こんにちは、つたちこです。
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が素晴らしい1週間でした。
岡山、大阪、京都がつながった。
2月くらいから、孫世代ひなた中心の物語になっていましたが、今週はるい編・安子編のちりばめられた諸々が一気に結びついた感があります。
というか、勝手にくくっていましたが、「るい編」は終わってなかった。
るいが生きている限り、るいの話は続くのだし、るいは、るいの人生の主人公なのだ。
当たり前のことなのだけど、つい「3代目主人公ひなた」中心に考えてしまっていました。
このことは、他の人にも同じように感じました。
罪悪感を持って暮らしてきたであろう、算太。
失踪以来の約40年、ずっと孤独に生きてきたのかな。
どんな気持ちで過ごしてきたんだろう。
幸せを感じたことがあってほしい。
<スポンサーリンク>
そんなことを考えさせられる算太再々登場。
時間からしたらわずかな出番でしかないのに、この鮮やかな印象の残し方はなんなんだ。すごい。
そしてラストダンスは、かわいい妹、自分の最初の観客である「小さな安子」を楽しませるために。うわーん!
雪衣さんも素敵なおばさまに。
ひなた・桃太郎から見たら、お金持ちの上品なおばあ様でしかない、雪衣さん。
勇ちゃんもすっかり、高校野球好きの好々爺になってた。
若いころの葛藤とか、情熱とか、わだかまりとか。
今の姿からは全然想像できないけど、彼女・彼にもそういう時代と気持ちがあったのだ。
私たちはそれを目撃してきている。
今を生きる年齢を重ねた人たちみんな、きっとこうしていろんな気持ちを持って今に至っているのだな、と生々しく感じました。
若い人が主役のドラマで、共演している年を重ねた人のことをこういう風な視点でみられるのは、なかなかない気がする。
これも100年の物語だからこその、他のドラマにはない効果だと思いました。
誰もがみんな、人生いろいろだよ。
そして、稔さん~!!!
まさかの「回想じゃない稔さん」!!
白い詰襟は、海軍将校の制服でしょうか。
るいの横に立った姿、横顔、一度も会えなかった娘への優しい呼びかけ。ぶわっと鳥肌が立ちました。
<スポンサーリンク>
「50年目の終戦日の黙とう」という特別な時間に、るいは形見の辞書と「いつもの神社」でお父さんに会えて、ひなたはおばあちゃんから続く英語につながった。
写真よりも雄弁に語る、ラジオ英会話のテキスト。るいは母との思い出を捨てられなかったのだな……。
そして、ようやく「ラジオ英会話」にもどってくるのかー!
しばらく「カムカム」はラジオから遠ざかってましたが、来週からは、ひなたがラジオで英語を学ぶようになるのかな。
今度こそがんばってほしい。カムカムの赤ちゃんとして。
3代目ひなたもアラサー。
周りの友人も、安子、るいも、結婚・出産と進む人が多い中、そうでない生き方を選ぶのかもしれない。平成の生き方だ。
(いまからヒロインの恋人が出てくる可能性もなくないけども)
そして、るいが、ようやく母に向かい合うことができて、気持ちが動き出した。稔さんの名づけ理由の「世界のどこにでも行ける」がつながった。
こつこつと続けてきた英会話も役に立ちそう。
3世代の物語がぶわっとつながる、すごい週でした。
のこり3週間、見逃せません。
余談になりますが、岡山には何日帰省したのだろう。
桃太郎は高校3年生では? テレビで甲子園見てるけど、練習しなくていいの?(もう引退したのか?)
ひなたも、映画村はお盆休み繁忙期では? こんなにお休みして大丈夫?
とは心配になりましたよ……。