今宿納涼花火大会に行ってきた。「地元花火大会」の身軽さに東京との違いをしみじみ感じる

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こんにちは、つたちこです。
夏といえば、花火大会の季節。
福岡市近郊でも大型の花火大会がいくつもあります。

去年は、そんな大きめの花火大会(有料席があるタイプの)に行ったりしましたが、今年はノープランでした。

Twitterを流れてくる情報の中で、今宿(福岡市西区)の花火大会があると見かけました。
日程は8月9日20時から。
夕方打ち合わせ予定がありましたが、20時なら全然行ける。

というわけで、今宿の花火大会に行ってきました。

公式情報はこちら。

http://www.imajyuku.com/archives/8130

福岡(九州)の花火イベント時の混雑状況

ここで福岡(というか九州?)の花火大会についてなんですが、昨年行ったときは「東京感覚」だったのです。
東京感覚での花火大会参加、というとこんな感じです。

 

まだ夕方も早めの時間に現地に行って、場所取りして、明るくて暑い中じっと時間をつぶしながら待って、ようやく日が暮れて花火が始まる。
終わった後の帰りも劇混みで、帰り道の渋滞はもちろん、駅も人がいっぱい、電車に乗るのも一苦労。お茶したくても周りの店は満席。
半日がかりで、帰るとぐったり。

……みたいな。

 

花火大会=相当の気合を入れていくイベント、という感覚でした。

それを覆されたのが昨年のこと。

 

「まだまだ暑い中、念のため早めに場所取りいったら、自分たちしかいなかった」、みたいな空き具合とか。
帰りも渋滞覚悟でいたのに、駐車場出たら全然普通に走れる、とか。

 

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いや、普段に比べたらもちろん混んでますよ。
でも東京間隔だと、「え、こんなもんなの……?」と拍子抜けしてしまう。

九州が、という話ではなく、「東京」だけが特別混雑がすごいのかもしれない。
でも、それしか知らなかった自分としては衝撃的なことでした。

今宿納涼花火大会の混雑状況

1年経って、だいぶこの「イベント時でもこのくらいの混雑よね」感覚に慣れてきてしまいました。

今回の今宿納涼花火大会は花火数2000発だそう。
それほど大型の大会でもなし、ぎりぎりに行けばなんとかなるだろう、と思って、19時40分くらいに現地最寄り駅のJR今宿駅につきました。

さすがに駅は、結構混雑していました。
1か所しかない改札を出るのに、行列ができている!

 

さすがに開始20分前到着っていうのは、いくら地元開催の花火大会とはいえ、なめてたかしら。

と、一瞬反省。
……とはいえ、例の「東京感覚」でいうと「混んではいるものの、まあこんなもんか……」とも思います。

 

駅を出た後の道路も、混雑していて自分のペースでは歩けません。
警備員さんも出ています。
さすが花火大会! このくらいは混んでないと!笑

メイン会場は「長垂海浜公園」だそうです。
今宿駅から徒歩5分。

今宿花火大会は、海上から上がるらしく、海岸沿いならわりとどこからでもよく見えるんだそう。

私たちが到着したのは、本会場と思われる「長垂海浜公園」よりもう少し西よりの海岸。
海沿いの細い通路の脇はすぐ砂浜になっていて、それほど広くない浜辺に波が打ち寄せています。

既に日が暮れて薄暗くなっているのですが、この通路脇の壁(コンクリートの腰くらいの高さ)に座る人、その先の砂浜に座っている人が大勢います。

到着したころは、まだ夕暮れの名残が残る感じ。

砂浜の上は、ぎっしりという詰まり具合ではなく、それぞれのレジャーシートごとの間隔も結構ひろめ。
大きなレジャーシートを広げるのは厳しいですが、「2人座る分くらいならすぐに場所が確保できる」くらいの混み具合です。

というわけで、壁を乗り越えて砂浜に降り、携帯用座布団を砂浜に敷いて、スタンバイOK。

20分前に駅到着でも、場所確保できました。

本会場の「長垂海浜公園」には行かなかったので、そちらの様子はわからないですが、「花火がよく見える沿岸」であればぎりぎり到着でも全然大丈夫でした。

祭りといえば、屋台は……?

おなかを空かせてきた私たち。
「祭り」なら屋台くらい出てるだろう、と思ってきました。

あることはあったのですが……。
数が少ない!

「長垂海浜公園」はもっとにぎやかなのかもしれませんが、少し離れたところだったせいか、近くにはフライドポテトとフライドチキンの店(結構行列)、飲み物中心でから揚げ串だけあるお店、焼き鳥のお店(行列)、くらいしかありませんでした。

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うーん。
とりあえず、すぐに買えそうだった飲み物中心の店で、ビールとから揚げ串を買って、花火を見ることにしました。

近所のカフェが出店している屋台っぽい。そばではレゲエバンドの演奏もしてました。

この日に屋台で買ったのは、これだけ。
ちょっと寂しいけど、まあしかたない。

公園のほうはもっといろんな屋台があったのかもしれませんね。

肝心の花火は!

20時ちょうどに、花火がスタート。
海の上から上がるので、浜辺で座ってみましたが、とてもよく見えます!
今年の初花火。

カラフルな花火たち!

派手な演出などはありませんが、連発する花火や、大きな尺玉花火などを満喫できました。
打ち上げ場所が近いので、身体に伝わる音も迫力があります。

すぐそばに打ち寄せる、波の音を聞きながら見る花火もよいですねー。
海風も適度に吹いて、涼しくて心地よい。

ハートやら★やらの花火もありました(撮れてない…」

最後は大きめの花火が連続であがり、フィナーレ!
終了したのは20時40分。
あっという間の花火ショーでした。

フィナーレはどどどっとたくさん花火があがりました!

帰り道の混雑具合

花火がおわった後の混雑。これが一番懸念といえば懸念。
さすがに最寄りの今宿駅はみんなが押し寄せそう。
ホームが1つしかない(上り下りが同じホーム)に加え、電車は15分に1本なので、人があふれそうです。

なので、ここはもう歩いてしまえー、と唐津街道沿いを歩いて帰ります。
普段走っていることを考えれば、まあ、歩ける距離です。靴もスニーカーを履いてきました。

同じことを考える人も多そうでしたが、近所の人も多いのでしょう。
最初は歩道に大勢いましたが、角があるたびに減っていき、あっという間にガラガラに。

 

ちなみに、私とオットは途中でおなかが空いてしまったので、街道沿いのファミレスに飛び込んで追加ビールと夕食をとりました。
お店はガラガラでした。
食べ終わって外に出たら、もうすっかり通常モードで、花火がえりっぽい人もいませんでした。

すっかり空いた道路沿いを、ほろよいで、コンビニでアイスを買って食べながらダラダラ歩いて帰りました。
夏っぽいイベント満喫したー!

 

家を出て30分程度で会場までついちゃうし、打ち上げ時間ぎりぎりに行っても座る場所が残ってるし、目の前で花火を見られて、帰るのも苦にならない。
地元花火大会、最高だ。

あと、小さめの花火大会(町内会開催レベル)がぽろぽろとあるのですよね。
それもこちらに来て「すごい」と思ったことの一つでした。

 

東京の時は「花火大会は楽しいけど、人込みがちょっとおっくう」と思ってましたが、こんなカジュアルに行けるなら、また行こう、という気になります。
まだいくつかご近所花火大会の予定があるので、そちらも楽しみです。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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