「歴史ドラマ」は解説してくれる人のおかげで面白さ倍増する

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こんにちは、つたちこです。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、見てます。面白い。
先日の第25回は頼朝メイン回でしたが、久しぶりにコメディ要素が多くて、結末はなんとなくわかっているものの、ほぼニヤニヤしながら見てしまいました。ほんとにみんな憎めない人たちだ。

キャプチャ:NHK大河ドラマ 鎌倉殿の13人
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」より

「鎌倉殿」も、先日はまった「犬王」もそうなんですが、中世時代の話です。
平安から鎌倉、南北朝、室町(犬王はこの辺)。

私は学生時代、歴史がものすごく苦手でした。
当然(?)この時代のことも、断片でキーワードだけぽつぽつと覚えていることもあるけど繋がりはわからない、くらいの知識しかありません。

「犬王」の時もそうでしたが、興味を持って調べると面白い。
当時の状況とか風習とか常識とか文化とか、バックボーンを知ることでもっと面白くなりますね。知ることで作品自体も深く理解できる気がします。
制作側の意図してるのはこういうことかな! と、解像度あがる感じ。

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Twitterなどでも歴史クラスタのみなさんが解説してくれることが多々あるので、ありがたく拝見して「ほうほう、なるほど」とうなっています。

その中でも最近「面白い」と思った記事がこちらです。

参考:知れば100倍面白い 丹後局のパワハラ名シーン~その言葉の裏に隠された真実~ 鎌倉殿の13人24話「変わらぬ人」解説 | 文LABO

古典の先生が解説されている、「鎌倉殿」の記事です。
第24回は、頼朝が京都で大姫入内をもくろんだところ、大失敗してしまう回です。

鈴木京香演じる「丹後局」(故、後白河上皇の愛妾)が大姫と政子にかけた厳しい言葉についての解説です。
とても読みやすくわかりやすい!

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私は見ていた時に「パワハラ」とは思わなかったのですが、朝廷と幕府という大きな上下関係でいえば確かに圧倒的に上下がある中での嫌がらせ(忠告というか)ではありますね。

私の少ない知識でも「そんなに簡単にいかんだろう」と思った大姫の入内ですが、案の定コテンパンに丹後局に言われてへこんで帰り、その後大姫は体を悪くして亡くなってしまいます。
政子的には「征夷大将軍の妻・娘」っていう圧倒的な地位をもって臨んだはずが、都での扱いはぼろくそでびっくりですよね……。

丹後局からみたら、ポッと出の成り上がり田舎者に「うちの娘、帝に嫁がせたいんだけど」って言われて、そりゃ「何言ってんの、あんた」ってなるよな、と思っていましたが、先ほどの解説記事を読むと、「なるほどこれはむしろ、現実をちゃんと教えてあげてて、丹後局えらい……」ってなりました。
万一入内できたとしても、絶対辛い日々だ。

しかしこの辺のこと、頼朝の周りの京都通の人たち(京都出身の大江広元も義母りくもいるのに!)教えてあげなかったのだろうか。言っても頼朝が聞かなかったのだろうか。

こういう解説をありがたく読みつつ、もっと自分で体系立てて歴史を知っていたら初見からもっと面白いのかな、と思いながらも、いつも後出しで解説読んでしまう。
まあでも、このじわじわと知ってく感じも面白いので、よし、です。
これまでも、こうしてすこーしずつですが、幕末と戦国も徐々に覚えたので、中世もじわじわ知識が増えていくといいなあ。
(2012年の大河ドラマ「平清盛」を見ておかなかったのが残念過ぎる気持ち)

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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