こんにちは、つたちこです。
ゴールデンウィークといえば、陶器市。
「唐津やきもん祭り」に行ってきました。
福岡に住んで以来、ゴールデンウィークには陶器市に行っているような気がします。
とはいえ、「唐津やきもん祭り」は2020年は中止、2021年もイベントは中止。ただ作家さんたち独自の展示販売は行われ、見に行ってました。
今年は3年ぶり、正式なイベントとしての「祭り」開催です。
「唐津やきもん祭り」は唐津駅周辺で空き店舗などを利用して行われています。
一か所に集中している有田や波佐見の陶器市と違い、町の中に各作家さんの小さな展示スペースが点在してるのが特徴的。
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もう一つの特徴は、唐津のはとても空いていること。
展示数や売っているものの性質上だと思いますが、他の陶器市に比べて圧倒的にお客さんが少ないです。
なので、密にならず見やすいし、静かに落ち着いてじっくり検討できるところがとてもいい。
のんびりとお昼ごろにいったのですが、車も駅そばの「唐津アルピノ」駐車場に停められました。
作家さんが売り子をしていることが多いので、作品についての話を聞けたりすることもあります。
そういうこじんまりとしたかんじで自分好みの宝探しができるところが、私の思う唐津やきもん祭りのいいところ。
3年ぶりだし、去年よりは人が多く感じましたが、全体としてはやっぱり全然余裕があります。
たまたま小耳にはさんだ話ではありますが、「3年ぶりということもあって人出も多く、売り上げもいい」と作家さんが話しているのが聞こえました。
それは良かった……!
というわけで、人出も多く、良い作品はばんばん売れてしまったのか。
今年の私のお買い物はゼロです。
唐津やきもん祭りに出ている器は、基本手作りの器が多く、有田・波佐見と比べたら数も圧倒的に少ないです。
いいものからどんどん売れて、なくなったらおしまい。
「ここの器は好きだ!」と思っている作家さんが何人かいらっしゃるのですが、今回は見に行っても今一つピンとくる、超えてくるものがなくて、無理に買うのはやめました。
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手作り器は出会いが重要だと思うのです。
今回は縁がなかったんだな、とあきらめました。
それでもいろんな工房をぐるぐると見て回って、いろんな器を見るのはとても楽しい。
それぞれの「作家性」って面白いなあ、と思います。
毎回みていると、少し方向性が変わってくるのを感じる作家さんもいて、それもまた面白い。
今回一番印象に残ったのは「重い器」と題されたシリーズでした。
写真撮り忘れてしまったのですが、あれはもう完全に「鈍器」でしたね。
レンガ3個分くらいの大きさで、両手で持っても結構頑張らないと持ち上がらないくらい重い。思わず笑っちゃうほどすごい迫力でした。
絶対自宅には置けないけど、こんな器が料亭とかで出てきたら「おお!?」ってなりそう。
(マジでものすごーーーく重いので、料理のせて運ぶ、給仕が大変ですが……)
唐津やきもん祭りは5月5日まで。
人混みなく楽しめますよ。