こんにちは、つたちこです。
糸島に住んで1年2か月。
虫という虫、全般が苦手な我々夫婦も、だいぶ虫の存在に慣れてきました。
苦手は苦手なんですけども、家の中に出現しても
「ぎゃー! でたー!」
ではなく
「ああ、また……。確保せねば……」
という感じになったというレベルの「慣れ」です。
普通の虫なら、まだそれでなんとかなるんですが、やっぱり一番苦手な奴、足が八本で糸を出すやつはいまだに超苦手のままです。
(名称を書くのも不快のため、以下「ヤツ」とよびます)
それでも「世間では益虫といわれてるし! 家に虫が入ってこないようにしてるかも!」と以前に比べたらだいぶ余裕のある態度をとるようにしています。
どのくらい余裕ある態度かというと、北側の窓に小さいヤツが常駐している(夜になると現れる)のを黙認する程度の余裕っぷりです。
この私が! ヤツの存在を黙認! すごい進歩なんですよ、これは!
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で、今朝のことです。
この数日大雨が続いていましたが、今日は雨も止んで一安心。
部屋や窓を掃除し、そろそろ掃除おしまいにするかなー。というタイミングでオットの悲鳴が玄関から聞こえてきました。
なんだ!? と見に行くと、なんと玄関でヤツが宙に浮いています。
ぎゃー!! どこから入ってきたんだ!!!!
天井から糸でぶら下がっている……?!
我々からすると、かなり大きめサイズ。
オット曰く、あまり見たことのない色のヤツだそうです。
(じっくり見るのが嫌なので私は遠巻き)
とりあえず、確保にあたり、玄関に散らかっていた靴を退避させようと動かしたら、ヤツがささっと動きました。
わー! 靴と連動してる!!
ということは、天井から1本でぶら下がってるんじゃなくて、すでにいろんなところに糸を張ってる……?!
暗くて見えないので、あわてて霧吹きを持ってきて、水をふりかけました。
糸に細かい水滴がついて、場所を主張。
めちゃめちゃ立派な巣が、細かくはりめぐらされてるーー!!
いつから!?
こんなところに巣をはっても、かかるのは我々くらいだというのに!
直接巣を触るのもいやなので、割り箸で糸を巻き取りながら巣を壊し、ヤツをはしっこに追いやり、そこからガラス瓶に何とか確保し、外に逃がす、というミッションを完了。
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一文にまとめてしまいましたが、完了したころには冷や汗だらだらで「もうライフはゼロよ」という感じでした。
しかしどんな時でも、基本殺生せずに捕まえて外に逃がすオット氏。
えらいなー。
(遠巻きに見ながら)
最近では「もうだいぶ虫にも慣れたもんだ」と鼻息を荒くしておりましたが、そんな我々をあざ笑うかのようなヤツの仕打ち。
たった1日玄関を出入りしなかっただけで、あんな立派な巣をつくられてしまうというのがかなりショックでした。
いくら益虫とはいえ、玄関はやめて……ていうか家の中はやめて……。
今後は、玄関を出入りするにも、いちいちビビりながら確認することになりそうです。憂鬱。