こんにちは、つたちこです。
今使っているキッチン用品は、独身時代から長らく使っているものが多いです。
なかなか壊れない道具って、買い換え機会がよくわからない……。
でも気になる点は結構あるので、思い切って買い替えてみました。
まずはまな板です。
まな板、壊れない代表格では……?
今メインで使っているのは、白いプラスチック(?)のもの。結構大き目です。
たしかオットが一人暮らし時代に使っていたものではなかろうか。少なくとも10年以上は確実に使ってます。
気になっていた点は、傷と汚れ。
漂白を繰り返しても、完全に白くなることはなくなりました。
使えないことはないですが、そろそろ取り替えごろかなあ、と。
改めてまな板を買おうと思うと、何を買ったらいいものかよくわかりません。
困った時はプロの意見……!
敬愛している料理家、樋口直哉さんのコラムを参考にしました。
詳細は控えますが、とあるまな板がおすすめされていました。
ただ、そのまな板はサイズが大き目で、「私のベスト」にはならなさそう。
なので、私の欲しい条件をピックアップして探すことにしました。
私の事だから、たぶんまた長く使うに違いないので、あまり妥協せずに買いたいです。
- 今のより小さめがいい。取り回しのしやすいものが欲しい
- 色は黒。食材とのコントラストがはっきりして見やすいらしい。今後の目の弱りを想定
- 重さが重すぎないもの
- 厚みがそこそこあるもの。ペラペラのは包丁のあたりが硬くて苦手
- 形はシンプルなもの。飾りや溝とかはいらない
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色々見て回りましたが、サイズ感が一番難しかったです。
今のより小さいのがいいけど、どのくらいの小ささなら「自分にちょうどいい」なのか。
リストアップした候補まな板のサイズを、いらない紙で実寸で作って作業台に置いてみたりしました。
そしてようやく選ばれた「まな板」。
こちらです。
「業務用」とありますが、大きくないです。
今までの我が家のまな板と比べると、ひと回り小さくなった感じ。
厚みは1cmで、今までのとほぼ同じ。十分しっかりしています。
重さは600g。これまでのが950gくらいなので、2/3くらいの重さになってます。ものすごく軽く感じます。
表面は裏と表で、布地模様と木目のような細かいライン模様。食材によって使い分けもできそうですね。
さっそく使ってみました。
「食材のコントラストがはっきり」という点については、白い玉ねぎなどは顕著です。
黒地に白だからあたりまえですが……。
くっきり!
水に触れた部分もくっきりです。白地より水気の有無が目立ちます。
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一方、濃い緑色のものはそこまでコントラストが強くありません。
キュウリは、内側は目立ちますが、皮のほうは結構なじんじゃう。
ピーマンもわりとなじみましたね。
何より感動したのは、軽くて小さくなったことで、取り回しがすごくいいこと。
食材をのせたまま、フライパンなどに移動するのはもちろんですが、まな板の出し入れから、洗って立てかけて、といった一連の動作がとても楽でした。
今までは、いったんまな板を置いたら、調理の最後まで、できる限り洗いたくなかった。
重いし大きいから洗うのが大変だし、洗った後に干すのも場所を取る。
途中で洗わなくていいように、先に全料理の野菜全部切ったあとに肉・魚、みたいにしてました。大した工夫ではないですが。
そうなると、いったんまな板を洗った後に「やっぱりこれも包丁&まな板で切らないとだめだった!」ときのがっかり感といったら。
重いのをまた取り出し、使ったらまた洗いなおさないと。せっかく洗ったのにもう一度やるのか……と、どんよりする気持ちでした。
でもこの軽さ、サイズ感だと、そこまでどんよりしません。
とても身軽になった気持ちがします。
ちょっとまな板小さくするだけで、こんなに気持ちが楽になるんだー! と感動しました。
肝心のサイズ縮小によるカットの影響ですが、今のところそれほど困りませんでした。
小さくなったとはいえ、前のサイズの半分になったわけではなく、普通に野菜などを切る分には問題ありません。
大きな魚をさばく、などは今までもしてなかったし……。
どうしようもないほど困る、みたいなサイズ変更でもないのでたぶん、大丈夫。
というわけで、白いまな板は、「長らくお疲れ様!」と感謝しつつ処分します。
黒いまな板は、これから長い付き合いになると思うので、よろしくよろしく!