こんにちは、つたちこです。
「糸島浮嶽つつじ祭」に初めて行ってきました。
浮岳幸花樹園という個人経営(たぶん)の庭園で、『1万坪の土地に約5千本以上のツツジ』が植わっているそうです。
ちょっと規模感が想像しにくいんですが、5千本はすごそうです。
場所は糸島市の西、二丈吉井地域で、海沿いの唐津街道から山に向かってしばらく登った先にありました。
駐車場は4箇所ほどに分かれていて、最盛期週末には結構混雑しそうな予感。
入るときに入園料を払います。
ここで「盛りを過ぎました」宣言がありました。自然のものです、やむを得ません。
公式サイトに入場料600円とありましたが、この日は既に盛りが過ぎているのと園内整備のため、半額で300円でした。
入り口にある貯金箱のような箱に入園料を入れます。完全無人対応。
が、この方式だとお釣りが出ません……。
私は手持ちの小銭が足りなくて、悩みつつも「整備料に使ってね!」と2人分で1000円札を入れました。
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中には「順路」の看板があり、①から順に歩いていくようです。
かなり細い道で、ツツジの隙間を通っていくような感じでした。
たまに、大きくて丸くて黒い蜂が低い羽音を立てていて、ビビりながらそろそろ歩きました。蜂怖い。
「盛りを過ぎました」
と入り口に宣言してあるとおり、メインと思われる「ホンキリシマツツジ」は既に咲き終わって茶色くなっていました。残念。樹齢300年とか400年とか説明パネルがあり「江戸時代!」とビビります。
それでもまだ咲いているツツジもあり、きれいでした。
中には藤棚もボタンコーナーもありました。が、どれもだいたい盛りは過ぎていた模様。
途中で園の方と思われるおばあちゃんとお話できたのですが
「例年4月いっぱいはきれいなのに、こんなに早く咲き終わっちゃうの、本当に珍しい」
「1週間前が一番よかったのよ! 来年ぜひまた来て!」
とのことでした。
たしかにツツジ自体は「こんな大きくなるの?」とびっくりするサイズのものがてんこ盛りで、これが全部咲き誇っていたらどんなにすごいだろう、と思わされました。
浮岳幸花樹園は1万坪とありましたが、予想以上に広くて、くねくねと細い道を歩いているとツツジの迷路みたいです。
アップダウンもかなり激しく、ちょっとした山登りのよう。坂を登ったり階段をのぼったり下ったり。
展望コーナーもあり、糸島の海と山が一望できました。気持ちいい!
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一回りし終わる頃には、結構足腰にきてました。
いい運動。
そしてこのツツジてんこ盛りの広い園を、公営ではなく、個人で作られているってすごいな!
ツツジの手入れはもちろん、通路や階段の整備、中に流れる小川も自然のものではなく人の手で作られたようです。
長い年月でコツコツと作り上げてきたのだろうなあ。
その手のかけ方を思うと、感慨深い。いいものを見せていただきました。
来年こそはホンキリシマツツジが咲いている時期を狙って来たいです。
ツツジで真っ赤になった山をみたい!
次回への申し送りはこちら。
- 入場料用に現金(小銭)の準備
- 足元は歩きやすさ優先
- 土の道もあり、雨上がりだと滑りやすいので要注意
- 水筒やお弁当があるといい景色見ながら休憩できそう(お弁当食べてる方いました)