こんにちは、つたちこです。
ドラマの「きのう何食べた?」が始まりましたね。
原作まんが愛読者の私も、非常に楽しみに見ました。
ドラマ第1話の内容
ドラマ第1話は、漫画の1巻#1がベースですが、一部別の話が混ざっています。
冒頭にあった離婚した女性の子どもとの面会交渉シーンは、2巻収録の#11の一部。
美容院のシーン(ケンジが女性客にゲイだと伝えるシーン)は、1巻#3の一部です。
スーパーの特売低脂肪乳の話は、5巻の#35がちょっとアレンジされてる感じでしょうか。
うまくまざっていて違和感がなかったです。
ドラマを見た結果。
「原作まんますぎる」「すごい」「よくやった」
と感動しました。
キャラクターはもちろん、セリフからしぐさからほとんど原作のままでした。
(最後のハーゲンダッツシーンは原作になかったシーンですね。あれはあれでとてもよい……)
とてもいい! と思いましたが、今回あえて気になった点を挙げてみました。
原作ファンが重箱のすみっこつつきまくり、ということで。
シロさんの台所がおしゃれすぎる
コンロ側は、機能的にものがおいてあってちゃんと料理する人のキッチン! という印象がするキッチンでした。
ただ、背景側のおしゃれ度がとても高い。
いろんなパスタがガラス瓶に移されてる?
あの合理主義のシロさんがやるかなあ???
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インテリアもライトとかクッションとかがおしゃれで……。
ちょっとおしゃれすぎ! と思いました。
ドラマなのでテレビ映えは必要でしょう。
必要でしょうけども!
ちょっと違和感を抱いてしまったのでありました。
志乃さんが若すぎる
弁護士事務所の事務方、志乃さん。
老け見えで年齢不詳だが実はかなり若い、というのが原作のキャラですが、ドラマではしっかり若者。
志乃さんが事務所に就職したくだりまではやらないのかな?
ああ、でも服装は、ちょっとぶかぶかだったりしているのが「(節約のため)お母さんの服を借りて着ている」感があるかも……。
阿佐ヶ谷の商店街に人が少なすぎる
シロさんが住むのは、原作では東京・阿佐ヶ谷設定。
十数年前に、数年間阿佐ヶ谷住人であった私であります。
最後の商店街シーン、あれは別の場所で撮影されているような気がします(違うかな……)。
イメージはパールセンター(阿佐ヶ谷の一番大きい商店街)だと思うのですが。
仕事帰り=平日夜(おそらく19時前後)のパールセンターにしては人が少なすぎるでしょう。
(2019年現在の阿佐ヶ谷はちょっとわからないですが、結構にぎわっているはず!)
お店もシャッターが下りているところばかりで、ちょっと寂しい。
夜中に撮影したとかでやむを得ないのかな……。
最後にレシピコーナーがほしい!
原作では、各話の終わりに、よしなが先生のひとことレシピみたいなページがあります。
今回、リアルでシロさんが作ってるの見て、「おいしそう!」「食べたい!」となる人続出に違いない(というか私がなった)。
ぜひドラマのほうでも予告編前後とかに「今回のレシピ」をさくっと掲載してほしい。
舞茸と鮭とごぼうの炊き込みごはん、ケンジがおかわりしたかったくらいおいしいご飯、食べたいですよね!
まあ、原作みれば大体わかるんですけど、ドラマだけの人もいるはず。
そういう人に、親切にしたらいいんじゃないでしょうか!
……と思っていたら、こんな本が出るそうです。
そうきたか!
そのほか。
調理シーンは別の人が作ってるのかな。
シロさんの顔と手元が交互に写されて、顔つきの調理シーンがないのですよね。
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あとケンジが食事中に肘をテーブルについてるのがちょっと気になる…。
脇を締めてるのはいいんだけど!
これは斬新な点として。
あまったご飯をラップでくるんで冷凍するというシーンが、しっかりドラマに映るのもなんか新鮮。
日常当たり前にやってることだけど、なかなかドラマには出ないですよね。
きっちりと生活している感がでて、よかったです。
以上、重箱の隅をつつきたい原作ファンでした。
つついてみたものの、全体としてとても満足度が高くて、引き続きとても楽しみです。
第2話で登場する富永さん(夫)が、まんがに生き写し!!!
ワクワクしながら来週を待ちます。
これから約3か月は「いだてん」に加えてドラマの楽しみが増えました。うれしい。
第1話の見逃し配信はこちら(2019年4月12日まで)。
原作も、12年経った今見ても全然古く感じないのがすごい!
(携帯電話はガラケーだけど!)
まんが再現めしもいくつかやってます!