似たような明日が毎日来るのは当たり前じゃなかった

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こんにちは、つたちこです。
約10日ぶりのブログ更新です。
予定より休止が長引いてしまってすみません。
今日から復活します。

 

ブログを書くのを10日休んでいる間に、世界ががらりと変わってしまった。
世は緊急事態宣言発令、自粛&自粛、stayhomeであります。
もちろん3月から言われていたけど、その緊迫度が10日で全然違う。

あと、世界も変わったけど自分の感覚もだいぶ変わりました。
3月末までは、危機感を持ちつつもどこかで他人事だったのだ。

他人事というとすごく無責任ですが、なんというか「大変な人たちを支える側」みたいな、一段上から見ている感じでした。
たとえば、好きなお店の支援をしたい、とか、東京に住む家族や友人になんかできないかな、とか。
これは、自分自身は「通常の状態」であるからこそできることです。

もちろんその支えたい気持ちも今でも持っていますが、それまであまり持っていなかった「私自身が感染する、あるいは、すでにしていて(無症状で)他者を感染させたらどうしよう」の気持ちが強くなっています。

 

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緊急事態宣言が出され、もちろん東京が一番大変な状況ですが、福岡県もその範囲に含まれました。
東京ほどではないものの結構な勢いで感染者数が増えています。
内訳は福岡市での感染事例が多いですが、糸島市内でもすでに13名の感染者が出ています(4月12日現在)。

この人口密度の薄い糸島ですら、10名以上の感染者が!

私は基本引きこもっての仕事だし、あんまり他人と接しないし感染機会がそもそもないよね……と思っていたのですが、よく考えるとそこそこの接触はなくはない。

買い物の店内やレジもそうだし、この間は町内会の会合にも参加した。

いつどこでどんな形で「実は私自身が感染者」になっているかわからない。
「実は感染者(無症状)」が、どこかで知らない人にうつしてしまうかもわからない。

そう思ったら、急に胃のあたりがギュッとするような怖さが出てきました。
目に見えないから、ほんとにこわい。

そして私が自分を棚に上げていた3月のころから真剣に怖がっていた人、ほんとうにすみませんでした。
私はどこかで「さすがに、そこまでは大丈夫じゃない?」と考えていたように思います。

 

いま、私にできることといえば、引きこもり。
stayhomeであります。

もともと自宅仕事なので、全く問題なく仕事ができる環境。恵まれているのです。
買い物も最低限。
人と会う予定もゼロ。
散歩は買い物ついでに少々。

手洗いうがいも、以前からしてはいたものの、相当の頻度アップです。

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あとはマスク。
以前は「マスクは感染した人がするべきで、うつされる側の効果は薄い」と聞いて、家にない(買えない)のを理由にしていませんでした。
だって手元にないし、効果薄いらしいし、と。

でも今や自分を含めだれが感染者かわからないので、自宅以外の空間に入るときには簡易的な布マスクをしています。
自己防衛よりは、自分起源の飛沫感染予防です。

とにかく粛々とおとなしくしているのが、唯一自分にできることなのだなあ。

 

この新型コロナウイルスの感染拡大が1か月で急速におさまってすぐに元の生活に戻るとは、正直思えないのだけど、なんとか収まった後のことも考えます。

のど元過ぎれば、で、すぐに元の生活やスタイルに戻るのか。
それともこの「いつでもマスク」「他者との接近・接触が怖い」みたいな感覚がずっと残るのか。

私は鳥頭なので、すぐに忘れて通常営業にもどってしまいそうです。
でもこの状況のことは覚えておきたい。
なので、またブログにも思ったことを書いていこうと思います。

 

Photo by Eduard Militaru on Unsplash

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
ブログ「tsutachi.co」は毎日更新中です。