。

写真:えびの京町温泉マラソン 会場の様子
当日受付しました。会場もいい雰囲気

当日受付をしてゼッケンや冊子を受け取ります。

貴重品は預かってもらえましたが荷物預かりはなく、みんな適当にそのへんに荷物を置いていました。
その辺、事前に情報が欲しかったなあ。公式サイトにも書いてなかった。
自分用ミニテントを持ち込んでる人もたくさんいました。いいな。

使っていないテント下に荷物を置いてよさそうだったので、そこに置かせてもらいました。
最低限の着替え等だけを持っていったのですが、直射日光が当たらない場所がよかったので、助かりました。

ウエアは着ていったので現地では着替えませんでしたが、更衣室も狭そうでした。
もし使うとなると混雑しそうです。

そして、仮設トイレは数が少なくて、特に直前は長蛇の列でだいぶ混雑してました。
私は早めに行っておいたので、そこまで並ばずに使えて助かりました。

写真:えびの京町温泉マラソン スタート直前
コカ・コーラの工場が会場です

レースは直射日光との戦い

スタートは9時半でしたが、ゆる~い感じで集まり、特に並び順やブロック分けもありません。
開始のアナウンスもゆるゆるの雰囲気で、ローカル大会の良さが全面に出てます。

写真:えびの京町温泉マラソン スタート直前
整列もアナウンスもかなりゆるい雰囲気でした。

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事前にコース案内をみていたので、山道を登って折り返して下るのがベースになるとわかっていました。
今回は「いつも走らないキツめの距離走・峠走をする」イメージで、後方からスタート。

でもここに考えの甘さがありました。
私はフルマラソンの練習をするときに近所の山で「峠走練習」をするのですが、そのいつものコースの標高よりも今回のコースのほうが低かったのです。

だから「いつものアレより楽なはず」とちょっと甘く見てました。
早くは走れないけど、ゆっくり走れば十分いけるんじゃね? と思ってました。

甘すぎました。
めっちゃきつい。

ただの峠じゃなく、結構途中にアップダウンもあります。
佐賀の「しゃくなげ湖ハーフマラソン」ほどではないものの、スタートしてすぐアップダウン、その後長くゆるい坂がずっと続き、それを往復します。
なので、折り返して長く下ったあとの最後にも登り坂が待っているのです。長く下ったあとの登りはきつい。

走り始めて結構前半に「これはちょっと想定したよりやばい」と気づき、あらためて「今日は絶対無理しない」と心に決めて走りました。1km6分台のジョギングペース。

スタート時からぎらぎらと直射日光があたり、さらに気温も上昇。
この日の最高気温は27℃。
湿度は低くて、日陰に入るととても爽やかで気持ちいいのですが、日なたはものすごく暑い。
じっとしてても日差しにじりじりと焼かれる感じ。
それを走っているのだから、汗は常に全身から湧いてます。

水分不足が怖い!
熱中症も足攣りも怖いので、大体3kmごとにあった給水ポイントで水とアクエリアスを1杯ずつもらって全部飲み干します。

給食はミニトマトやみかん、梅干し、小さなまんじゅうなどがありました。
ミニトマトは前半で1つもらったのですが、時間が経つにつれ「直射日光にあたってるこれ、大丈夫?」と不安になり、もらうのを断念。

あとは無理せずのんびり。上りも無理せず下りもスピードを上げすぎず、苦しくなったら遠慮なく歩いて心拍を落ち着かせて再開。
道路傍で応援してくれている方には笑顔&手を振って応援してもらい、元気をもらいました。

それでも折返しまでは長かった。
ようやく折り返してからは基本が下りになるので、少し楽になりました。
ずっと登ってきたので山を見下ろす風景が美しい。
登りでは景色を見る余裕なんてなかったので、ちょっと気分がリフレッシュされました。
が、ずっと下っているとまた呼吸が苦しくなってきて、スピード落としてのろのろ走りました。
無理しない無理しない。

何度も歩いたり走ったりをくり返して、呼吸が苦しくなりすぎないのを保ちつつ、水分補給もしっかり。
途中で何度もミストシャワーをかけてくれて、ものすごく気持ちよかったです。

残り1kmくらいはがんばるか、とようやくペースをちょっとだけ上げて、ゴールまでたどり着きました。

最後、芝生の中にゴールが設置してあって、ふかふかの芝生を走ったのも気持ちよかった。

写真:えびの京町温泉マラソン ゴールゲート
ゴール!(したあとに撮りました)

ゴールタイムは2時間25分くらい。
多分今まで出たハーフマラソンの最遅記録です。

ゴール後に飲み放題だったコーラが最高においしかった。
普段コーラは全然飲まないのですが、コップに4杯くらいもらってしまった。工場出来たてコカ・コーラ最高。

写真:えびの京町温泉マラソン ゴール後の祝杯コカ・コーラ
コカ・コーラうまい!

こののんびり走るレース、とても楽しかった。
ジョギングの延長みたいなものですが、周りの応援があって元気がもらえるし、大会ならではの効果として「きつくてもなんとか走っちゃう」のがあります。
給水が潤沢に用意してもらえるのもありがたい。
水分たくさん取ったからか、熱中症ぽくなることもなく頭痛も発生せず、無事にゴールできました。

そして、初夏の空気感は真夏の暑さとは違ってとても気持ちがいい。目に入る新緑も美しかった。水を浴びながら走るのも非日常です。
初めての初夏レースが気持ちいい経験になってよかったなあ。

普段の練習だったら、この気温・天候でハーフ走ろうとは思わない私だからこそ、大会参加という強制力でこの経験ができてよかったです。

無理しないから? 足も攣らなかった

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ゴール後、いつもだいたい足を盛大に攣って大変なことになるのですが、今回は足を痙りませんでした。
感動。

ゴール後も大丈夫だったし、ストレッチしても大丈夫。

この大会ではゴール後にお弁当の配布があったのですが、それを食べるために芝生に座り込んでも大丈夫でした。

食後立ち上がったときに、痙りそうな気配をちょっとだけ感じたのですが、攣るまではいたらず。セーフセーフ。
これだけでこの大会は大成功と言えます。笑

木陰で涼みながら食べるお弁当、最高です

会場内は結構な面積が芝生に覆われていて木も生えてて、きれいな公園のようになってます。木陰の芝生で休憩することができました。
配布されたお弁当、せっかくだからここで食べようと芝生に座り込んだのですが、いい天気、木陰、そよ風、と最高のお弁当タイムでした。

全身にかいた汗も引いていきます。木陰、気持ちいい。

写真:えびの京町温泉マラソン 配布されたお弁当
ちょっと中華系のお弁当でした。エビチリおいしい

お弁当は受け取りタイミングによって種類が違ってそうでしたが、私が食べたのは揚げ物三昧弁当でした。
走ったあとにはちょっとヘビーだな(内蔵疲労で胃もたれするかしら)と思いましたが、食べてみたら美味しくて、その後の胃腸も大丈夫でした。
これも無理しなかった効果かなあ。

帰りは日帰り温泉でさっぱり!

汗が引いたあとに、腕や顔・喉などを触ると乾いた白い塩がざらざらと落ちてきました……。
塩田か。
唇も舐めるとしょっぱい。

これはもう頭から足まで、全身塩まみれ(というか汗まみれ)だ。ちょっと拭いたくらいでは取り切れないレベル。

着替えは持ってきましたが、この塩ざらざらで着るのもな。
もう更衣室で着替えるのをやめて、塩だらけウエアのまま近隣の日帰り温泉に向かいました。

温泉最高! 隅々まで汗を流してほかほか、そして筋肉疲労も多少はほぐれたように思います。

さっぱりと生き返ったところで、自宅に帰りました。
同じ道中なのに、帰りのほうが早く感じるのなんででしょうね。

初夏レース(ハーフ)はありです!

今まで「気温あがったらレースは無理!」と頑なに思ってましたが、こんなに気持ちがいいとは想定外でした。
流石にフルマラソンは無理、というか九州あたりでは大会開催もあまりないと思うのですが、ハーフマラソンはありだな!

6月以降になるとまた気温も格段にあがるし梅雨もあるかもなので悩ましいですが、5月のハーフはいいですね。
やってみたら楽しめてよかった。
来年も探してみようと思います。

練習も、多少気温あがっても「無理しないゆっくり2時間走」とかやってもいいかもなあ。
給水はコンビニと自販機で。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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