「重版出来!」15巻メモ。新編集長のパワハラに耐える1冊

こんにちは、つたちこです。
「重版出来!」15巻が8月8日に出ました。「重版出来!」は電書で買ってます。

書影:重版出来!15巻表紙

今回はなかなかツライ展開でした。

 

以下ネタバレアリです。

 

15巻のメインは、主人公心の所属する「バイブス」編集部の新編集長 相川さんの登場。
「興都館はじまって以来の出世スピード」の人だそうです。
そして、その行動による影響と退場まで。

相川さんは仕事はできるが、パワハラ上司でした。
どなる、責任転嫁のうそ、目の前で「無能」発言。

いやー、読んでるだけでツライ。

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相川さんを以前から知っている壬生さん、そして心まで、ストレスで円形脱毛症発症。

自分へのパワハラストレスと、作家を「もの」扱いする態度を見ることのストレスとで、ダブル攻撃です。

ここまで徹底的に悪役らしい悪役がでてきたのは、初めてではないでしょうか。
かなり強烈でした。

 

以前、心の担当していた作家をうばった安井さんが、一時悪役的な存在でした。
でも、安井さんは雑誌の存続のための行動であり、編集長も認めていたので、完全な悪役っていうのともちょっと違ったのですよね。
さらにウェブ版雑誌を作るにあたっては、心とも和解、というか認め合う存在になったので、癖はあるけど悪役ではなくなっていました。

まあ、実際の会社ではこういう人いそうだよなあ、いい人ばっかりが揃ってる会社なんてないよね! とも思います。
しかし読み進めるのが大変でした。

 

前編集長の和田さんはタイガース追っかけの、一見変人ぽい印象でしたが、きっちり仕事を任せて、かつ責任も取る、いい上司だったなあ。
大きな企業では社員の異動はあたりまえ、とはいえ、名物編集長がいなくなっちゃうのはさみしい。

 

後半では、相川さんが経理上の不正を働いていることが発覚。
会社を追われるように自主退職し、編集者として独立することを選びます。

「自分は仕事が誰よりもできる人間」「誰よりも給料をもらっていいはず」と思っていたのに、独立したらだれも見向きもしない。

これがまたつらい。
大企業の看板をしょって仕事をしている結果を、自分だけの力だと思っていた、それがわかってしまった、っていう、つらいオチです。
相川さんの正確な年齢はわかりませんが、40代前半? 30代後半?

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こういう話はよく耳にします。
自信は必要ですが、自信過剰にはくれぐれも気をつけたい。

最後には、昔から持っていた時計を見つけたことをきっかけに、改心したのかな? という流れで終わりました。
相川さんの話は16巻まで続くのかな。

 

編集部を嵐のようにかき回した相川さん。
その中で、心が人気作家の担当を任され、でもなかなかうまくいかず苦労するシーンが続きます。

相川さんには非常にストレスを感じながらも、人心掌握術には感心する心。

自分だったら、こんなにパワハラを受けている相手の行動がすべていやになってしまいそうで、全部拒否してしまいそうな気がします。
そんな中でも自分にないところ、足りないところを見習おうと考える心、えらすぎる。

 

話のメインとは関係ないですが、「重版出来!」の中で編集部のみんなが集う小料理屋「重版」。
出てくる料理がいつもおいしそうで、こんなお店が会社のそばにあったら最高だな! と毎回思ってます。
今回出てきたメニューはホタテと三つ葉のマリネ。
おかみも穏やかで、癒されに行きたい。

 

というわけで、パワハラ&ストレスの耐える15巻でした。
次巻は21年3月予定だそうです。
半年後、楽しみに待ちます!

 

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