こんにちは、つたちこです。
大分旅行日記です。
大分には一泊二日で行ったのですが、限られた回数の中でいかに大分名物を食べるかが問題です。
大分で何とか食べたかったものの一つが、関アジ、そして関サバ。
どちらも、大分市佐賀関で水揚げされる魚で、水産品の高級ブランドであります。
伝統的な一本釣りしているそうです。
今まで食べたことがありません。
大分市内、別府市内のお店でももちろん食べられるのですが、結構お高い。
やはり高級ブランド……地元でもいいお値段です。
色々調べたところ、大分市の郊外に「関あじ関さば館」というストレートなネーミングのお店がありました。
道の駅っぽい感じで、地元のものが買えたり、食事ができたりするようです。
ほかのお店より若干お手軽な気もします。
かなり郊外のほうでしたが、足を延ばしてみました。
「関あじ関さば館」があるのは、大分市でもかなり東のほう。
別府湾を囲う半島の先のほうにあります。
大分市の中心部から約30km。車で50分くらい。
雨の中のドライブでした。
海沿いなので、晴れてたらもっと気持ちよかっただろうなあ。
さて、到着したのはもう14時過ぎでした。
レストランがあるのは、建物の2階。
ランチタイムには遅い時間ですが、お店に行ってみると数組のお客さんが座っていました。
窓際の小上がり席(掘りごたつタイプ)に案内されました。
ああ、天気よかったらきっと豊後水道がよく見えるんでしょうね。
晴れたらきれいだろうなー!
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メニューを拝見。
もりもりの海鮮丼が1200円! の破格の値段でありますが、聞いてみるとこれには関あじ、関さばは入っていないそうです。
こちらもとてもコスパがよくておいしいとのうわさ。
でも、やはり高級魚はそこには入ってこないのか。
高い! 高いけど、ここまでせっかく来たから、思い切って頼む!
関あじ御膳 2500円! 関さば御膳2900円! をオーダー。
両方のっているダブル関定食みたいなのがあればいいのにね。
オーダーが入ってからさばいてくれるのか、10分ほど待ちました。
そしてやってきたのがこちら。
ロゴつきでお刺身がやってきた!
こちらが関あじ!
そしてこちらが関さば!
それぞれを半分ずつシェアする作戦です。
部位も背側腹側とありますから、ちゃんとどっちも味わえるように慎重にわけわけ。
よし、いただきます!
わさび醤油をちょっとつけて。
……。
これは……!
歯ごたえ? 弾力!? がすごい!!
「プリプリ」ではちょっと言葉が足りない。ぶりぶり? とにかく歯への反発がすごい。
一見薄切りだったので、すっと口の中で消える感じかと思いきや、存在感のアピールがすごい!
逆に、これ以上厚切りにしたら、ちょっと食べにくくなるくらいかも。
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そして魚の臭み、ゼロ!
全く生臭みがありません。
鯵はもちろん、サバもです。
おいしいサバのお刺身は福岡でも食べますが、それの上位互換という感じ。
え、これサバ!? といいたいくらい、癖がない。
なんだこりゃー。
そしてこの関さば、関あじがおいしいのはもちろんなんですが、小鉢としてついてきた「りゅうきゅう」。
こちらも大分名物なんですが、これがまたおいしい。
こちらは白身魚などのいろんな魚が入っていそうで、醤油とみりん、ごまなどの調味料であらかじめつけてあります。
本場のりゅうきゅう!
これがまたとてもおいしかった。
「小鉢」的についてきましたが、かなりボリュームが多いです。
これをごはんにのせて食べるのが最高。
(りゅうきゅう丼として、メニューにもあります)
りゅうきゅうの薬味は、ワサビではなく柚子胡椒でした。
おいしかったので、今度家でも真似してみよう。
ごちそうさまでした! 贅沢ランチ!
関さばと関味のお刺身、一見それほど多くないように見えて、かなりたっぷりでした。
りゅうきゅうや茶碗蒸しなどもおいしかったので、すっかりおなか一杯に。
しかしなにしろお高いので、もう一度食べるには勇気がいるなあ。
隣のテーブルでは、6人くらいの大勢で別の定食(海鮮丼など)をオーダーしつつ、関サバの姿づくりを一匹頼んでみんなで取り分ける、素敵なランチをしていました。
いいなあ、それ。
ある程度人数がいるなら、そういう頼み方で少しずつ関サバ・関あじを楽しむ方法がよさそう。
真似したい。
あまべの郷 関あじ関さば館
大分県大分市大字白木949
あまべの郷 関あじ関さば館(公式)
関あじ関さば館 – 大分市その他/その他 [食べログ]