こんにちは、つたちこです。
7月3日から熊本市現代美術館で開催中の「テオ・ヤンセン展」に行ってきました。
ずっと実物を見てみたかったので、うれしい!!
熊本市現代美術館は、熊本城のそばにあります。
以前、「熊本城×特撮美術 天守再現プロジェクト展」で行った以来です。
福岡糸島からは車で2時間半ほど。
お子様たちの夏休みシーズンになると混みそうな予感だったので、その前に! と行ってきました。
テオ・ヤンセンの作品ストランドビーストは、風の力で動く「生き物」です。
プラスチックチューブと結束バンドで作られた骨組みが、有機的に動いて前進します。
モノとしてはシンプルな素材なのに、その形と構造で、生き物にしか見えなくなる不思議。
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恐竜のように進化の経路図があり、作られた年代によって名前がつけられてます。
「命」を現した作品なのです。
すごい。
会場では、実物のストランドビーストと、浜辺で動いている映像、分解されたパーツなどが展示されています。
展示されているビーストの数自体はそれほど多くないのですが、動いている映像を見ているだけでも楽しい。
今回のテオ・ヤンセン展の目玉は、実際にストランドビーストたちが動くところが見られることです。
「リ・アニメーション」と名付けられ、だいたい1時間に1回ずつ、実演されます。
タイムスケジュールなどはこちらに。
[体験]リ・アニメーション タイムスケジュール | 展覧会関連イベント | 熊本市現代美術館 CAMK
オムニア・ヴェーラ・アデュラリの全部で3種類のストランドビーストが動くのを見られます。
さすがに動く源力は海風、というわけにはいかないので、人工的な空気ポンプのようなものを使って動いていました。
ビーストの最大体長は12m。
そのサイズ、動きの迫力に圧倒されます。空気が抜ける音も、まるで生き物の息遣いみたい。
間近に見られて迫力でした。
— つた(つたちこ) (@tsuta) July 17, 2021
SNSで拡散されるのも繁殖活動なんだそうですよ。 pic.twitter.com/L06KRTd4MH
あとは、自分で動かしてみるストランドビーストもありました。
名前は「アニマリス・オルディス」。
この日は平日日中ですいていたせいか、係の方から「やりませんか?」と声をかけられました。
そんな体験できると気づいてなかったので、嬉しかったです。
もちろんやりました!
小型とはいえ、30~40kgくらいあるそうですが、予想より軽く動かすことができました。
おおー、私の力でビーストが動いてるよ!!
間近で足の動きなどが感じられてドキドキしました。
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土日の混雑時には、おそらく行列想定のスペースもあり、貴重な体験だったのかもです。
ずっと見てみたいと思っていたテオ・ヤンセンの作品だったので、念願かなってうれしい。
でも、浜辺で動いている映像がとてもよかったので、人口の空気ではなく海風で動いているところも本物で見てみたいなあ、と贅沢な感想も持ってしまいました。
展示室の外にあるミュージアムショップでは、ストランドビーストの模型が4種類売っていました。
まんまと買って帰りました。笑
4種あったけど、一番「イメージするストランドビースト」に近い、ホーリーナンバーの脚のあるタイプです。
夏休みの工作的な感じで、やってみようかと思ってます。
会期は2021年9月12日まで。
土日や祝日・お盆期間は事前予約が必要だそうです。
熊本市現代美術館は展示以外の活動も面白そうで、近くにあったら通いたい……。
2時間半で行けるから、もっと行ってもいいな。
以前行った展示はこちら。