こんにちは、つたちこです。
新型コロナウイルスの影響で新しいコンテンツが作れないテレビ業界。
再放送が花盛りです。
そんななか、5月からNHKではじまったのが「未来少年コナン」。
1978年に作られたアニメーションです。
なんと42年前。
不朽の名作と言われる作品ですが、見たことなかったのですよ。
未来少年コナン デジタルリマスター版 | NHKアニメワールドより
放映しているのはNHK。放映時間は毎週月曜 午前0時10分(日曜深夜)です。
参考:「未来少年コナン」デジタルリマスター版を総合で放送決定! | NHKアニメワールド
この時間、以前「映像研には手を出すな」をやっていた時間帯ですね。
深夜だし、私はリアルタイムで見逃しがちなので、録画してみてます。
映像はデジタルリマスター版ということで、とてもきれいです。
(上下切って画面比率を合わせているそうです)
子供向け番組ならば夕方とかに放送すればいいのに、と思いましたが、メインターゲットは「昔見ていたオトナ」なのかなあ。
あらすじはこちら。
最終戦争で地球は荒廃し、人類は絶滅の危機に…。
20年後、自然がよみがえってきた世界。のこされ島には、おじいとコナンが2人だけで暮らしていた。
ある日、コナンと同世代の少女ラナが島に流れ着く。他にも人間が生きていることを知って喜ぶコナンだが、科学都市インダストリアの兵士たちがやって来て、ラナはさらわれてしまう。
ラナを助けるため、コナンの大冒険が始まる。
この「最終戦争」、2008年の出来事です。
(第1話の冒頭で言ってました)
1978年放送当時だと、30年後ですね。
当時、冷戦時代だったことも作品に影響がありそう。
うーん。もうその最終戦争時代を超えてしまいました。
で、戦争後さらに20年たった話をやっているということは、2028年。
コナンの年齢が小学生くらいだと考えると、ちょうど今頃生まれたのでは?
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とか考えるとおもしろい。
「AKIRA」の世界に追いついた(2020年に東京オリンピック)みたいなのも少し前に話題になりましたが、コナンも今の時代とかぶっていたのね。
もともと何で「コナン」が気になったかっていうと、先ほど書いた「映像研には手を出すな」で主役の浅草みどり氏がアニメーションにはまったきっかけの作品だったからです。
(「映像研」は2020年1月から3か月間やっていたアニメーションです。)
あの浅草氏が一目でのめり込んだ作品かー。
今更だけどコナンってどんな作品なんだろう? と思っていたところに再放送ですよ。
もともと仕込んでたのか? といいたいくらいのタイミングです。
同じ時間に放映するのも、なんか因果を感じてしまう。
以下、いくつかいまのところの感想です。
・コナンの声が、完全にのび太(旧)
コナン役の声優さん、小原乃梨子さんなのですね。
それすら知らなかったのですが!
もう完全に「のび太」。
声だけ聴いてるとのび太なのに、超しっかりしてる! 頼りになる! 強い!
※調べたら、ドラえもんは1979年からなので、コナンのほうが早いです。
・動きが宮崎駿
演出が宮崎駿なので当たり前なんですが、42年前でも宮崎駿だー、ってなりました。
走り方とか、いきおいとか、飛行機とか。
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・主題歌が昔っぽい
いや、昔なので当たり前なんですけど。
男女でデュエット(?)だし、エンディングも同じ人たちが歌ってる。
あと、エンディングがマイナー調なのもなんか昔っぽい。
(なんか昔のアニメってそういう傾向があった気がする……)
・仲間になるエピソードに時代を感じる
先日、ようやくコナンに仲間が一人できました(ジムシィ)。
このジムシィとのエピソードも昔っぽいっていうか……。
出会いたての最初は、けん制しあってめちゃくちゃけんかして、最終的に大笑いしてお互いに相手が強いのを認め合って仲間になるっていう。
ああ、昭和な感じのエピソードだ! ってなりました。
色々かきましたが、正直まだ「めちゃくちゃおもしろい!」とまで至ってません。
まだ始まったばかり(3話)。全26話、半年間続くようです。
結構先が長いですね。
この先がどうなるか、名作というからには、と、つい期待してしまう。
それでハードル上げてたりして。
以後も楽しみにします。
映像研に出てくる「コナン」はものすごく似てるけど違うものでした…。