経験はいつもあとから役に立つ

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こんにちは、つたちこです。
自宅でちょっとした撮影をしています。

物撮りはだいぶ慣れてきたのですが、今回挑戦したのは料理写真でした。
料理写真はその道の専門家がいるくらい、とても難易度が高いです。

温かいものは温かそうに。冷たいものはひんやり感が伝わるように。
いかにおいしそうに写すか。
そこにものすごいテクニックがあります。

写真:料理写真撮影イメージ
Photo by Encal Media on Unsplash

私は会社員のときに、かなり広範囲の仕事をやらせてもらってました。

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人数が少ない会社だったので、一人がいろんなことをやらなければまわらなかった、というのが実情ですが、おかげでデザインと実装以外のことは、自分でやらざるを得ませんでした。

撮影が発生する仕事も何度も立ち会いました。
レシピページの仕事も大量にやったので、半年に1回位の頻度で3日連続で撮影仕事。
プロの料理をつくる人のそばに立ち、進行管理、材料やレシピのチェック、撮った写真の確認、なんて仕事を数年やってました。

おかげで、自分で調理や撮影はしないものの、プロが作るのを目の前で見て、テーブルスタイリングをするのを見て、カメラマンさんがどんなふうに撮影するかを見て、という機会を得られました。
(その割には普段の盛り付けや写真は雑ですけど!)

今回、自分で挑戦した料理写真。
当時のことを思い出しました。

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サラダのような葉物は先に氷水にさらして、ぎりぎりまでパリッとさせる。
撮影前にはおよそのレイアウトを決めておいて、出来上がりをイメージ。
あとは出来上がったものを乗せるだけにしておく。

料理ができたら、速攻かつ丁寧に盛り付けて、撮影場所へ持って行く。
冷めないうちに、スピード勝負で撮影。

などなど。
もちろん、プロが撮るようにはいきませんが、それでもこれらのノウハウを知らないでやるのとは大きな差が出そう。

あのころに経験したことが今になって役に立ってるの、まじでありがたいな、と思ったのでした。
個人事業主になってから、そこまで大型の撮影案件の立ち会いなんてないですもんね。(スナップ撮影くらいはありますが)
やっぱり「会社」という看板をしょって働いてたから与えられた仕事だった、と思うのでした。

あのころ日々の仕事の多さに忙殺されて「なんでここまで私がやらなきゃいかんのだ!」と泣きたくなることも多々ありましたが、なんでもやっておくもんだなあ。得難い経験でした。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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